2015年11月30日(月)
というわけで、続きです。
成田空港からの帰り道、こちらに伺いました。
小生初訪問のこの店。
なかなか来る機会もなく
味噌二郎ってどんなもんだろう、と以前から気になってはいたものの
まぁ後回しでいいか、などと思っている店の一つでした。
なんかもうすっかり疲れきった旅の終わり。
入店して思った。
なんて雰囲気のいい二郎なんだ…
にこやかな店主、と、奥さん?の二人で切り盛りする店内。
近くに大学があるためか、学生の姿も多い。
小生が入店してほどなく、常連の大学生たちがぞろぞろ入り込み、店主と楽しそうに話しているのを見ると
地域密着型の地方気味二郎…なんかアツいぜ…なんて思っちゃいました。
着席と同時にオバちゃんにみそラーメンの食券を提出。豚増し出来るんすか?と聞き、OKが出たので100円添え。
ってかみそラーメン2食目かい(実は前日夜中に山岡家でクッソまずいみそラーメンを食ったので、2日で3食目っすね。)
ほどなくしてコールの合図。ヤサイニンニクアブラでお願いします、と。
ドン
いや、これ実は丼の縁にキッスして吸った後ね。
かなりの表面張力具合も信用できず、着丼前にズズっと飲むと…若干ぬるい。
ヤサイのぬるさが移ってしまった表面。しかしながらそれでも
うめえなあああああああああああ
っていう声が出てしまう程のものだったのです。
シャキ気味のヤサイとアブラに、れんげでスープをかける。
札幌のみそラーメンとは若干テイストは異なるものの、その構成要素はラード、キャベツにモヤシ、味噌、ニンニクとほぼおなじもの。
美味くないわけがないんですよね。
で、このヤサイを麺と絡めて食っていく。
なんだこのデロ麺とシャキヤサイのハーモニーは…
どこの二郎でも食ったことのなかった感覚だ…おまけにこれは味噌だぞ…
くい進めたところで、豚の整理。
ぶ厚めのトンテキを5枚に斜めスライスしたような、いや、むしろ芳醇な肉汁を蓄えたチキンステーキのような見た目。
一口かじれば
ジュンジョワ~なアブラがしみだしてしまうこの感覚
タマランチ会長。
相変わらずのタマランチ会長。
美しきデロ麺とシャキヤサイのハーモニーに、豚の低音とニンニクのアタック感、そして味噌が出会った五重奏。
これ以上うまいものなどそうそうない。
そう、言い張りたくなるほどの美味さだった。
うむ。旅の締めにふさわしい一杯だった。そう、今でもそう言える。
京成大久保店。また旅の締めにおとずれてもいいですか?
そういった時にお逢いしたい一杯。そんな気がする、暖かい店でございました。