140文字で書けることを1500文字にできる能力者
私はそう紹介された。
無意味に意義を感じていきたいと思ってずっと生きてきた。無意味なことはなんて意味があるんだろう。かっこいいことはなんてかっこわるいんだろう。一人だけ昭和生まれだのバイブスがアレだの言われ続け、本田工務店のテーマで踊り続けていた。
ドヤ顔の髭ヅラはどこまでも私が好きなようで、何故こんなところにまで私を呼んだのだ、などと思いながらもしっかり楽しんだ。相変わらずチェリストらは酒豪ぶりを発揮していたし、初めて会ったのに初めてな感じがしない人ばかりで最高だった。みんなインスタで繋がってんな。
6時まで遊んで11時半に起床し、サイコーに二日酔いだぜとか言いながらラーメン食って迎えた昼下がりとは思えないほどである。
私は差し入れに持っていった350mlビール6缶のうち5本を飲んで意気揚々と髭面野郎と某ビール屋にEnjoy Byを買いに行こうとしたが、「今日あそこ休みですよ」という神のお告げにより私は池尻JCTを南に超えず済んだのである。
そんなわけで私は帰宅し、気絶をキメた。数時間前の戯れを私は思い出しながら、胃の中に溜まったコメを反芻する思いであった。
こ、こ、
これは!?!?!?!?!?
前日、某ギタリストから送られてきた行列の様子はとんでもないものだった…が、この日は着いてみれば常に10人程度を維持するレベル。
これくらいの並びがずっと続くのが店にとっても我々限定コ◯キにとっても都合がいいわね。
一口すすってみれば完全に俺が好きなブツ!!富山ブラックインスパイアとか言いながらこれ旭川じゃ…美味すぎるぜ…
麺ずるっとやれば最早完璧。つま先ビンビンくる塩分で食うここんちの中太麺マジで最高だわ。
味噌専門店と名乗っておきながらもここまで醤油の完成度を高めてくるとは…
2年前に初めて楓で食った醤油を忘れられない俺はやっぱここでの醤油がたまらなく楽しみになる。
細かいブタでご飯食えばもう完全に止まらず。西側おかずラーメン最優秀賞作品は俺のお米をどんどん減らしていき、私はケツのポッケに忍ばせておいた100円玉を差し出した。
用意周到に100円を持っていた私は明らかに確信犯。
それを見た店主は「塩分足りてる?」などと供述しており、私は思わず「無罪」の判決を下したのである。
後生大事にとっておいた味玉とブタ…サイコーに美味かったな。
最後の最後までおかず麺を堪能した…
大満足完食当然ながら完飲…無理でした!フィニッシュムーブ深々と会釈して退店!!
野方から神泉というサイコーに交通の便の悪いルートを歩みながら私は、口に残る塩分を反芻した…
帰り際の店主の悪魔スマイルが忘れられなかった。いつもいろいろありがとうございます!