人は何故、前の日の夕飯を忘れるのだろうか
私はただ、忘れたフリをしている
自身の記憶の信憑性に自信を持つ、って書いて恥ずかしくなって過信すると急いで言い直すくらいに見えっ張りな俺は、前の日のご飯を思い出すのに10秒はかける。なんならインスタを確認する。そしてまあこの投稿何日前だ…と愕然する。
そうこの投稿も結構前のものだ。
この頃のコロナウイルスの話題がどうだったかとかそんなことも完全に忘れている。とりあえずレイシストにキレていたし、今は無関心、無勉強の大人と、その責任を負わない社会にキレている。
夕飯どころか昼飯も忘れたりする。濃厚すぎる1日を送っているという自覚すらある。朝起きてバンドの練習をして、家に帰って昼寝をし、夜からは飲み会だ。
おまけにその飲み会の末、俺は後輩によって靴にしょんべんをひっかけられるという顛末を迎える。
その腹ごしらえに荻窪に向かってみれば嗚呼…完全に腹減ってるわけじゃねえ、まだ。何食ったっけ俺…ああそうか。イマイチだったし塗り替えようって考えてたのかもしれない。
幸せな鐘が鳴り響き僕はただ忘れたふりをする。とか言ってみたい気分になりながら青梅街道を闊歩した。
開店10分前で並び5。初回入店が済んだ後には並び15。ほんと、人気店になったと思う。
サクッと入店し座ってみれば、後ろから来たコロ助がビールなどを飲んで嫌がって私は嫉妬に狂ったのである。
私は当然、ちゃーしゅーめしのちゃーしゅーを摘んで食った。
こ、
こ、これは!?!?!?
うーむ何度頼んでもこの美しさ…坦々麺が豪だとすれば辛味噌は柔。ラオウとトキのような対比である。
まずは辛味なしのところをズルッとやれば嗚呼…生姜がほのかに香る味噌ポタージュが俺の口腔を満たす。父なる大地、母なる海に感謝の気持ちを覚える。
辛いとこズルッとやればアァーン…もう何も要らないワーン…酒は要らん!飯だ飯!!
おネギぶち込んで破壊神の如き旨味の洪水をヨォ…
堰き止めるどころかビーバーダム大破壊の宴。
AZMSしたAJTMご開帳すればいつものとろけるアレを堪能。ちゃーしゅーめしも最高だ!口利き料は一両だよ!
異常空間Z!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
サクッと堪能完食フィッシュムーブ深々と会釈して退店。
その後は吉祥寺でチルったり下北沢で武蔵うん小杉なんとか伝説さんと飲んで後輩の家にて飲み直し。
悲劇はその後起こったがまあ後輩の名誉もあるのでやめとこう。