フロムムサシノ

エクストリームラーメン専門家。ラーメンブログ史上最強の駄文による記録。

ラーメン二郎 仙川店『大ラーメン』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「自由であること」を求める姿勢に対する理解は、どんどん失われている。

 

 

 

 

 

 

 

 

単なる反抗だったり、人様に迷惑をかけてもいいという話ではない、ということをまず最初に言っておかねば誤解されるというのも面倒な話だ。

 

 

 

あらゆる上での迷惑行為は禁じられ、抑えられるべきであると考える。それが物理的にも概念的にも人を傷つけることがあるなら、なおさらだ。

 


単なる逆張りの可能性もある。何を以てしてその行動が正しいとされるかは定かでない。

 


自分の意思が外的要因によって志向性を持たされ、苦悩し、喜びを得ている可能性は100%であり、何らかの意思行為における外的要因の介入率については、50%超えはくだらないと断言する。


「枠組みの中で自由になる」という考え方は、心身的には自由に近いものを得られる錯覚を生み出す。これを錯覚と書いたのは、自由というよりも「安心」が適切であると思う。

 

 

 


この世の中に於いては「構造」が可視化され、システムに組み込まれる人々と、システムそのものである社会が織りなした「世間」が発生している。


そのことを自覚しない限りは、個人における自由の追求はあり得ないし、そもそものこと「自由を認識すら出来ていない」状態に置かれたままである。

 

見えない力への絶対的服従は危険でしかないし、何よりも「無知性の極まるところ」を露呈して仕舞うことになる。こう考えたくもなったのは、中学校の時の卒業文集か何かで数人の書き込みに見られた「自由」という言葉であった。しかもそれを書いていたのは全員女性だったということも言及しておくべきかもしれない。

我々男性よりも圧倒的に縛られた構造下に置かれていることを本能的に察知していたかどうかは定かではないが、あの頃彼女たちは何を考えていたのだろうか。大人になり、従順なる下僕として首輪をはめられていないこと、それを俺は願っている。

 

 

 

 


反抗とは、己の自由という尊厳を守ることである。

なのに、それすらも失われたまま飼い犬のように首輪をはめ、鎖に繋がれているのはどうも気に食わない。釈然としない。

面倒くさいことを考えること、そして行動に移すことこそが真の自由の道であると思っている。

 

 

 

だから、29歳の誕生日に誕生日にわざわざ仙川くんだりまで来させられて自由意志を持ち大ラーメンのボタンをポチったように思われるアイツは、たぶん何かの壁を越えんとしていたのだと思われる。

 

 

 

 

 

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こ、
こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

 

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久々に来たらしっかり並んでた。そうか、明日休みか…祝日だもんな。

 

 

 

 

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鍋前の熱気とオーラに負けず大ラーメン選択。アブラよ…もうゲレンデのシーズン、終わってるぜ?

 

 

 

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ヤサイ食って標高確認…それなりだ。安心した。

 

 

 

 

 

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麺引っ張り出してズルッとやれば嗚呼…なんてスープの味が濃いんだ。野菜の旨味、油脂分の香り、そして麺の風味よ。俺はこれが食いたかったんだ!!

当然塩分がもうちょっと欲しかったんだがな。

 

 

 

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ブタさん並べてみればブタ切れの日の法則発動しちゃってて最高の眺め。みっちり詰まった隕石セメントブタ齧り付けば、ここが仙川だと納得する。

 

 

 

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ブタに胡椒、液アブラに一味。これ、テストに出るから。自らを自由へ解放せよ。
堪能した

 

 

 

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サクッと完食フィニッシュムーブ軽く会釈して退店。

 

 

 

誕生日奴と代々木に行き、ひとしきりしゃべって遊んで帰宅。

 

 

 

 

 

鬱になって1年。


春ってそういう季節なんだなって今実感してる。好きなようで嫌いだわ、春。

 

 

 

 

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らあめん大安 『チャーシューざる』

 

 

 

 

 

 

 

 

ネタバレ絶対にやめろ勢のダチョウ倶楽部

 

 

 

勘弁してほしいとずっと思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな頃が僕にもありました。
言いたくて仕方ない。ネタバレあるある言いたい。ネタバレされたくない人のネタバレされたさ異常。

 


