フロムムサシノ

エクストリームラーメン専門家。ラーメンブログ史上最強の駄文による記録。

つけそば丸長 目白店 『チャーシューやさい大盛り甘め 生玉子』

人生には一つ二つの曲がり角があるもので

何がきっかけになるかはわからないものだと思います。

例えば、失恋のきっかけ。相手への幻滅。これも何がきっかけになるかはわからないもんで。俺が聞いた話で一番これアレだなぁっていうふうに思ったのは「彼女がやってるバンドが好きじゃない」という理由だった。あれ、なんか心が痛い…あれ…あの頃は若かったな。

そういう話でアレだなぁ、と思ったのは「スターウォーズEP9が面白くなさすぎてフィギュア買う気が失せて浮いた金でシーシャにハマってしまった」というやつだった。
その時俺は、そいつといた。金曜日が休みの男はなんかウキウキで「キリヲさんち行っていいですか?」なんて連絡をしてきた。
夜まで居座るなんて珍しいな、と思ってたんだけど「あ〜このままクソ映画見るんか〜」とか小声で言ってるし。俺はインスタのキャプションを書きながらなんかテレビをつけるやつの後ろ姿を見た。

あいつは金曜ロードショーを見始めていたのだ。アレだけ酷評していたスターウォーズEP9を。

見るんですか!?本当に見るんですか!?とか言いながら奴を散々ムービー撮ってバカにしていた。俺もまあ適当に、シーシャ吸いながら鼻ほじりつつ奴と画面を交互に見てたら某キャラ死去の時にとうとう声を出して泣き始めるコイツ!!どうしようもねえ!!!!見進めてたら今度はハリソンフォード出てきた時にまた泣きやがるこの野郎!!俺も散々おちょくってたのになんか最後嗚呼いい話だね、って彼に言ったのに彼は「オチ最悪」とか言ってふて寝して終電を逃した。

ウダウダ文句言いながらも「お前何回見てんの」の質問に「10回は見てない」って答える奴、信用できんよな。

俺はこいつのことを見習ってエヴァQを見直すことにした。泣き疲れて寝たバカを放っておいて。
2012年、沖縄は桜坂劇場での公開日…俺、1時間半くらい待ってチケット買ったことよりも「待たされてこのシナリオ何なんだよ」とブチ切れたことだけが記憶に残ってた。
なんというか嫌な記憶も寝かせりゃわりといいものになってんだな、って思うんだわ。
だから終電逃して俺より寝てた奴への怒りも忘れて目白に向かった。別に怒ってなかったし。

 

 





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こ、
こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

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よく考えりゃ年末から来てなかったのも別に意味はなく。

 

 

 

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ただただ土曜朝に宇ち多゛へ行かなくなるとここの足まで遠のくのかと気づいた次第である。

 

 

 

 

 

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見ろ。俺はお野菜と肉が食いたかったんだ。

 

 

 

 

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即刻麺ドボンしてズルッとやれば嗚呼…美味い…やっぱ甘めは小鉢の方が強く感じるがまあブレの範疇。
最高か。

 

 

 

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硬めに締まった麺はやっぱラー油酢醤油で食うのも最高に美味いわ。
なんという幸せな時間だろう。

 

 

 

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つけ汁スープ割すればいい感じに白濁しててたまらんやつだった。

 

 

 

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サクッと完食当然 #完飲制倶楽部 ゴクゴクブチカマしフィニッシュムーブお会計して退店。

 

 

 

その後は宝の山を見たり

 

大久保でシーシャフレーバーを探したり


新宿まで歩いてガンプラ見たりして帰った。

 

 

 


なんだか俺はエヴァ見に行かなきゃいけないのかな、って思い始めてシネマシティのログイン画面をブクマした。

 

 

 

 

 

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ラーメン二郎 神田神保町店 『小豚 生玉子』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビクビクしていた。

 

 

 

 

 

そう、まじでビクビクしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

なんというかこの小心者のチキン野郎の性分というものの卑しさよ。
俺、やると決めたことに関してウーンウーン悩むことも多々ある。はっきりいって今回もめちゃくちゃ悩んでた。年末くらいから。

 

 


そう、年末…年末?あれ12月くらいだったか、話が来たのは。

 

