らーめん飛粋 『チャーシューめん(モモ肉)中盛 ライス』
親戚関連のイベントが続き、どうにも帰省している感覚がいまだに抜けない。
部屋のクソ寒さのみが解消されたわけではあるか、これで雪など降って仕舞えば私の気持ちは完全に引っ張られて終わる。
首都圏に山岡家がなくて本当に良かったと思う。
ホームシックに効く薬というものがあり、それは「家」がつく食べ物であるとブラジルに住むおじさんから教わった。そのことがずっと頭にこびりついており、私は本日、用事を済ませた後に某美容師(自分の店でDJイベントとかやっちゃう素敵な人)を召喚し、あんたちょっとがんこばっか食ってんじゃないよ!とオケツを引っ叩いた。
と思ったら私より先に蒲田で待機しているおじさんと化していた。アルコールによりすでに目の周りを真っ赤にしていた。
気持ちの折れそうな会合を終えたのち、私はこの兄さんとの出会いに泣きそうになったのはここだけの話である。
して!私が食いたかったのは兼ねてから美味いと噂のハウス系に突入することは昨晩からの楽しみであった。
到着してみれば冬休み中に登校して勉強していると思われる高校生が並びまくっているという異常事態。いいもん食ってんなこいつら…とかそういう会話をしながら待っていればワンオペなのに10人弱も30分で流してしまうこの店の底力を見ることもできたと感じる。
こ、
こ、
これは!?
いやー、噂に違わぬこの見た目の美しさ…直前までモモとバラで迷ったが、クンチャーならモモだろと勝手に決め込んだのは後々正解だったと思わされるブツだった。
スープ一口…うむ…美味い。
カタメにした麺をズルっとな…間違いない。
期待度の高い店に来ればそのイメージに勝てないこともあるが、これは完全勝利だ…
チャーシュー下の麺を引っ張り出せば嗚呼!俺これが食いたかったんだ!!この燻製感の移ったプースーを俺、都内で食いたかったんだよね!!蒲田だけど。
当然オンザライスブチカマしつつその醤油感が高まったスープを堪能した…ゆっくりじっくり食ってたら横のおじさんが「早え…」とか言ってたがまあブレの範疇。
サクッと完食当然KKブチカマしフィニッシュムーブ深々と会釈して退店!!
こりゃバラも試しに行かなきゃダメだな…
しかし…遠い…
ちなみに店内BGMはルーツレゲエだった