フロムムサシノ

エクストリームラーメン専門家。ラーメンブログ史上最強の駄文による記録。

ちばから渋谷道玄坂店 『ラーメン 生玉子』

私は身体も思想もカタい男である。

 


どれくらいカタいかというと、

まず胡座をかくことができない。股関節、特に左側が異常にカタい。

胡座がかけない。それはラーメン二郎においてはまったく無問題なわけである。都内のラーメン屋ではまず苦労することはないが、富士丸神谷本店、梶原店においてはいつも悶死級の辛さを感じている。なので二人で富士丸に行くときは、余った座布団を折り曲げてケツに二枚重ね、計4段のミルフィーユ構造、製麺機で麺を圧延していくような工程を楽しんでいくのだ。

 

そう、少しでも座高を上げるために。

 


しかしながら問題はケツよりも首と腰だ。私は猛烈なPC、iPhone依存症なため、ストレートネックというやつを拗らせてすでに20年近くになろうとしている。ガキの頃はゲームボーイのせいである。とほほ、何にも変わっちゃいねえ、とほほ、と言いながら私は整体に向かった。

とあるゴッドハンドは今日はどう?と聞いてきた。「全身きついっすよ。そう、心まで」と言いたいところだが、とりあえず首が痛いし背中までビクビクきていると伝えてると、「肩甲骨が一切動いてないね」とのこと。これは今後生きていく上での大きなヒントになるかもしれない。

 

 

30分の施術のうち、私は5回悲鳴をあげた。今回は5回で済んだ。

 

叫び声とともに抜けていく苦しみは確かに存在する。ほんの数分前まで食って気分を害していたブツのことも忘れ去ろうとしていた。

 


初めて足を踏み入れた…いや、正確に言うとそば屋時代には来たことがある場所だ。

 

 

私はなんか食券提示時の注文の仕方を間違えた。いや、直前まで身体がゴリゴリだったから仕方ない。いや、めっちゃ恥ずかしい。注文の仕方がわからないギルティは心のおごりの現れである。たとえそれがインスパでもだ。

 

 

そげんこつ考えながらちゃんとコールはできた。隣に座った大学生バンドマンが慶應生っぽいことに気づき、坊やたち、こんなところに来たらダメだ、三田に行きな。日吉の学生は目黒まで行け。SFCならSFJだろと決めつけるくらい頭までカタいおっさんなのである私は。

 

 

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こ、これは!?

 

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おおう、、、ど乳化超えとるやないけ、、、

 

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なんか魔法使っとるんかこれ、とか思う白さ。そしてネギ。

 

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ネギばかりは嬉CYとか言いながらまあ天地返してズルッとやれば、インスパ特有の角のあるつるっとした平打ち麺がお口の中にイン。こんなもんか…

スープも豚も特徴ありでむしろうまい部類に入るが、麺…お前ばかりはどうしようもなかったな。

写真めっちゃ綺麗。

 

 

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サクッと完食フィニッシュムーブ注文の仕方間違えてサーセンという表情を浮かべながら軽く会釈して退店。

 

 

 

渋谷散歩がてら想い出のマンハッタンレコードに寄り、よく考えりゃここでも七尾旅人無料ライブ見たな、とか思いながら罪悪感にやられつつ

その後は整体でスッキリして帰った。

 

 

 

宗教上の理由何たらかんたらってやつだなこれ。目黒がやはりファーストチョイス。

 

 

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