フロムムサシノ

エクストリームラーメン専門家。ラーメンブログ史上最強の駄文による記録。

自家製中華そば としおか 『ビール つけ中 チャーシュー 生玉子 辛味(別皿)』

というわけで先日は富士の麓、初めて静岡県の地に足をつけた。

 

 

フジロックって富士の麓でしょ、って勘違いをしている人も中にはいるが、ここ18、19回ほどは新潟は苗場でやっている。今回行ったのは、フジロックと同じ会社が主催する『朝霧JAM』である。

 

 

それはそれは大自然の中であった。

 

大自然に放り込まれた我々は開放感に浸りまくった。ここぞとばかりに酒を飲み、煙まで焚いちゃってまあそれは楽しくやったもんだった。

 

 

夏フェスアスリートの私としては、フェスに来てまったりとした時間を過ごして遊ぶなんてことは考えたことがなかった。というのは言い過ぎで、北海道の牧草の上で昼寝したりとか、会場外の風呂に入りに行ったりとか、そういうのは平気でしていた。でも今回ほど時間を有意義に使い、ゆっくり音楽を聴いたことなどなかったかもしれない。

 

 

 

そもそも見たい演者がそう多くなかった。

お目当は完全にBoredomsヨラテンゴなわけで、ユアソンなんかも初めて見たし、前野健太のバンドも最高だった。探せばある感じで、遠くから流れてきた音が良ければ走る。これだ!という目当が少なくても、その場所にかかる魔法、友人たち、酒があれば楽しめるのだ。

 

そう

豪華な具材はなくても工夫次第で美味しく食べれる。Bの遺伝子と被るような、そんな週末を送ったのである。

 

 

というわけで!締めの月曜日!!我々朝霧帰り+2で豪華な具材を堪能しに行こうと12時、ヨツサンに降り立てば50人の行列…サイキョーすぎるだろ…一見さんも多い感じがして怖かったので我々は!意を決して!!タクって早稲田!タクって早稲田!!

 

 

そう、がんこラーメンがダメだった時に一番有効な手立ては「タクって早稲田」である。

 

 

到着してみれば20の並び…だが、としおかで20の並びはがんこの50にも匹敵する、、、我々は当然待つことにした。待っている間に金髪のジャーナリストさんを見かけたりしてなんだかレアな気分になった。

 

 

 

入店して食券ポチポチうーんメンマ…まあ仕方ないよね14時だもんね。世界一美味いスーパードライで喉を潤せば疲れも吹き飛ぶ。

 

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最近この「世界一美味いスーパードライに突っかかってくるビアヲタがいなくて寂しいが、これは三位一体+αであるからこそ世界一なのである。

 

 

そして、

 

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こ、これは!?!?!?

 

 

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いくら見慣れたフォルムであっても毎回ビンビンに反応してしまうこの麺とつけダレ…

 

がんこ家元は

味を変えるなら別のスープを用意しなければいけません!!

 

と口を酸っぱくして言うが、タレのマジック、一工夫がどうしてここまでつけダレを美味しくするのだろうか。食べる前から止められぬほど妄想が膨らんでいく。

 

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素の麺をズルッとやれば嗚呼、炊きたての美味しい白米にも勝るこのうまさ。小麦の芸術とはこのことを言う。チャーシューとメンマを丼に移してズルッとやれば、生きていて良かったと思うほど。

 

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減らない肉を思う存分使い丼の上を散らかしていく楽しみは、童心に帰れない者にはわからぬ境地。

 

 

 

生玉子をスティアーして啜ってみればまたこれが美味いのなんの。麺を海苔で巻いて、麺に辛味ぶっかけスープを垂らして、どんな食い方をしてももはやこれに勝るものはないと感じてしまう。

 

 

堪能した…

 

 

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チャーシューちょい残しでタイミングよくスープ割りからのレンゲでチマチマ啜って当然KKフィニッシュムーブ深々と会釈して退店。

 

 

 

同行した全員がご満悦フィニッシュ。

 

 

その後は別の後輩と合流して何故か動物園で遊び、我が家でブドウを食ってからいせや、シーシャでフィニッシュ。

 

 

 

とはいえ疲れは癒えぬ状況ではあったが…長い三連休を俺は、ここ最近なかったと思えるほどの満足感で終えた。

 

 

You Can Have It All.

Take it baby.