analog. 『アナログリィィィィンカレー 350 野菜増し』
「ハイネケンは瓶が緑だから野菜」
そう言い放った人が昔、居た。
至言である。カロリーゼロ理論が世間で白熱する前からそんなことを言っていた。もしかするとこの書き出しは20回目くらいかもしれない。
じゃあ何だって野菜なのかと。それは多分違うはずだ。ハートランドもおそらく野菜だが、それ以外なものはどうかと思う。
おそらくビールには大量の糖質が含まれており、その成分バランスを考えるとあれは野菜だ、ということを主張しているような気がする。
久々に青汁なんかを飲んでいるわけだ。俺も。このままだと死ぬからね。
まぁ死んでもいいんだけど、タイミングと死に場所と死に方は選びたい。それ考えると死ぬのは怖いし、もう死んでしまいたい、という疲れからは回復したなと実感をしている。
青汁以外にも普段家で飲むのはホットの紅茶、カモミールティーにミントティー。部屋からはニンニクの香りが消え、ダブルアップルの甘い香りと若干のスパイス臭が漂うようになった。あとはドライフラワーでも飾れば最高だな、なんて思っているわけだ。
レベル1 チンピラ が レベル99 極道・組長になるためにはどう生きればいいか。
それを課題としてここ数日ずっと考えてきた。どうすればオースティンを助けられるか考えてきた。
何故かトランプ推しのネトウヨ軍団を見て辟易するのは俺達だけか。お前ら、右翼やるなら反米でいろという気持ちしか湧いてこない。あ?トランプだったら勝てたとか言うんか?
高須のジジイの予言はすべて外れるフラグのようなものになっているのが面白い。これこそこの世界における真理かもしれない。馬鹿にされて騙される連中はいつも真っ先に声をあげる。
プロレスラーにどうでもいいリプ送っているアカウント選手権でもやりますか!?
俺は野菜不足によって心の平穏すらも失っているような、そんな自覚症状すらも認めざるを得ないのだ。制御不能な人間でいたくはなかった。どっちかといえば俺はGARLIC CLUBと書かれたTシャツが着たいくらいのBC派だから。
野生の成す術なのか。子どもたちは往来にて石・どんぐりを持ち帰ってはためていく。
無能の人は心の中に住んでいる。そんな気持ちすら起こさせる。
川がある公園を歩いてみる。その水の柔らかさを感じられるようになったのは、水風呂を楽しむ境地に至ったせいか。
石が水に洗われて形を丸くしていくのは、流れに逆らうことが出来ないからか。
俺はいびつなままの人間でいたいんだ。只野仁も疑い得ぬモノは自分の存在だけって言っていた。
俺は俺を裏切らないためには、この選択肢しかなかったのだ。
こ、こ、これは!?!?!?
やはり予想通りの様相。見た目から漂う大自然。お気づきだろうか。着皿したブツはまさに森。
顔を近づけ香りを嗅げば森林浴。
盗作じゃねえ。パクリだ。
パクリとやれば嗚呼…今日も甘くてしょっぱくて美味しい!!これこそが俺の求める真の境地よ。
しかしながら家カレーレベルの粘度と濃厚さを持ったグリーンカレーってあんまりないのではないだろうか。
野菜増しにすればなんか全体的に具が増えて最高。
堪能した。
サクッと完食軽く会釈して退店。
野菜を食って健康になった。
とか書いてるからTwitterでいじられるんだよななんて思いながら、ふと物思いに耽っていた。
ホワイトストライプスの流れるカレー屋は最高だ。