運動
余計にしなくなった。
自転車を直したと書いたな。一時的なものであった。この頃は。
もう本当に憂鬱の極みであった。何もできない。起き上がって椅子に座ってPCに向かうのがやっと。筆も進まずに自分の人生を憂いてばかりの文章をフリックするしかなかったあの頃。唯一の救いとすれば、まだ"ヤツ"が現れていなかった頃だ。極めて非日常な事件であったし、それからは夜になると神経過敏というレベルにビビり散らしてしまっている。
この話はまだ貯めておくぞ。
家の外に出ることだけはやめなかった。1日に一回は日の光を浴びろ、と言われていたし、食材を買いに行くことだけはやめなかった。しかし、世間はまだ「ポージング」していたころであった。世間様には何の恨みもないが、と書いておいてなんではあるけども、18時にもなるとあんだけスーパーに人が溢れるのはやはり異常だし、買い物に行く時間についても考えてしまう。それが、1ヶ月ほどたった今となっては密しか感じられなく、当時200人とか言ってたのに今が55人、とかいうのもにわかに信じられない。何つーかこういうことに関して楽観視できた試しがない人生なので、楽観視しているように見える割にはいろんなことに気を付けているし、攻撃をしてくる連中については全員潰すようにしている。脊髄反射で人のコメント欄に一言残していくのもやめたほうがいい。俺もそういう時期はあった。こういうことでいちいちイライラしてしまう俺は、TikTokも向いていないと思う。
加えて言えば、Twitterで暴れている極めて匿名性の強いアカウント、それでいて人種差別主義者のような振る舞い(決まって「日本人も差別されている」という、お前の差別を許す免罪符にはならないことを主張した気になる)をする者に限って「ライター」やら「webライター」と名乗ってたりする。ここ一週間で2件も見た。お前の記事どこに載ってんねんと突っ込んでやりたい。貴様はただのツイッタラーで、俺はただの腐れブロガー、腐れインスタグラマーだ。
そういう人間に限って「運動」なるものは全く行っておらず、極めて怠惰であり、「運動」なる行為の存在を否定してはTwitterで大きな声を出す。これが民主主義か、と泣きたくなる。
非常に強い一言を寄せておくが、有名人へのクソリプと、デモに乗じて暴動を起こすことは、変わらんレベルの行為だからな。
怒りの炎が反知性にかき消されることほど滑稽なものはなくない?バカには何を言っても通じない、と諦めてしまう瞬間が非常にくやしい。
何でこんなに話が変わったんだ。
そう思いながら俺は頭を冷やすことにした。
イヤ、厳密に言えば「アタマ」は冷えていなかった。塩ダレを冷やし、ニンニク油などを垂らして…これはもう、ただの冷やし塩油そばだな。
こ、
こ、これは!?!?!?
いささか麺量が少なめだったが、これでも300g近くあったはずなんだがな…
花椒入りラー油をぶっかけてみたが、めっちゃ辛え…イメージしてたこないだのTのブツと全然違う。
ズルッとやれば嗚呼…冷製ペペロンチーノって感じ。まあまあうまいかな。とは言えまだTのブツに挑戦する気は起きない…
まずはツケを食ってからだな。
メンマもチャーシューも控えめ。
鍋に残っていたスープで丼の中身を割って堪能した。
サクッと完食フィニッシュムーブ軽く片付けして終了。
いろいろ課題を残しつつ目標を定めたが…本格的にやるにはハードルが高すぎるもんよ、って考えてたけど。
どうにかなった。
自己満足もあれなので、人に食わせることも始めたのである。