ネタバレ全く気にしない勢の俺。「答えを知ったところで俺の期待心をぶち壊すことはできない」という絶対的な自信。何がおきても絶対的な自分の機体を裏切ることはできない、と考えている人間として34年間の人生を過ごしてきた俺だもの。インターネットで「バキ道 ネタバレ」と検索することに全く嫌な気持ちがしないことから、その自信は揺るぎないことものだと思っていた。

 

 

 

だから、いちいちネタバレなんか気にして行きても仕方ない。そういう結論に居たり、俺は自分の想像力が勝ることをただただ期待して生きていくしかないと思っていたのだ。

 

 

 

大事なことなので2回言っておく。そんな頃が僕にもありました。
シン・エヴァだけはダメだった。ネタバレ絶対回避勢の気持ちをようやく理解できた。
こんなにも結論が読めないものはなかった。どうしたって我々は今までに腐るほど裏切られてきた。時を遡ること9年前の「Q」についても本当に劇場公開当日、桜坂劇場から出た俺は本当に怒りちらし、もう二度とエヴァなんか見ねえ、エヴァの台も打たねえ!と固く誓った過去がある。

 

 


それを覆してくれたのは、うちで散々「スカイウォーカーの夜明けなんか見ねえ」と駄々こねながらもテレビを付け、リモコンを手放すことなくレイア姫崩御の瞬間とハン・ソロの概念がカイロ・レンの目の前に現れた瞬間に声を出してワンワン泣いた辻村篤くんだった。

 


あれだけEP9はクソ!マンダロリアン最高!と言ってはばからない辻村くんが俺んちでわんわん泣きながら「シン・エヴァ公開日決まりましたよ」なんて言ってる姿を見て俺はなんかとても戸惑ったし、じゃあお前EP9を何回見たの、と聞いた俺にさらりと「10回は見ていない」と言い張った彼のおかげで俺はなんかその日に「Q」を見直す勇気が湧いたし、その朝に俺はまあもう9年も経ったし受け入れられるな、なんて思って色々と消化できたことは、ほんとに良かったと思っている。

 


これをネタバレと言われてしまうとどうなんだ、とも思うが、俺は言いたいのだ。新劇場版に後悔してきた大人たちほど、今回のブツを見てほしかったのだ。

 

 

 

というわけで、俺はこの日までにすでに2回シン・エヴァを見ていた。
お休みが取れない、というかこの懲役厳しすぎるよぉわああんメジマル食べたいよわーんと泣いているおじさんを中央線車両内でピックアップして立川まで向かったのは劇場公開から10日経ったあの日。

 

 


我々を乗せた中央線は立川を超えて八王子まで走ってしまった。駅についた我々の視界に入ってきたのはとんでもない開店待ちの並び。

 

 


彼からこの日最悪のネタバレをもらった。

「もうチャーシューないかも」

 

 

 

 

 


こんなにも絶望する一言はなかったのにも関わらず、矢張り俺の日頃の行いの良さが功を奏したのか、我々はギリギリでチャーシューの食券を手に入れられたのであった。 

 

 

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こ、
こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

 

 

 

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わざわざ八王子まで来て何を食わされるのか俺は。彼はこの日2つ目のネタバレをぶち込んできた。
「満来系にして現在唯一の自家製麺だ」と。
これは重要な情報提供だった。なぜならうかつに大盛りのボタンを押すことを避けるべきだからである。

 

 


目の前に現れた宝石箱はとてつもない輝きを放つ。

 

 

 

 

 

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まずは麺をズルっとやれば…これは期待できる。

 

 


チャーシューを退かして麺をドボンしズルっとやれば嗚呼…言葉を失う。全ての物語を総括するような最高の仕上がり。

 


これは満来系の頂点ではないか!?

 

 

 

 

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しかもチャーシューうんめえええ!!!!全部とろっとしっかり煮込まれたブツは低温調理チャーシューには出せない溶け込み。

 

 

 

 

 

 

 

 


俺たちは肉体を失い豚の海に還るしかなかった。

 

 

 

 

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チャーシューに胡椒ぶっかけつつ食えば矢張りここまでのブツとは想像できなかったぜ。

 

 

 

 

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横の霞が関懲役おじさんはスープ割をせずに完飲制倶楽部ブチカマしたが、俺はしっかりといただいて最高にポカポカしてやった。
ウマすぎか。

 

 

 

 

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サクッと完食当然 #完飲制倶楽部 ゴクゴクブチカマしフィニッシュムーブ軽く会釈して退店。

 

 

 

 

