2017年4月28日(金)
2013年の初夏。
沖縄で初夏とか…って思うかもしれないが正確に言えばまぁ梅雨明けの頃だ。
今となっては東京に遊びに来るたびに二郎を食っている後輩が僕に言った。
「那覇に二郎できたってよ」
俺はそんなものを信じるほどピュアじゃなかった。その昔にだいじろうとかいう店で食ったアレは二郎じゃないと感覚ですぐにわかったからだ。
2009年頃からネットで散々情報を得ながら、何度か東京で二郎に訪問する機会を得たが、松戸でフラれたり本店のお盆休業とかに当たりまくって結局二郎を食う機会をことごとく逃していた。今思えばあの頃の松戸は赤羽店.店主だったのか…赤羽店.も結局閉店しちまったしな。
で
沖縄そば二郎に行って素人ながらにコールした。出てきたものを見てすぐにわかった。
これは二郎に限りなく近いものなのだ。
沖縄ではよくヨモギを食べるのだが、「ヨモギ」というトッピングはヨモギではなく豚がメインだった。今考えると不思議で仕方ないこの感じが最高によかったのである。
俺はその後、店名がすばじらぁに変わってからも週2、3で通った。2013年の大晦日、俺は生麺をもらって帰るくらいに店長さんに認識されてしまったのである。
当時はまだそんなにたくさんの量も食べられなかった。
珍しく大ラーメンの食券を買ったときには小ラーメンの丼が出てきて「あっ………いっつも小だから間違えました…」と店長さんに100円を渡されて平謝りされたことすらある。
一人で行ってもだいたいバンドマンの誰かか、会社の同僚に会う。そんな店を俺は愛し続けた。
今はいったん休業し、場所を変え、
一時的にこの店で、「ラーメン 中」通称"American Feeling"というメニューとして出されている。
2017年4月末。
ニート期間を使用して俺はこれを食いに帰ってきたのだ。
こ、これは、、、、、、、、、、
やはり以前とは丼が違うだけあって、ビジュアルが違う。
豚もなんか異常なほど美味しそうなところがたくさん出てきた。AZMS!!
この、味の付いたアブラ…やっぱり…
東京での2年半以上積んだ経験が俺に言っている。。。これ、スープも二郎インスパイアじゃない…
富士丸インスパイアの味だ!!!!
そしてここの店はなんかどっかのインスパイアらしいな。俺よくわかんないけどとりあえずこの世界一うまいオリオンビールを飲んだら電気が走った。
そしてこの辛い餡を食べたら牧志公設市場が爆発しそうだった。
ああん、これ、フュージョンってやつなんですかね?
アブラぶっこんで食ったら甘みと辛味でやられて本気で昇天しそうだった。
こんなんありかよ!!
やりたい放題じゃねえかこの店…沖縄にあるのがもったいないよ!
というわけで完食フィニッシュムーブ軽く会釈して退店。
感動の一杯だった…2年半の時が完全に凍りついてバリンと割れた。
その後ミックスバーとかに行ってアホみたいに呑んだら結局1時間くらいしか寝なかった。
翌日は辛いので決まりだ。そう決めていたんだ。