フロムムサシノ

エクストリームラーメン専門家

さっぽろ羅偉伝 『醤油ラーメン大盛りアブラ多め ワンタン』

 

 

 

 

 

 

 

洗顔後に化粧水、とか、面倒くさい人生でした。

 

 

美意識のかけらもなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけではなく、俺、どうにも顔がベタつくのが嫌で。「どうせ天然の皮脂が湯水のように湧いて出てくる」などと言いながら、湯水ではなく油水であることも否定できないわけで。

 

 


知ってますか。私、鼻パックが趣味だったんです。

 

 

 

 

高校の頃はモテようと必死で。田舎高校生は2年生の時に美容室デビューをしてコンタクトレンズをはめてモテるつもりが、足を踏み入れたおしゃれな美容室はまさかの音楽室で。

 

 

これを聴けと預けられたCDは筋少空手バカボンナゴム全曲集、手渡されたVHSには2000年のフジロックでのブランキージェットシティのラストライブと、デッドエンドのライブが所収されていたものでした。次に行った時に手渡されたブツは何故かガスタンクの1st2nd3rdで、私は2ndにハマったのでした。

 

 

 


こじれた人生はそのあたりから始まりました。

 

 

 

 

そうこうして私は美容師に髪型などを任せ、自らの中身を磨くことを疎かに、否、方向性を間違えたせいでこんな腐れバンドマン・ラーメン好きの人生を極めていくことになったのです。

 

 

 

 


そんな中でも鼻パックだけはやめなかったはずだったのに、気づけばそれすらも10年間ご無沙汰になっておりました。

 

 

 

そうして私は亀戸の二郎で脂を溜めこ…むほど油脂はなかったのです。

 

 

 

 

 


剥がした鼻パックには悪の華が咲き誇っていたのです。

 

 

それはそれは、醤油ラーメンの油膜の上に咲いた蓮の花のように。

 

 

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こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

 


もうジム行くのやーめた!仕事忙しすぎ!!とか言ってみたものの、目当てのラーメン屋はどこも間に合わない感じになっていた俺を救ってくれるのはやはりここしかない。

 

 

最近我が師匠が食いまくってるここ…もとはといえば俺が食い始めたんじゃん!

 

 

 

 

 

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とか言いつつ初の醤油ラーメン脂多めにしてみれば湯気一切立たず。こんな休火山怖すぎラァなんて思って箸突っ込んで見れば大噴火。

 

 

 

 

 

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ズルっとやれば嗚呼アッツウイ!!アッッツウィ!!

 

 

 

猫舌と無縁の人生を送ってきたと豪語していた私の口腔内はボロボロになり、割と優しめな醤油が俺の傷口を塩分で締め上げていく。

 

 

 


うめえ。醤油も大当たりだ。

 

 

 

 

 

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というか三度の飯よりワンタンが好きな私にとってこの肉肉しいブツはいつぞやべんてんでいただいたブツ並みにビンビンくるブツだった。仏の顔も3度まで。

 

 

 

 

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南無三と一言呟いてニンニク召喚し堪能した!

 

 

 

 

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これご飯必須なやつだったな。

 

 

 

 

 

 

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サクッと完食フィニッシュムーブ軽く会釈して退店。

 

 

 

 

無駄な足掻きと分かってはいたものの俺、大久保まで歩いて黄色い電車に飛び乗った。歯磨きはしっかりしようと思った。

 

 


中央線ヤクザブルース