そもそもの話だ。なんか年末ころはn◯te書いては小遣い稼ぎをしてワーワーキャーキャー言われたかったのに、どうもあの時期にn◯te書いては運営会社が炎上しやがって。なんか続けにくくなったけど、ちゃんと気合い入れて全店舗制覇したって書いてみたらめちゃくちゃいい感じのView数だったらしい。

 

 


調子に乗って俺の一番好きなラーメン二郎と題して書いたものまーそれなりにウケた。ウケた。俺の承認欲求!イェイ俺の承認欲求!!とか言ってたけど投げ銭くれたのは心優しい紫の人だけだったし。アフィリエイトでなんか得すっかなー、と期待してたけどそりゃあもう全然、まぁ閑古鳥、俺の目論見潰えまくり。

 

ブログで飯食ったりする人すげえなぁ、小並感、っつってふざけながら俺、当ブログとインスタのこのキャプション欄を埋めているくらいが関の山だわなと悟ったわけであった。

 

 

 

 

なんというか俺も含めたラヲタ(俺はラヲタではない)の皆様はヒジョーに、ヒジョーに口も性格も悪い。ちょっとラーメン食ってないところを見るだけで「あれ?最近ラーメン食ってませんね」なんて言ってきやがる。「最近二郎食ってないんじゃないですか?」「なんでがんこ行かないんですか?そんなにアレ傷ついたんですか?そろそろ1年経ちますよね?」なんて言ってこなくても心のなかで思っていやがるわけで。

 

 


こないだ「毎日同じラーメン食べて飽きませんか?」というメッセージが一度に5通(実話)も届いたのはアレ、ほとんどがラーメンを食わない人ばかりで、また花木かよと言ってきたのは例のはなまるうどん大好き君だけであった。

 

 

 

そう、ラヲタは性格が悪い。俺、どう思われているんだろうってまぁそれは思うんだけど、そんなんよりも今日の雨。

 

 

 


俺は銃弾を避けるための傘を持たずに降りる神保町。

 

 

 


何事もなかったかのように軽く会釈して接続。新しくなった名刺を渡したりお土産を渡したりなんだりしたら「え、小!?」って。

 

 

 

 

 

 


心臓止まりそうになるもなんかまぁイケるなと思った1塁側の景色であった。

 

 

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こ、
こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

 

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1ヶ月ぶりの神保町。雨も降らず風も吹かず、ただただ神保町花月の日陰だけがつらい季節を乗り越えた俺。

 

 

 

 

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目の前のブツ…嗚呼…ブタ増したら最高だぜ。

 

 

 

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ヤサイをアブラで食ってうーんたまらん。ブタ移動して標高確認。

 

 

 

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引っ張り出した麺ズルっとやれば嗚呼…最高にキマってるぜ…

 

 


スープが少ないのは麺をぶち込むせいなのか。俺は毎回、去年のテイクアウトの油そば仕様を食っている気がしてきた。

 


お醤油強いの好きだから無問題だけどな!

 

 

 

 

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ブタも馬鹿みたいにデカイブツに加えてなんか一枚やたら茶色いのがあるのも最高。

 

 

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感謝の正拳突き代わりの烏龍茶ゴクゴクブチかましながら担当した。

 

 

 

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やっぱ唐辛子いいよね。

 

 

 

 

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サクッと完食フィニッシュムーブ「足りましたか?」って恐ろしすぎる言葉を躱し深々と会釈して退店。

 

 

 

 

吉祥寺に帰ってシーシャバカを迎え撃ち、スター・ウォーズ見たりエヴァ見たりしてたら朝になってた。

 

 

 


恐ろしいことに全くハラが減らなかったので夕食を食わなかったんだが…
太ってた。

 

 

 

 

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丸幸 武蔵境 『ラーメン大盛り ライス(小)』

 

 

 

 

 

 

 

その昔、俺は肉体労働をしていた。

 

 

肉体労働を、していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すると思っていなかった。身体もデカイし体力にもそこそこ自信があるし。スタミナっていう点ではまぁ確かにできないことは無いと思っていた。
運動をするということに関しては別に嫌いでもなんでもない。歩くの大好き。走るのは…今はちょっと嫌だ。膝が、膝が悲鳴を上げる。肺活量という意味でももはや走るのは難しい。何より足痛いし。無理。歩くのはいい。走るのは無理。


そういうことについてようやくわかってきた。

 

 


あの頃のプライド…なんか72キロを8時間とかで走りきったアレはもうゴミ箱に捨てることにしたんである。

 