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立川で途中下車し、1席空けて着席した我々は、それぞれの時間を堪能した。
彼も満足してた。25年間の囚われた魂が開放されていく瞬間を垣間見たと思う。

 

 

今んとこ俺に結論について苦言を呈してきた人間ただ一人。
想いがある人間は絶対に見に行こうな。

 

 

 

 

 

 

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きら星 『2種盛りチャーシューどとんこつ大盛 炙り焼きチャーシューご飯』

 

 

 

 

 

 

 

小さい頃から想像力豊かな子どもで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんて自称したくなることは誰にでもあるんだろうけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

多分に漏れず俺もそれで。

 


風呂の換気扇の音が怖くて仕方なかったし、風呂桶に入った大理石模様が顔に見えてたし。寝る前に横向きで耳を枕に押し付けていると「ザッ ザッ」と響いてくる音が「前世の記憶だ」「戦時中かな」とか思って20年くらい過ごした上で「あ…脈の音だわこれ」って気づくくらいで。

 

 

 


要はただの天然だっていうことに気づくまで30年かかったわけ。

22歳の頃に友達に初めて「アスペルガー」と揶揄され、30歳でビアバー時代の頭の良いお客さんに「天然だろ…気づいてないもん、天然だわ」と言われてようやくなんだか納得した。

 

 


俺って天然なんだな。

 

 

 

天然についての考察はさておきだ。日本における息苦しさを生んでいることの一要因はそれに近いものを感じさせることはあれど、単なる思考力の欠如としか断言したくない俺もいる。

 


例えば同性婚を禁止したところで異性婚の例が増えるわけもない。異性との結婚が強制されたところで自殺してまで拒否する同性愛者の方も確実に出てくる。
現在の日本、というよりは理の細部をより明確に捉えて可視化された世界において、意思以外のものに何かを強制される謂れがあるのかと思う。義務教育というものも結局は、このことを前提においてなされなければ意味がない。何か「前提」そのものが音を立てて崩れそうな瞬間を目の当たりにしている。どうも自分が受けてきた教育を考えると、足りないとしか思えないのだ。反日教育ガー、とか言ってる人は単に自分になかったものを教えられているだけで過剰反応しているようにしか見えない。


なんというか、どうもその「日本人とは古来からこうでした」みたいな言い分は単なる思考停止、感受性欠如、成長の拒否でしかない。海の向こうで何が起こっているのか、ということに関してウイグルという単語だけ出せば何を言ってもいいと考えている人の言い分は知らん。

こんな状態でオリンピックをやったところで中国に対し敵意をむき出しにする人が出てきても不思議ではないと思ってしまう。それは許されたことではない。

 

 

 

俺は思考の欠如に対してしか牙を向かない。どうせ手合わせするなら最大限の敬意を表したい。不味いものを食ったとしてもそれはその人間のアンテナが狂っていただけのことだ。

 


この店はまずい!クソだ!と言う前に、そんな店に入ってしまった己を恨むがいい。

 

 

俺のアンテナは…豚臭い香りをキャッチした。店の外が臭い店と木のレンゲの店だけは勘弁したいと思っていたのだが…惹かれちまったもんは仕方ないのだ。

 

 

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こ、
こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

 

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自転車を止めて一呼吸する。俺の鼻腔を満たすのは花粉と豚くささ。
相変わらずパネエ…とか言いながら今まで通り過ぎてたけどな。

 

 

 

 

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まさかの千円札が使えないのもブレの範疇。俺には武蔵野市地域振興券がある。1000円使えば500円返ってくる…だからご飯ものも気にせず頼んでしまう。最高の財テクだ!

 

 

 

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麺持ち上げてズルッ…とやる前にむせ返ることひと呼吸。

 


ズルッとやれば嗚呼…どこか懐かしい…どこかで食べた味だ…超弩級の骨感。太麺。もしや沖縄にあったあの店はここのインスパイアだったのか!

