世の中の真理を覗き込む
それこそが哲学への目覚めである。
生きていく中で我々は懐疑しながら生きている。
それは生きとし生けるものを取り巻く世の中の摂理であったり、生きる意味であったり、世の中の構造についてであったり.
砂糖はなぜ甘いのか、塩はなぜ辛いのか、人はなぜクソみたいな政権から逃れることを夢見ないのか。
哲学には108の議題があり、言うならば仏教もインド哲学を起源とし、生きることにもがき苦しんだ王子ブッダの修行による境地となる。
ヒトは自我を持ち、より文明的な営みを送るようになった代償として苦しみを覚えることとなった。因果なものだと感じる。
とか言いながらもくだらない悩みに苛まれるのもまた、ヒトである。
社会を形成した我々は、生き様に傾向を持ち、地球というキャンパスに複雑な模様を彩っている。
ファッションにしても老若男女様々であり、個性が発揮され、視覚を刺激する。五感に於いて人間がどうしても閉じることができないのは聴覚だが、受信するスピードが最も早いのはどう考えても光、そう、視覚である。
そうであるからにして私は、街を歩いていてもすぐに情報が手に入る。今でも忘れない、中学校2年生の時の新年度初日。結局その後1度も関わることがなかった他校から来た新人教師が着任式で発した言葉は「趣味は人間観察です」であった。
私はその日から「人を観察する」ということを覚えた。恐ろしいことにそれは、人にも観察されている可能性にも気付くという意味があった。
これだけ長い前置きを書いておきながら、私がこのキャプションで申し上げたいことは以下の二つ。
老人はなぜ灰色に細い白線のボーダーポロシャツを着るのか。
デブがジャスミン茶を好む理由はなんなのか。
冗談はさておき。
コロナなんかどうでも良くなるくらいの至上命題を前にして私はアレの食券を押すしかなかったのである。
こ、
こ、これは!?!?!?
某ラヲタと宇ち多゛後に行ってから早くも1年近く経ったわけか、、、長かったな、なんて思ったが。
つけ味がほぼレギュラー化したと聞くと頻度が上がりそうな予感はする。
目の前に現れたブツ…最高にブチ上がるやつじゃん…
ズルッとやれば嗚呼…美味え…どんどんラーメンに対する甘さへの追求心が強まっているのは危険思想に値するのではないか。
甘くてしょっぱくてアブラたっぷり。そして麺が美味い。これこそ正義だなー、と俺は思うのだ。
最後はブタに胡椒ぶっかけて堪能した!
サクッと完食フィニッシュムーブ軽く会釈して退店。
やっぱチャリは無敵だな、と思わされるひと時。
梅雨が本格化する前に少し調子に乗った私であった。
ところでポロシャツの謎。アレはどこで買うんだ。