 

 

 

その昔、俺は肉体労働をしていた。
働くことに関して逃げ続け、なんか一年ニートして大学院まで行っていろいろ先延ばしにした。なんかようやく心を落ち着かせ、ちゃんと就活しようと思ったほぼ9年前の俺、ちゃんとした就職先を見つけ、新卒で働いて俺は医療を助けるんだ、と。


子供の頃にブラックジャックを読んで何かを思いあたるところがあった俺の心の行所を落ち着かせるために就職した会社で華やかな人生を送ってやろう。食っていくための仕事、とかそんなことを考えずに「使命」みたいなものを心の中で輝かせてやろうと決意した先にあったのは、まさか予想もしなかった「手先の器用さを必要とする肉体労働者」という着地点であった。

 

 


いや、、、無理やろ…

 

なんか初っ端から超絶パワハラ上司にぶち当たり、「あ、変なやつ無理」みたいな会社で居場所をなくし、俺だけ退職のときに社長との面談がなかったという強烈な前例を作った。逃げるように東京に来た俺、そこからずっとデスクワークか接客業しかしてこなかった俺。

 


それは、俺の求めるところだったはずだが…すっかり太ってしまった。

 

 

 

 

 

 

昨今のコンプライアンスが改善された世の中において、俺はどうにも「すべての人間の尊厳」というものへの理解の高まりを感じる反面、まだまだ偏見と冷笑の蔓延は改善されていないように感じる。

 

 


自分がそういう立場に置かれた場合、どうするのか。そんなことを考えながらも、俺はなんだか体を動かして働くことの良さをしっかり感じることができて幸せだと思ったのである。

 

 

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こ、
こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

 

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肉体労働の後は塩分が欲しくなる。そう思っていた時期が、俺にはありました。
昼下がりの武蔵境はわりかし静かで。でもなんというか心は燃えていて。

 

 

 

 

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ズルッとやれば嗚呼…美味い。やっぱ玉子麺のほうが美味いな、とか思いながらも涙で明日が見えなくなった。

 


これが武蔵境の味か。遠くシンガポールに行ったあいつを育てた味だ。

 

 


「写真撮りまくるけど気にしないでください」とか言いながら堪能した。

 

 

 

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サクッと完食軽くお会計して退店。

 

 

 

 

 

 

 

俺はある技術を入手した。

 


それは必ず今後に活きることだと思いながら、明日も早起きすることを決めたんである。

 

 

 

 

 

 

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覆めん花木 『牡蠣ラーメン(限定)濃いめ大盛り ワンタン2個』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「毎日毎日同じラーメン食べて飽きませんか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

食べてません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…食べて、ません。

 

 


断じて食べてません。印象です。たぶんそんな印象です。
しかし、そんなに印象づくんですか。


それともあれですか。それ以外はインパクトないんですか。

 

飽きですか!?

 

 

ってそろそろやめとこうか。そりゃあそうだよな、とか思いながら殺到するDMを捌き、出来る限りの返事をし、どう返していいかわからないDMは全部スルーしてます。

 

 

そもそも毎日全く飽きずにハマり続けているものなんていうのはなかなかない。無理。何度も言ってきた通り「飽きるために食う」みたいな感覚が俺の中に備わっているのもあり、「味噌っ子になってなくね?」とか「最近カレー食ってなくね?」という意見も聞くようになった。

 


俺は飽きたくて飽きたのである。どれもバカみたく短期間に食いまくった。二郎よりも一時期は富士丸とがんこに通いまくっていたせいで、富士丸の人とかがんこの人とか言われてた頃もあった。富士丸なんかすっかり行列やばくて行くのやめちゃったんだけど。

 


ぶっちゃけそういうことがあるから飽きたかったというのもあった。ラーメン好きは辛い。

 

半年に一回くらい書いてることだが、本当に俺は毎日毎日ラーメンを食ってるわけじゃないし、毎日ビールを飲んでるわけでもない。酒を飲まない日なんてのはむしろ週5くらいあるわけだ。30過ぎたら自ずと減ると思ってんだろ、と耳元で囁かれ続けてたら俺減らないし。睡眠時間はなんか減って疲れも溜まってるし、飯食う量も全く減らないで夜は野菜ばっか食ってるし。

 

結局毎日欠かさずのことってダブルアップルだけじゃないかな、と今更気づいた。

 

