どうしようもなく動かない事実というものがある。
それには身を委ねる必要がある。
運命には逆らえない。そう考えていた時期が 俺にもありました。
私の運命というのは「木曜はジムが休み」ということでした。私においてはこの木曜のひと時だけが救いであり、ラーメン食いたいけど平日夜はジム行って身体鍛えて煮卵食べるんだ…なんてうわ言のように言ってしまっていた。
それはもう、「味噌っ子になりてえ」とうわ言のように毎晩俺にLINEしてくる木村師範代のように…
俺は忘れていたのです…火曜夜に盛太郎を食ったことを。
もういいやと投げやりになってみれば、木曜夜だなんだ言っているのが馬鹿みたいに思えてくる。俺は照準を海側2店舗に…
と思ったが。俺…やっぱ武蔵野のオトコだからさ。
新宿は豪雨
でもなく、私は紀伊国屋の某所にてブツ(合法)を購入し、KO線へ。途中下車をする必要もない準特に乗り、ひさびさにKOから府中駅に降り立ったわけで。
到着してみれば看板猫ちゃんのお迎え(逃げられる)に喜び、満席待ち数名の店内を見て若干の安堵というかなんというか、そういう気持ちになったのである。
府中にお客さんが溢れているのを見ると俺は、なぜか心が温かくなるのである。
こ、
こ、これは!?!?!?
全部コールしなくても本当にちょうどいい見た目になる。
上にかかったアブラ…俺はこれに会いたかったんだ…
そのアブラでボキボキ系のヤサイを食い、天地返し気味にしてズルッとやれば嗚呼…
嗚呼…
大事なことなので2回書いた。
ぶっとい麺は最早美味い不味いを超越している。噛んだ瞬間に得られる快感はまた、何か食の美味しさと別のものであると感じる。
それがあってより「美味い」と思えるものなのだ。
スープに関しても十分に濃度のあるブツ。醤油も濃いしこれは某さんも喜ばれるものだろう。
ただし豚。オメーはいつでも出汁ガラだな。よく煮込んだカレーのベースの雰囲気を呈していて俺、本当に好きだこれ。
サクッと完食フィニッシュムーブ軽く会釈して退店。
ちんたら食ってる飲み会帰りのリーマンごぼう抜きして帰る快感を得た。
そして府中は豪雨。
気休めに本町駅まで歩いて中央線の民の務めを終えた。
翌日のラーメンどうしようかな…とか考えている時点でもう終わっている。
ええ、わかっているんだ。わかっているんですよ。