 

 

 

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最高に臭いど濃厚のブツ…そしてアブラギッシュな丼物。完璧な布陣だ。

 

チャーシューは全て母なるスープに帰っていった。

 

味噌も食ってみたいな。

 

 

 

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サクッと完食軽く会釈して退店。

 

 

 

口の中に残るざらつきと香りをマスクの中で南方熊楠ばりに反芻しながら諸々済ませて帰宅。

 


俺の血液型が少し変わりそうな瞬間だった。

 

 

 

 

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覆めん花木 『ラーメン濃いめ大盛り ワンタン2個』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やれやれ、僕は完飲した

 

 

 

 

 

とか言ってても許されるような人生がよかった。

 

 

 

 

 

 

ナルチシズムの地平の果てにある太陽までもが幻だったりするこの世界において、自己愛を飼い慣らすもしくは解放して他者愛を突き詰めることによって何か本当に心の底から世界との同一であったり溶け込みあったりするんじゃないかと思う。なんのネタバレもないから安心してくれ。

 

 

 


失言暴言に関する不快すぎるニュースが空間を飛び交うせいで我々はそれと頭をぶつけて衝突し、負のエモーションを蓄積していく。闇落ちとか言いながら元の属性がそもそも光であったかどうかも怪しい。これが「差別」というカテゴリで語られることか、と。はて、いや、なんというかもっと「差別」とかよりも単調でかつ誰にでもできるような罵倒であることから「侮辱」という表現が正しいと思うのだ。

 


「差別」は二項対立が起こった上でマイノリティ側が圧力を受けるような構造のことを言う。二項対立というよりも二属性の対立。

 

 

例えば「デ…」ではなく「オーバーサイズの人」は「太っていない人間」との対立であるが、「太っていない人間」は「生まれてこの方痩せ型の人」「ある程度中肉中背の人」「ちょいポチャの人」etcetcなど様々だが、「元々オーバーサイズの人」という人もいて、こういう人間が一番調子に乗る。生まれ持ったものではなく変化を望めるものであっても、「オーバーサイズを脱するにも、人によって努力量とその反映力が違う」ことも考えねばならない。「どうやっても痩せない」「もう2度と痩せることを期待できない」「ラーメン食いたいから痩せられない」など、様々な障害を抱えている我々Dの民にとっては死活問題である。

 

 

 


にもかかわらず我々は侮辱行為、もしくは明らかな二項対立による属性の付与が引き起こす差別に巻き込まれることになる。そのせいで我々は暴力と恐怖が対話のツールとはなり得ないことに気づけない。

 


Nワードはその属性同士でしか許されないコミュニケーションであるから、当然ながらDワードも同様だ。


人に備わる自己愛は生存防衛本能であり、エンターテイメントとして消化してしまうようになってはどうしようもなかった。ましてやそれが肥大した結果、よくわからんけど「国家」に自我を与えたり人を「神」として崇めたりするお前のような奴がいるから戦争がなくならないんだ!!ですよ

 

 

 

 

まあ要するに何が言いたいかというと。
デブがデブにデブって言うのは許されるってこと!!

 

 

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こ、
こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

 

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爽やかな日曜 うららかホリデイ
東中野で降りりゃいつも通りの笑顔が出迎えだ。こりゃ参ったな。

 

 

 

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ハイパー花木ルーティンによればクラシックの日だ!

 

 

 

 

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ズルッとやれば嗚呼…恋、、、濃いいお汁が口腔内を飽和するダンク感。炸裂するクリスプ感。ゴクゴク飲めるブツ!っておーい!!

 

 

 

 

言いたいことは伝わるはずだ。
最高にハイ!ってやつだアアアアアアアア

 

 

 

 

 

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肉ワンタンと生姜ワンタンぶち割れば新体験。肉ワンタンの椎茸多めなの嬉CY。
堪能した。

 

 

 

 

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サクッと完食当然#完飲制倶楽部 ゴクゴクブチカマしフィニッシュムーブ軽く会釈して退店。

 

 

 

 

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その後は阿佐ヶ谷の某シェフと神楽坂行ったり中野に行ってナマズを捕まえ(失礼)たりして楽しんだ。
帰りの記憶が危うかった。

 

 

 

 

 

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ラーメン二郎 目黒店 『大W』

 

 

 

 

 

 

 

 

アメニモマケズ 並び続ける

今の俺なりの解釈の結論を信じ自惚れず

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハイスケールに続くラーメン二郎家系図の先へは胃袋につめこんだ経験が不可欠

いつからか季節は秋からはじまり、ひっそり匿い冬 初春 冷たい雨に降られるカルマ 

トラウマ襲いかかり沸騰したマグマ

ふっとしたスキ吐き出すニンニク臭いエクトプラズマ

 

サイレンサーとりはずし 連鎖するゆるぎない法則をくる日も食券かかえこみ

山手通りの金のなる木の下、茎を太く、葉をひろげる

雪、暑さ、花粉にも負けず

 

 

 

 

 

 