 

 

まあ要するに何が言いたいのかというと、
そんだけ花木のインパクトとヒキが強いってこと。

 

 

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こ、
こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

 

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人々の心と花粉舞う火曜日。お出かけしたろうかしらん、と電車に乗った俺は結局東中野で降りてしまう始末。愉快な中野軍団の残り香を嗅ぎながらテクテクと山手通りをくだっていったら

 

 

 

 

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なんだか「牡蠣」の風味が花粉ともに…ふっ、よいではないかよいではないか。

 

 

 

 

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ズルッとやれば嗚呼…牡蠣だ。いつも通りのスープに牡蠣がドボンと沈んだ感じのスープ。うーむ。俺これ好きだなぁ。

 

 

 

 

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チャーシューどかしてネギを掘り下げてみたらなんと牡蠣ペースト…粋な装いをグッチャグチャにして俺はいたずらっ子になろうと決めた。

 

 

 

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ズルッとやり直せば嗚呼…最高だ。

 

 

 

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イベリコ豚の肉ワンタンもあおさとれんこんのワンタンも言うことなし!
堪能した。

 

 

 

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サクッと完食当然 #完飲制倶楽部 ゴクゴクブチカマしフィニッシュムーブ軽く会釈して退店。

 

 

その後は某店周年を祝ったりして帰宅。

 

 


夜は鍋食ってダイエットを誓った。
ハイチオールC効かなくね?

 

 

 

 

 

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第一旭 新宿店 『ラーメン ライス シロミ』

 

 

 

 

 

 

 

 

嫌な予感がする

わけもなく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は何も考えずに新宿まで行った。なんのためらいもなく「吉祥寺→信濃町」みたいなコマンドを打ち込みながら「俺って天才なのでは」という思いと「まじで馬鹿じゃねえの?お前」という悟りを抱えながら、なんかいつの間にかちゃんと動き始めたiOSモバイルSuicaを動かしてみてなんかこう、えーと、伊勢行ってみたい!みたいな気持ちでいっぱいになっていった。

 

 


どうしてこんな人生になったのだろう。
なぜにここまで代々木に足を踏み込むようになったのか。さっぱりわからない。
どういうわけで俺はここまでこんな新宿と代々木の間のスラム街…おもしろメガネおじさんに支配された巣に来なければいけなくなったんだろう。

 


俺、なんか大きな力に動かされているんじゃないのか。なんか自分が自分でなくなる瞬間を目の前に迎えているんじゃないのか。

 

 

 

 

そう思ったのも結局のところ杞憂であり、女将の顔を見れば俺はなんの疑いもなくガブガブ飲んでしまう。下北沢まで電車賃浮かしたるわ!!とか思いながら歩いて3箇所行脚しては「バイおじ」のところまで飲みに行って「就職祝いでおごってください」とか言ってしまう厚顔無恥さまで兼ね揃えている。俺…もしかして「バイおじ」におごってもらった数少ない人間なのでは…なんて思ってニンマリしながら感謝の正拳突き1万回をした。井の頭線各停の車両内で。

 

 

 

 

なんなんだろう…俺、意図せずしてエクストリームラーメンの伝道者みたいな立ち位置で、なんかちょっと少し量の多いラーメン、かつちょっと意識の高いブツを食べながら好きなことばっかり書いていたはずなのに…いつの間にか「ただのひょうきんなおじさん」で終わりそうな予感がビンビンするではないか。

 

 

 

 

 

 

 

「ガチ婚活中」とか言ってる酒飲み女の婚活を手伝っている場合じゃねえ!! 

 

 

 

 

 

 

 

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こ、
こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

 

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どうも気になっている店でもいつも愛している店を優先してしまう悪い癖をどうにかしたい。

 

 


馬鹿話ばかりしている男友達よりも女の子を優先するような甲斐性のなさをそろそろ備えて行く必要がある。
そう考えていた頃が 俺にもありました。

 

 

 

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目の前に現れたのは白と赤、そして黒線の織りなすスタッカート気味の看板。
脂身あるなら当然頼むだろ!

