というわけでクリスマスは幻だった。
何もなかった。
イブという空虚な夜が…明石家サンタと共に過ぎていった。
あろうことか私は12月25日にジムへ行った。痩せることよりも身体を鍛えて、というよりも帰省の際に必ず行われるニセコ遠征に合わせて足の筋肉、腕の筋肉を苛め抜いておこうと思ったのだ。29日に高尾山へ行ったのもそのためだ。
私は身体を鍛え抜き、そこから始まる地獄の年末飲酒大会に備えて肝臓も休めていた。
あと、整える必要があったのは髪の毛だ。
私は稀代の伊達男であり、昭和バブルスターなみに決まったおじさんなので、早めに身支度を整えて年末年始にアレしておきたかったわけである。
私は覆麺おじさんのところで髪を切った。
覆麺おじさんは風邪をひいていたが、DJ Yogurtを招いてのラジオ収録がうまくいったということで非常にご機嫌であった。年末年始のラーメンについての話で盛り上がり、大晦日は始発でがんこに行きましょう!と堅く誓い合ったわけである。結果はご存知の通りだ。
だから俺は覆麺おじさんとラーメンが食いたかったのかもしれない。美容室の締作業を手伝い、スタッフに投げキッスとウインクをして俺は覆麺おじさんを拉致った。
覆麺おじさんに足りないものはコクじゃないか。そう思った俺は2年ぶりに行くことにした。
こ、
こ、これは!?!?!?
また原理主義者の「納豆頼まねえなんて」という嘆きが聞こえそうだが俺、天一と言えばK定だし別に良いじゃんね。。。
とか言いながら久々のこってりズルっとやれば嗚呼…美味すぎだろ…美味すぎるわ…やっぱりこのスープってマジでノーベル賞もんだよ。。。
唐揚げは最高のご飯のお供だし、添え付けのキャベツは貴重な野菜だし、
スープは唐揚げを鎮めるためにあるものだ。
見栄え悪いから写真は割愛な
ちなみにチャーシューは丼をきれいにお掃除するためにあるものである!
サクッとKK当然丼お掃除して軽くお会計して退店。
ヤマちゃんは俺の丼お掃除を見てだいぶ引いていた。俺の天一力を甘く見てもらっては困るよ。
などと言いながら駅で再開を誓って別れた。
俺多分この辺りでウイルスもらってんじゃないかと思うんだけど。