サードアイ見ひらき鉄壁の知識のすきまの小窓からカウンターに着席する

これは箸と平ザルのエキスパートがつくる全くニュータイプのアート

ヒットチャートはただ慌てふためきそしてただ溜息

免疫のないお前を恨むしかない

 

いつだってヘビー級タイトルを買いとるような B級など捨てて一級品を食うんだ

挫折恐れずに育て上げる色褪せずに20分入店を待ちつづけた

あかずの座席 必ず俺達がこじ開ける合言葉は 雨にも負けず

 

 

予期せぬBIG BANの衝撃 わずか並び8
興奮さめやらぬ幾晩を経てやがて二郎を欲する欲は核心は内に
凍えて全て肉体は死に、逆に精神は不老不死に
共に深い闇の淵に 駆け抜ける僅かなるつかの間にこそ
忠実な子孫を残すその名をライム
摩訶不思議な 不死身なる クリミナル

 

君子すらも食いたいと願う危うき魂の分身
力強く繰り返すコールを忘れず お前の空腹だって知らぬ間にすべて忘れさせる
考えることに砕け取り憑かれ 減りきった腹のために箸立ち上る
何度もランク保ち上げる果たす完結 常に 雨にも負けず

 

 

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こ、
こ、これは!?!?!?

 

 

 

 


雨降りしきる山手通り 根性見せて並ぶのはむしろ若者の塊

 

 

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豪雨がカルマ流す 青年よ 10年後を夢見て大志を抱けと若林尊師曰く・

 

 

 

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ヤサイにお醤油ぶっかけてコラコラと併せて食えば最高のブツ完成。

 

 

 

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ブタ…ブタよ。やっぱりこのボロッボロの細切れブタじゃないと目黒じゃないと思うほどのブツ目の前に現る。

 

 

 

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底から麺引っ張り出しズルっとやれば嗚呼…液アブラで食わせるバカウマ目黒麺コンボ大炸裂ストライクスアゲイン!

 


最高のブツをそれはまぁゆっくりと、なくならないように堪能するには経験が不可欠。
俺は…堪能した。

 

 

 

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サクッと完食フィニッシュムーブ軽く会釈して退店。

 

 

 

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長靴防水服でRaining Bloodのバカ雷鳴聴きながら代官山で打ち合わせ。

 


あんまりにも雨音うるさくて会話もできん始末だった。
雨嫌い。止んだと思ったら花粉降ってくるんだもんな。

 


負けたわ。

 

 

 

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ラーメン二郎 ひばりヶ丘駅店 『大ラーメン 烏龍茶』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

探偵を名乗り始めてから早くも15年

 

 

 

 

本当に様々な事件を解決してきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

身辺調査から浮気調査、落とし物の追跡や記憶探索まで…様々な依頼を受けてきました。
完全自己完結型ですが。

 

 

 

 


とは言うものの結局のところ二週間に一回は事件に巻き込まれては七つ道具と人の心を操る天才小学生ほどの受注数はなかった。

 

たまに「エアコンのリモコンが見つからないんです」とか「昨日の記憶がないんですけど僕何かやらかしてませんでしたか」とか、「立川の映画館で荒ぶりすぎて財布を落としました死にたい」みたいな連絡しか受けることもなく、「こ、これは自殺と見せかけた殺人事件では!?!?!?」みたいなこともないので、平和に過ごすことができている証拠だと思い出す。

立川の映画館で荒ぶりすぎた紫の人の財布は見つかったようです。

 

 

 

 

 

 

そんな私でも背後を取られることがありました。先週の話です。
午前中に内職を済ませ、嗚呼なんか天気いいし明日なんもないしこれ絶対にどっか行かなきゃバチ当たるわ、ほら、青梅街道が晴天を裂いて俺を呼んでる。悪と散らす火花でヒバリーヒルズのジャングルを真っ赤に染めてやる。

 

 


マッチョふんふんふん…とか鼻歌混じりのアレして着いたら…平日昼間のひばりヶ丘混みすぎだな。

 


なんて言いながら並んでたら、尾行してきた二人に後ろから刺されて気付けば嗚呼…していたのであった。

 

 

 

 

 

 

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こ、
こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

 

 

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「カ◯ヤスの仕事どう?」って違うわ!!なんてツッコミ入れたりしつつしてたら今日は一切崩れないブツが目の前に爆誕

 

 

 

最高にブチ上がる。

 

 

 

 

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ヤサイを油面に浸しながら食えば最高のサラダ。

 

 

 

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天地返し気味にズルッとやれば嗚呼…もうバカみたいだ。どうしてこうなる?