 

 

 

 

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ズルっとやれば嗚呼…まぁ…まぁ普通だな。とか思いながらも脂身食らいつけばなんと美味いことか。

 

 

 

 

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猫に小判、豚に真珠。キリヲに脂身。別に贅沢ではない。
単純なやつだ。

 

 

 

 

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チャーシュー引っ張ってライスにのせれば最高なブツの完成だ。
俺…京都行きてえ…

 

 

 

 

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サクッと完食フィニッシュムーブ軽く会釈して退店。

 

 

 

 

その後は先に語ったとおり。21時過ぎに帰ってきたのに泥酔して何故かニンニクくさいカップ麺を2個も食っていた。

 

 

 

 


翌日、偉い人に怒られながら俺、夜にニンニクを食うのはやめなきゃな…なんて思ってた。
思ってただけだったが。

 

 

 

 

 

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吉祥寺どんぶり 『塩ニンニク破壊王』

 

 

 

 

 

 

 

嫌な予感がする

 

 

 

 

 

俺に備わるフォースの力がそれを感じさせていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わけもなく。
唐突に訪れるアナウンス。俺たち腹ペコ吉祥寺民にとって春眠も暁もクソッタレもない春の知らせが駆け巡った時、
全員の目に涙が流れた。

 

恐ろしいことにそれは花粉症のそれかもしれない。

 

 

 

 

 

風が吹いたら桶屋が儲かると言うが、COVID19のウイルス蔓延はどこに利益をもたらしていたのだろうか。

 

 

我々は油断しがちな生き物である。
いつまでもそこにあるものと思っていた。なんの問題もなく、ただただ時が過ぎていくと思っていた。店の前を通り、嗚呼まぁ確かにお客さんいないけど常にUberの配達員はいるわ、なんて思いながらとなりの天下寿司にも入ることなく、俺は家で鍋を食っていた。そう、鍋。鍋は美味しいからね。

ほら、ちゃんこ飯って鍋と白米じゃない。あれを食べることによって相撲取りもプロレスラーも身体を作るからね。野菜を食えば食物繊維を摂れるし、肉はタンパク質になる。

 


そして消費したエネルギーは白米から吸収することになるのだけど、炭水化物を食わなければ太らないってようやく気づいたのね。

 


だからね…今年に入って1回しか食ってなかったの。マジで。きちどん。俺にとってはセーフティネットだったわけだよ、きちどん。飯作る余裕が無いときにたくさん食べれる店ってこれくらいしかなかったから。

 


俺の通う頻度とともにあの店からも人が減っていった…当然ながらそれは俺のせいとかそういうことではなく、人々のバイオリズムが何か…いや、COVID19をきっかけとして狂っていったのだろう。

 

 

 

それに加えて、だ。


腐っても大食いの端くれ。世界大食いびっくり人間たちが地下闘技場出場者なら、俺は各競技の世界チャンピオンレベルだった。


だったら俺は一度はその店のMAXメニューを食っておくべきだったのに…どうも「いつでも食えるだろう」という油断は、閉店前日までその機運を持ち越すことになってしまったのである。

 


たくさん麺が食べたい。おおよそグラム数では計れない世界が俺の目の前に広がっていながらも、1.6キロってまぁ…それなりだな、とか言いつつ先送りしてしまっていた俺を恥じておきたい。

 

 

 

昼間に背脂ラーメン大盛りにライスを付けつつ、歩き、寝て、バンドのリハを経てまぁそれなりのコンディションまで整えた俺。

 


自宅に機材を置いて南下する井ノ頭通り

 

俺の頭の中には「はっしもと」コールが木霊していた。かと思いきや

 

UWFのテーマがエンドレスで流れていたのであった。

 

 

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こ、
こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

 

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こんばんわ破壊王。ここは闘強導夢のアリーナ席。

 


隣の席からスルーパスされたキン◯マ仕様で完璧な布陣。ちなみに隣の席でも元100キロの男が破壊王にキムチ付けて到着を待っていた。

 

 

 

 

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パクっとやれば嗚呼…うむ。普通。うむ。やっぱり特にめちゃくちゃ美味いという感想はない。

 

俺は昼間の金髪お姉さんのいたころのオペを思い出しながらも、肉とネギに隠された白米に軽く会釈しながら冷ましていった。

 


一切の手を止めることなく、咀嚼スピードも一切落ちることがなく俺はザクザクと食い進めていく。

 

 

 

 

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俺の目には涙が溜まっていく。失った塩分をお醤油と生玉子で補充していく。

 

 

 

 

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玉子ぶっかければ嗚呼…一気に食いやすい温度に下がるの完璧な戦略だったな、なんて思いながら。

