2015年9月20日(日)
前日は野猿であれほどのものを食って苦しんだにもかかわらず、その後は後輩と吉祥寺で音楽活動を終えたのちハモニカ横丁のモツ焼き屋で呑み。
はしご酒も大概にせねばな、なんて思いながら
格安でクラフトビールが飲める
『CRAFT BEER MARKET』へ。
ベアードブルーイングの「帝国IPA」、ヤッホーブルーイングの「東京ブラック」をグラスで一杯ずつ楽しみました。
そんなこんなで翌日である今日は夕方から渋谷へ。
知り合いの出るライブイベントにお出かけなわけです。
17時過ぎに会場に到着するも、出番が21時近くとのこと。
いろいろな出演者を見たい、という気持ちと、どこかで時間を潰したいと思う気持ちが交錯し始めた…そんなアンヴィヴァレンツな想いを胸にいだいて目を閉じると
来てしまっていた。
小生は目黒駅利用よりも中目黒駅利用が多いです。
電車賃がそんなに変わるわけもなく、特に理由もないのですが(北海道生まれなので真っ直ぐな道が好き)…いつものごとくここから南下開始。
だいたいこの高級車の販売店の真正面あたりが、中間地点といったところ。
いつもこの高級車の販売店について想いを馳せつつ、一杯の最安値500円のラーメン屋に向かうわけです。
可愛い柴ワンちゃんとの並走お散歩などを楽しみ、到着。
時刻は18時15分をまわったころ。
並びは16人。17人目に接続します。
女性二人組もおり、ササッと食いきれるのだろうか、、、と余計な心配をしてみたり。
この待ち時間の中、小生はブログ開設の準備をはじめ、記念すべき初投稿を済ませました。
列の後ろの方に確認してファミマに漫画雑誌を買いに行かれる方もいれば
小生の後ろに接続したいかにも大学生風の2人組が二郎うんちくを語り合っていたりと、いつもどおりの二郎模様を見せてくれる目黒店の行列。
30分程度で着席。ほどなくして着丼。
小ラーメン豚入り コールは、ニンニク少な目ヤサイアブラ
じっとそのオペレーションを見れるのは目黒店のいいところ。
こういう店の厨房が丸見えな感じは、小生の料理魂に時折薪をくべてしまうことがある。
いつだってその男の手際と、気持ちのこもった作業を見つめていたいものである。
しかし今日は違った。
ただただ、焦った。
アブラコールのそのオタマ、全然脂身入ってないじゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
心のなかでつっこみながら見てたら、オタマの中はほとんど液アブラ。
まぁいいか、って感じで入れる若林店主。
うーむ、愛くるしいオヤジに文句は言えん、などと思っているのもつかの間、着丼したら小生の顔は綻ぶばかり。
実に目黒らしい一杯が現れ、うーんマンダム、な気分。
実食開始。
クタヤサイを、薄めだが食感・脂身ともに申し分ない豚と一緒に頬張ればウメーーーー、と唸らざるをえない。
そしてこの麺である。
アブラまとってすっげーオイリー。
茹で加減は若干柔めの絶妙な感じ。
汁を吸う時間も与えず食ったせいか、最初のころはアブラっぽさのみ目立った。
食い進むにつれ段々とカエシが存在感を増してくるこの感じは、ラーメン二郎というものに対してたまらない愛情を抱かせるものだ。
油膜…これがラー油だったら「飲まずにいられるか」と小生の中の鬼がささやくところだが、熱々のラードは小生の内臓を必要以上に傷めつけると推測し、完飲は断念。
丼の端っこに誓いのチッスよろしく3秒間のくちづけを行い、フィニッシュムーブ。
同ロットの皆様にある程度差をつけて完食。
ここは目黒店。ゆっくり食おうと思っても、どうしても急いでしまう自分がいますね。
小生の顔をじっと見つめながら、ありがとうと声をかけてくださった若林店主に感謝。
ごちそうさまでした!!!!