2017年2月9日(木)
なんのきっかけがあって性の目覚めを感じ取ったか
覚えていらっしゃいますか。
だいたいみなさんもなんらかのきっかけを持っていると思います。たとえば、なんかの拍子に擦れたりとか、親のエロ本を見たりとかで覚醒する己のエロティシズムをその後はさぞかし大事に生きてきたことでしょう。
かくいう小生の覚醒機は小学生の頃、マレーシアにあるリゾートホテルのプールで見たトップレスの美人お姉さん。
パイオツカイデーではないにしろ、その官能的なお乳の形に小学生ながら額がピキーン!見える、見えるぞ…乳輪の大きさが!!
などとふざけるようになり、そこからの人生を棒に振るうことになりました。
それに匹敵する覚醒を!今日!!なんでか知らないけど小生は感じ取ることになったのであります!!!いや、知らないなんて言わないから、、、そうです小生は家系ラーメンというものがただいたずらに脂っこくただいたずらにしょっぱいものだとずっと勘違いしていた。沖縄にあった某店があんまりだったためである。吉祥寺に同系列店があるとか口が裂けても言えない
だが、最近は洞くつ家によって少しずつ、この己の偏見が覆されていた。
それがだ
宝を探してこんなところまでよく来たもんだ。
今まで通りの家系なんだろうなと、贅沢にぶち込んだトッピングの横、チャーシューの真上からレンゲを入れてスープを啜った瞬間にまばゆい光がパアアアアア(マ神)と音を立てて眼前に広がった(オクレ兄さん!)
俺は…世界を知らなかった。
ふくよかな胸の膨らみをガシッと鷲掴みするような、いや、されるような感覚で嗅覚と味覚が奪われた。
ま、まて、、、なんなのこの味…そう思いつつも俺の中の別の俺が瞬時にチャーシューを2枚と海苔3枚、そして味玉をライスの上に盛り、横でツレがニヤニヤするなか俺は井上陽水のような笑みを浮かべてくぱぁした。
もう美味さ自体もたまらねえ出来…ひたすら興奮し続けていた俺が居た。
丼に戻る。さっきの味の謎だ。まさかチャーシューか?そう思い、この時点でやっと麺を啜って見た。
ああ、明らかにうまい。醤油が強くて鶏油もうっすら。全部普通で頼んだのにこのバランスか!と唸りたくなる出来。だがチャーシューを汁に漬け込んで麺と食うと、東京やそこらで食えるものとは完全に別物。
美味すぎるじゃんね…
一度ライスに避難させていたチャーシューをスープに戻し、別のチャーシューをご飯にのせて食った瞬間、たった一枚のチャーシューのせいで米が1/3になってしまった。
あ?2/3どこ?思わず自分で探してしまう始末。コメ、、、もう一枚、小さめのチャーシューと海苔1枚で米が完全になくなり、俺は泣いた。
底からすくい出す麺がどんどん醤油色に染まっていった。
ニンニクをぶっかけ刻みの生姜も合わせて食うとマジで美味い…こんなに美味いもの、食ってよかったのか…
喉が渇いたなと席を立ち、水を汲みにいったらなぜか手に食券が。
「ライス」と書いてある。
仕方ねえな、神よ。感謝してやる。
俺の財布から50円がなくなっていたことなんか気にもとめず、
俺は2杯目のライスを左手に、端にはチャーシューと麺を挟んで食らった。
当然ながらKKブチかましフィニッシュムーブワンオペの店員さんに軽く会釈して退店。
知らない世界、ことに、過激な世界。
これについては知らない方が良かったのだ。
俺は無知のまま死んでいきたかった。
性の喜びを知りやがって!!!!!
ああああああもう食いてええええええ!