 

 

 

 

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飽きることなく12分で堪能。
サクッと完食フィニッシュムーブ完食証貰い軽く会釈して退店。

 

 

 

 

 

 

 

 

外に出ると長蛇の列。どんどん押されていく破壊王のボタン。

 

 

 

 

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俺たちは皆、ここで卒業していくのだ。

 


いざさらば さらば先生
いざさらば さらば友よ
美しい 明日の日のため

 

 

とか言ってたら跡地が同じグループ会社のシャレコいたラーメン屋に変わっててブチギレている今の俺。

これくらい言わせてくれや。愛してたんだよ、あの店内を。

 

 

 

 

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覆めん花木 『背脂ラーメン大盛り濃いめ ワンタン 2個 ライス 生玉子』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私はデブです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

体型だけの問題ではありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デブは概念です。デブは、概念なのです。

 

 

 

 

 


何を言っているのかわからないと思いますが、一度デブを経験した人間は大体、心の中にデブを飼い続けます。

 

 


これは、デブである私だから言えることです。

 

 

 

 

デブは大抵、痩せるとデブを叩きます。デブ経験者に限ってはデブを叩き、痩せたことを成功体験として抱え始めます。デブがデブであったことを恥とし、デブを叩くのです。


そしてデブは開き直るのです。痩せなくていい、と。そうしてさらに元デブはデブを叩き、「痩せていることが正義」として再定義するのです。我々デブは彼らが承認欲求を満たすための餌として消費されていくのです。

 

 

 

これは差別的な話ではありません。

私はいつだってデブの味方だし、そもそも私はデブです。

 

 

 

 

 

私はこの負のスパイラルを如何ともし難いと感じています。

 


なぜならデブとはなんらかの要因を抱えたせいで陥った状況を指します。怠惰な態度というものが原因で体型が変化したわけではあるものの、我々は「なりたくしてなった」わけではなく、何かしらの要因によって「意識がデブとなった」ことをきっかけとしています。

 


よって、元々体型が太めであった人間が「何かによって私は変身を遂げました!見てください!」という精神を抱えているうちは一切の「デブ性」を解消することなく、元々の自分が持つ怠惰性に近い性質を解消することなく、「デブいじめ」に近いベクトルの精神を抱き続けているのです。

 

 

 

 

私もこのことに気づけたのは、小学生以来の大デブ期間を経てのことでした。
デブだから他人に寛容になれない。自分のことばかり考えてしまう。自分が被った被害を許すことができず、

 

「20分も遅刻するなら集合時間までに連絡せえや!奢れ!!」

 

 

 

なんて自分より8歳も上の先輩に小声で(ちょっと声デカかったらしい)宣ってしまうのです。

 

 

 

 

ここまでで24回ものDワード(deb)を発してまで私が何を伝えたかったのかというと、それだけ私はこの覆めん花木にハマっているということでございます。

 

 

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こ、
こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

 

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久々の背脂遊戯。ライス準備完了。

 

 

 

 

 

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隣に座ったシュッとした映像クリエイターに軽く会釈し

「プロの横で写真撮るのなんて緊張しますね」とか言いながら写真パシャパシャやってた。厚顔無恥で。

 

 

 

 

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早速生玉子の黄身をご飯に移植して最高のTKG準備万端。白身部分は自分のお口で丼縁からバキュームした。

 

 

 

 

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ズルッとやれば嗚呼…硬めの麺が芳醇で甘い背脂と乾物系のガッツリ効いたアロマを口腔内で満たしてすぐに胃に落ちていく。

 


俺は最高の気分を味わった。

 

 

 

 

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TKGに海苔巻いて食えば…俺、海苔トッピングすりゃよかったなと大後悔するほどのブツ。
みるみるうちに不機嫌さが昇華されていった。

 

 

 

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そして背脂には矢張り一味が合う。これが食いたかったんだよおっかさん!

 

 

 

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サクッと完食当然 #完飲性倶楽部 ゴクゴクブチカマしフィニッシュムーブ深々と会釈して退店。

 

 

 

 

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その後はミスドに行って「果物を食わねばならん」とか言いながらストロベリーフレンチクルーラーを手に取ってコーヒーと共にいただいた。

 

 


何から何までご馳走様でした。

 

 

 


先輩たち大好きです!精神までデブですみませんでした!!(101回目のDワード)

 

 

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