新生活に浮かれた気分というのもそろそろ極まってくる頃で、我が街であります吉祥寺でもやれ大学生の新歓だ、やれ新入社員の飲み会だのが開かれ、浮かれまくった空気が我々地元民に「やれやれ感」を与えてくれる。
そう、その「やれやれ感」は街の随所に見て取れる。それは大体において喧騒に対するねたみなのだが。
人生にはその「やれやれ感」が必ず首を突っ込んでくる。
社会に生きる人間は、他者の人生に干渉することからは避けられない運命にあるわけで、ことにそれが息苦しさを発生させることによって人は宗教すなわち神を作って人を支配し、それをまた人が解き明かしてはルサンチマン、ルサンチマンの発生、ピンク色のスカート、いわば春色のお尻に対するルサンチマンを抱えて俺は春色のお尻に憧れるのである。
お目目とお尻の出会い。
一期一会の出会いを大事にすれば、お口もお手手も出てくる必要はなく、セクハラ問題に発展することもまずない。麻生もさっさとクビを飛ばされれば我々の怒るところを抑えられるであろう。これはもうやれやれを通り越してアレである。
そんなことより春色のお尻の話をしよう。
やれやれと言いたくなる気持ちはこういったところで満たされてカタルシスを感じるわけである。カタルシスの使い方間違ってるよね。
なんというか、春色のお尻との遭遇はむしろ欲求の欠乏、膨らみかけたケサランパサランの破裂、爆発する性欲と共に私の場合は食欲への変換を余儀なくされ、ああ富士丸 ああ富士丸や 富士丸や と一句読まされることに相成ったと言っても過言ではない。
というわけでリクルートスーツも春色のお尻には一切敵わず!俺は春色のお尻を追いかけて京浜東北に乗り色々見失ったのちに
気づけばハッ!?ここは赤羽!?…
南東の方角がざわめき始めれば俺もそこに向かって早歩きするしかない。恵方に向かい歩く阿呆。北本通りに出れば!ああなんと!!外待ちベンチ空席ありの歓喜に包まれた。報われない悲しみと疲れが、優しい歌で解されていったのである。
泣きなさい
笑いなさい
いつの日か いつの日か
花を咲かそうよ
赤羽あたりからついて来た黒服の座敷わらしには手ほどきをする必要もなく予習を済ませているところにガチを感じたが、「少なめでいけるやろ」といった余裕はやはりまだまだ初心者のものだった。
私はアルコールを摂取したくない気分だったので迷わず緑の食券を買う。久々な感じなのに目が合う。震えて逸らす。表彰状を読む。うーん、いいことだなぁなんて思いつつコールを聞きにくる助手は相変わらず俺に変な視線を向けている気がする。俺も救急車で運ばれるかも知らんと恐怖に打ち震えてチョイヤサイはなし。
だって私 恋にインフレ中だから。
そうやっぱ 明るい未来に就職希望だわ
こ、これは!?!?!?
ちょいヤサイなしでの久々のブタメン…
やっぱり恐ろしい食いもんだわ…
小鉢並べてみればうーん、
やっぱアブラの量が違う…
見よ。これが国産ブタメンだ。
豚どかせてスジ肉でヤサイに食らいつけば嗚呼いい塩梅だ!!やっぱ気候的に暖かくなる前のヤサイが美味しいな。ヤサイほぼ食い終え天地返したら…こんだけ肉ありゃ麺もこれが限界量だわ。ヤサイがある方が熱がこもって湯気が美しいことが判明。
しかしこれを一口すするともう最高にうめえんだよなあああああああああああああああああああ
全く非の打ち所なしの神ブレです!!
そしてお待ちかね
久々の
ブタグラビア!!!!!
ブログ用に豚グラビアを撮影していれば何だ間だで向かいに座った人も食い終わりそうな感じで一安心。
アブラたまご作ってダンクアンドディップブチカマせば神の味わい!!
これはがんこでだって味わえない神にのみ許された悪戯だよ。
そしてお待ちかね!最後に必ずでかい奴が残るのがここの習わしなんすよネ…完食!
と思いきや向かい側から豚一個とアブラパスがきて撃沈覚悟。
命からがら完食フィニッシュムーブ深々と会釈して退店!
到着から退店までジャスト1.5h。優秀なタイムだ。
名残惜しさとアブラっぽさを黒烏龍で流すも、満足感とラストのユーミンが頭を離れず。
バスで高円寺に直行しニンニクとダブルアップル のマリアージュも堪能した!!
もうすぐわたしきっとあなたを振り向かせる!!
#富士丸有線愛好会