異世界転生したい人生だった
いつだって俺はそう思っている。
異世界転生ものについて語り始めると異世界転生警察さんが飛んでくるのであまり迂闊なことを言えないのだけども、俺はいくつかのケースを考えて異世界転生プランをぶち上げていきたいと思うのが今日の目的である。
・転生したら猫だった
ありがち。外から猫の鳴き声が聞こえたから上げてみた。
・転生したら勇者だった
Teppeiなんとかさんに見ろ見ろと言われて渋々見たら面白かった。
・転生したらスライムだった
読んでない。
・宮本武蔵に切られたと思ったら転生して別世界に行った
烈海王なら一向に構わんッッ!!
異世界への転生は、要するに「異世界」への「転生」だ。異世界へ行く、という一つのテーマがある。自分がもともといる世界とは別の世界に行くということが大前提となる。
そして、転生だ。転生したら◯◯だった、ということになれば、自分は全く別の存在へ変貌するわけだが、異世界に自分のまま転生するケースもある。自分という存在の意義が別世界に行ってどのように意味づけされるのか。
アイデンティティは崩壊しうるのか。
しかし
烈海王の!右足は!!治ってるんでしょうか!!
ピクルに食わせた肩の肉も!!再生しているのでしょうか!!!!
そもそもの話!!俺らをキュンキュンさせてきたあの烈海王の優しさは!!
4002年目はどの世界でスタートし、
どのような歴史を刻んでいくのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!
また1日キャプション書きと文筆業から離れていたせいで、こんなにもどうでもいいことを書きまくるしかなくなった俺なのだけど。
北斗の拳のソシャゲは決してダウンロードしようとしなかったし、バキ道の新刊が待ち遠しいし、数人で車に乗ったら刃牙の話に制圧される性を、我々は失わずに生きていきたいと思っております。
俺が転生をしたとしても、ラーメンのない世界に生きていくことができるだろうか。
そもそも人間として転生するだろうか。俺は煮込まれる側の鶏かブタになる可能性も捨てきれないのだ。
ラーメンが高級食になり、恵まれない貧しい子どもに生まれ変わった場合、俺はラーメンに人生の勝利を見出すのか。
想像するだけでゾクゾクするが、ぶっちゃけ今の人生をどう変えるかってことの妄想のほうが楽しいだろ。俺バカなのかな。早くアクションすりゃいいのにな。
ただ、転生しても俺はそこに荻窪が在ってほしい。
より強く、そう思わせてくれたひとときの想い出をここに刻もう。
こ、
こ、これは!?!?!?
恥ずかしい話をするが、これは俺のヴァージンストーリーなのだ。
初めてだから並び方もわからないし、裏口から入る、みたいな怪情報もあるしでやたらとドキドキしていた。
まぁでもなんだかんだ並び3。しかも割とすんなり入店して楽勝な気持ちで入店後、30分待った。
まずは素の麺にチャーシューを併せてズルっとやれば嗚呼…なん…なん…だ…新しい扉開けたなこれ。
俺胡椒大好きかもしれん。
目白ほど甘さはない。が、醤油強めのチューニングにこの麺、そして絡みつく胡椒。最高か。
つけ汁ドボンすればもう完璧だ。
なんだよ…麺もっと食いたかったな…特盛できねえのかな。
他のお客さんの見よう見まねでスープ割お願いして飲めば…胡椒大好きということしか頭に浮かばなくなった。
想像以上に罪深い店だ。やはり歴史のスタート地点は違うな。
サクッと完食お会計軽く会釈して退店。
目白を愛してきた俺は、荻窪に住む俺に転生した。
てか荻窪…もっと開拓が必要だわ。
つぎ丸信行こ。