バカ乳化汁にジャストな茹で加減の麺でこれほんと大変だわ。

 

 

 

 

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豚広げてみればいつもの具合でたまらんブツ。

 

 

 

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アブラもデカイのあって最高だ。
後半やっぱすっごくしょっぺえのきてアレだったが堪能した!

 

 

 

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サクッと完食フィニッシュムーブ深々と会釈して退店。

 

 

 

チャリ漕いで三鷹まで行ったり予定ぽしゃったりしながら帰宅。

 

 

 


家で内職。
という感じで厳かに3.11を祈っていた。

 

 

 

 

 

 

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十八番 『特製十八番大盛り』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっぱりニンニク臭いおじさんはダメですか?

 

 

 

 

 

 

 

ダメ?

 

 

 

 

 

 

 

ダメですよね。そりゃあダメです。何がってまぁ本当に色々とアウトです。

 


加熱したってダメです。生よりマシですけど、香ります。というより臭います。
何がだめか、ってね、これ食ってそのまま映画館まで行かなきゃならないっていうことがまずもうアウトなわけですよ。

 

 


強引にスケジュールをねじ込む俺。我慢できない俺。ダメ?やっぱり、ダメだよね?
前日は我慢しました。昼食は家で適当に飯を食い、夕方まで仮眠。心配された膀胱への懸念は全く問題なく、俺の身体から水分を抜いていったのは尿ではなく、涙であった。

 

 

 

ほぼほぼ23年に渡る俺の心を蝕んでいった強大な蟲は、確実に浄化され、色鮮やかな蝶となって心の中を飛び回っている。俺の心の万人とのにらみ合いは10年続き、友好ムードも築くことができそうだと思っていた。

 


それが8…9年前の事件をきっかけとしてヤツは暴れ始めた。心の天井をぶち破り、降りてきた6番目の天使はヤツに絶望の槍を2本突き刺した。

 

 

 


あの瞬間から俺はすべてを忘れ、パチ屋の前を通る度に舌打ちをし、スパロボでもあえて「人造人間どもなんか使うか!!あっ、いや、ガオガイガーは使います」なんて言いながらも少し忘れられない想いを抱いていたような気がしないでもない。

 

 

 


忘れたい思いがあったはずなのに…あのクソヲタクがスターウォーズEP9をうちで見なければ、こうならなかったはずだ。

 


人間は成長する。身体だけではなく、「成長」と呼べる心の変化を迎え入れることができるのかもしれない。

 

 

 

 

それを実感するたびに感動として、心に残る想いを抱きしめていられることを俺は「喜び」と称したい。

 

 


だってハイパーエモい連中からの連絡が止まらないんだもの。みんな一様に何かしらの変化を受け入れざるを得ないんだな、と思うと感動するじゃないか。

 

 

 

 

 

 

 

感謝するぜ。お前と出会えたこれまでの全てに!

 

 

 

 

 

 

 

 

 


そして陳謝するぜ。ニンニク臭い俺の口について!!

 

 

 

 

 

 

 

 

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こ、
こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

 

 

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魔窟荻窪の最終兵器。天下一のアッパー系毒ガス製造工場。

 

 

 

 

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おお、中央線まで香ってきやがる…生きていることを実感するぜ。

 

 

 

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ズルッとやれば嗚呼アアアアアアアアッッッツ!!アッッツゥィ!!アッッッツゥゥイ!!

 

 

 

バカ熱油膜スープで油通しされたツルピロ麺が最高を届けてくれる。

 

 

 


俺が…ニンニクだ!!

 

 

 

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胡麻ぶっかけられたお肉どもをかけ集めて食らい、食せばトランザム発動で質量のある残像(湯気)すら生み出していくのはもはやお家芸か。

 

 

美味すぎる…俺、このブツ大好きだな。

 

 

 

 

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堪能した。サクッと完食お会計軽く会釈して退店!!

 

 

 

 

 

荻窪駅ニューデイズでブレスケアとお茶を買い、そのまま立川に向かった。

 

 

 

 

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前から三列目ど真ん中、両サイド前方空席のベスポジで相変わらずおしっこの心配がない雰囲気を呈しながら見た。

 

 


ありがとう。そう呟いて俺は涙を拭いた。ハンカチで。

 

 

 

 

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