いつから気付いていただろうか。
『こち亀』のおっぱいが巨大化していたことに。
私は申し上げたいことがありつつも、さきに語っておくべきことがある。
日本人というのは明らかに世界でも稀なほど個性的な国である。強大な「海」に世界を狭められ、母なる「海」に抱きしめられ、周りを無視し、挙げ句の果てには侵略戦争を仕掛けんとする姿勢しかもそれは豊臣の時代から数えれることができるというのもある。私、我々は島国に追い詰められたいじめられっ子キチガイの子孫なんじゃないかと。大人が大人をいじめて子どもたちからカレーを奪い、毎年の花園には目もくれず、宣伝がうまくいっただけでラグビーW杯にキャーキャー言ってしまう国民性とは私、やはり相容れないのだと自覚。ワールドカップ決勝までその熱が続いていることを祈る。
日本人たる自覚などいっさい持ち合わせておらず、ましてやそれを誇りにしてしまうこともない。帰属意識たるところ、「愛国心は地球に持て」というジミ・ヘンドリクスの言葉を座右の銘としている私はそれに、少しばかり北海道への想いを持つ程度である。
昭和生まれまでの大人の皆様はいつから気付いていたのでしょうか。世の中の二次元描写のおっぱい巨大化については『こち亀』によってもたらされたものと推測している。
平成生まれはわからないだろうな…こち亀の女性キャラ巨乳化。
私がこんなところで問題提起したところで世論はすでに連載を終えた漫画には向かないし、そもそも「こち亀っておっぱいおおきかったっけ?」という意見すら聞こえてきそうでクラクラする。あの品のないおっぱいが少年漫画のおっぱい性を際立たせ、バスタードを許し、そして秋田書店は週刊少年誌に乳首を紛れ込ませることに成功したという感覚すらある。
こち亀とバスタードで抜いた昭和生まれ、出てこいや!!!
そんなことを考えていたら1週間が終わっていた。
私は葛飾区でお薬を摂取して完全にガンギマリ。船堀駅前でTRYラーメン大賞の本を買おうとするも見当たらず、まあいいやそんなことよりラーメンだと到着すれば可なりの並び。
うーむ人気店すごいな、など思いながら外で香りを嗅ぐたびに食欲は増し、私は髭に連絡をとってああだこうだいって過ごしていればサクッと入店できるのは人気店たる所以か。
私はライスを買う手を止められなかった。
こ、こ、
こ、これは!?!?!?
待ってましたのビジュアルカモン。今まで食った純すみ系のどれよりもワイルドな雰囲気は、ここ東京だからこそ味わえるものだろうか。
一口スープをズズッとやれば嗚呼っ、、、濃い。スープが濃厚すぎる。。。ニンニクの油が香ばしすぎる。。。なんて恐ろしい味噌ラーメンだ。
なんて思ってズルッとやれば嗚呼アッツゥイ!アッッッツゥゥイ!!
上顎完全に死亡、ゴリっと喉越し森住製麺たる所以を食わされた感じがしたが、塩分全く足らず。
これはブレか。
あまりにもスープがヘヴィーで香り高い。これは凄まじいが…がんこの味噌くらいしょっぱくあって欲しいと思うばかりだった。
ご飯は油分で足りなくなるという珍しい展開。一味かけてみればうーん、辛さで余計塩分がわからなくなるぞ??
ブレなのか。俺の舌がUの幻術にかけられたのだろうか。
まあこち亀のおっぱいのせいにしておこう。
サクッと完食軽く会釈して退店。
ここまできたら醤油食いてえな、などと思いつつも2周する気はせずそのまま船堀を後にした。
豊洲にて、無料で七尾旅人、向井秀徳、渋さ知らズオーケストラという、なんと俺得なフェスに足を運んでライブを堪能した。