Breaking The Law
Breaking The Law
とか歌いながら首を振りたい人生ではあったものの、私は昨日はひたすら飲酒をし、春の霞を楽しみ、また飲酒をした。
帰宅して寝ようと思っていたら、レイニングブラッドに降られた連中が「飲みましょう」なんて言ってきたので私はリビングルームを解放した。
問題はこいつらが本当にブレイキング一歩手前な連中であり、私は嫌だっつってんのに「泊まります」とかいうし、俺の部屋ぐちゃぐちゃにするし、トイレは立って使うし。
俺は本当に腹が立った。
最高に気分が良かったのに本当に、このクソガキどもとキレそうになっていた状況を抑え込んだのは、俺の一つの思いつきだった。
「朝、三田行かねえか…?」
「…お前ら逃がさんぞ?」
全員が戦慄し震え上がった。
返答はそれぞれで、朝っぱらから二郎とか…であったり、夜富士丸行くんでしょ…であったり、「俺昨日行ったのに…」であるから救えない。
てなわけで!会社に行くよりも早く起きた朝!!大して予定もねえのに休みとってああだこうだしたいのに結局コレかよ、とか思いながらもExciterな俺っち、田町に到着。
まだ酔っている感覚を抱きしめながらもコーナー折り返し一歩手前の行列具合に安堵。オペは助手さん。総帥はなかなか厳しく見守っていた。看板、ポップになったなー。
若手育成にかなり力を入れているんだろうなぁ、と感心してしまう。まだまだ新店舗も拡大していくのだろう。俺、仙川のルパンさんは三田に行くものとばかり思っていたよ。
こ、こ、
これは!?!?!?
一般的に二郎らしさあふれる山フォルムはないもののこのブタの数、質量。やっぱ三田は伊達じゃねえ。
乳化が進んだスープを一口やればアー、なんかひばりヶ丘を感じる…矢張り吉田さんは本店至上主義なんだろうなぁ、なんてしみじみ。
天地返し気味にズルッとやればもう何も言うことがない。これは様式美というものには一切とらわれない様式美であり、どう食っても三田、という「美味さ」を感じつつも本当に美味しいものを食えている実感を味わうことができる。
たくさんのブタも矢張り漬かり具合にばらつきがあり、これがある意味で食べやすさを演出する。
最高の朝食…堪能した!
サクッと完食フィニッシュムーブ軽く会釈して退店!!
帰宅して風呂入って昼12時、即就寝。
ちょっと部屋掃除して洗濯機回した。なんのためにわざわざ有休を取ったのかわからない1日、堪能していた。