俺のフジロック!!
とか書いて昨日の夜を白痴のように過ごしていれば、「メグロックだろ」とクソ髭野郎からメッセージは来るし、モーサムトーンベンダーという馬鹿バンドはやはり苗場を盛り上げているし、朝起きてみればフジロックに行ってる人多すぎて涙出るしもうなんかダメ…しぬ…とか言って手首に当てたのはボールペンという社畜ぶりを発揮しながら意識朦朧と働いていたのは言うまでもない。ここまでで200字以上を要しているな。
社畜は家の中で涼しくYouTubeでフジロックを!が合言葉だったのに、金曜の昼間からフジロックを見てる馬鹿どものインスタストーリーを眺めながらこの野郎!とかいちいちメッセージを送っていたが、そのうちの一人は本当に風邪ひいて休んでいたっぽくてなんかゴメンとか思いながらも残酷なまで嫌がらせの手を止めないのが悪いクセと言われる俺がここにいるのである。
そんなわけで!今日は会社内での軽い打ち上げの後にさらに煙を吸うライフハックを信条とする先輩と水道橋ランデブー。
いい感じに腹が減った後に俺が向かった先は
後楽園の地下闘技場
ではなく
俺のフジロック初日の会場であった。
なんとまたこれいつぶりの富士丸だろうか…ススルショックと言われる馬鹿繁盛ぶりも落ち着いたと言われるここに俺が降り立つと言う意味はもはや「祭り」でしかない。やってやんよ…俺はやってやると決めてんだ。やりますよ 俺は やりますよ 俺は やってやってここまで来た男です
と言い聞かせてみてもこの行列は…王大人死亡確認!
少なく見積もって中待ち合わせて30…俺は30分経って行列の動きが鈍ければ帰るつもりだった。
俺は
俺は23:50に敷居を跨いだ。
時間との戦いだが、店には店のペースがある。色々と作業をする店主。右手をギブスでガチガチに固めた助手。何があったんだと推測することもせず俺はただひたすらおしぼりで顔を拭き、黒烏龍茶で喉を潤した。
23:57…麺投入。富士丸の茹で時間はおよそ4分…これは行けるか?座敷先に提供ならもはやアウトだ。とか思ってたらササっとカウンターからコールキタコレ!!
夏場のヤサイマシは危険というのは当然の教え。
コールに応えたのは0:02。
こ、こ、
こ、これは!?!?!?
う、うーむ…およそ3ヶ月ぶりの富士丸…俺はなぜいつもこのラーメンを忘れて仕舞うのか。
愛が足りなすぎるのにもかかわらず、久々に会ったらこんなにも恋しくなって仕舞うのだろう。
すけべな女だな君は
とかいう暇もなく天地返してズビズバすすればもう!ああもう!!
バカじゃねーのか…なんでこんなに美味いのだろう?
急いでるというのにやましい気持ちは止まず。
しっかり動画と写真を収めつつ豚に齧り付けばやはりここでしか食えないオンリーワンの豚、コラーゲン質のアブラ、そして豚カスアブラ…
俺の身体を作ったものたちだ
神の谷に俺は帰ってきたぞ!
サクッと完食フィニッシュムーブ省略店主からもう食ったの!?食えた!?のお言葉をいただき「終電や!」と踵を返して退店!!
店出て写真の日付見たらラスト一枚は0:08。着丼時の写真は0:03。
5分とか…自分でもビビったわ
優雅な気分で
中央線に乗っていたイケメンは私だ
ただし
めっちゃニンニク臭いがな!
車内に響き渡るいびきの話でやかましい女どもに吐息を流して寝たふり完璧!
俺のフジロック初日
完全勝利!!!!!