フロムムサシノ

エクストリームラーメン専門家。ラーメンブログ史上最強の駄文による記録。

麺許皆伝 『欲ばりうどん大盛り たきこみご飯小セット』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はまごうことなきハードロックキッズだった。

内緒だよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなん書くのは最後にしたい、とか言いながらKISSの誰かが死んだらまた同じような投稿をしそうだ。

 

 

 

今朝は、プリンスが死んだあの朝なみにつらい気持ちになった。


某シーシャヲタクがシーシャ屋へ変貌を遂げそうになってることに一人でビビっており、電話をかけてきたのは朝方4時前のことであった。
そんな時間に寝ていない俺がまずいけないのだが、そうはいってもこちとら睡眠障害をこじらせた自律神経失調奴だから。


若者の人生相談に乗る俺がいるんだけど、まず俺も相談したいわけだし。かといってなんか向こうからかけてきたからそれはそれで応えてやらんといけないわけだ。
このバカが一回、iPhoneのバッテリーを落としたのがいけなかった。復活したら元気になって戻ってきやがったおかげで俺は時計の針が5時を回るのと、彼の訃報を見てしまった。

そんな時間にスマートフォンInstagramなどを開いている俺がいるのがまず悪いのだが。

 

 

 

俺はハードロックキッズだった。どうしようもなくハードロックが好きだった。
うちの街は特殊な街で。北海道北見市はもう、バンド界隈がひたすらハードロックに染められている街だった。普通は高校生になればハイスタやモンゴル800が流行って皆低い位置でレスポールを抱えているもんだったはずだが、俺達はストラトを腰より少し高い位置に構えてディープパープルを弾いていた。

皆、スモーク・オン・ザ・ウォーターじゃなくてBurnのイントロが弾けた。
そんな街だった。

 


当時アコースティックギターでゆずでも弾こうと思っていた俺は、高校入学直後にそんなショックに見舞われたものだから…非常にやきもきした。今は札幌でプロドラマーをやっている某同級生の家に行き、友人の親父から変形のエクスプローラータイプのギターを借りてハードロックの練習を始めた。

 

 


やはり最初はディープ・パープルやレッド・ツェッペリンなんかを弾くわけだけど、そんなときに俺の目に飛び込んできたのは、そうタケダ楽器のスコアコーナーに置いてあったのはほかでもないVAN HALENのベスト盤のスコアだったのだ。

 


なんかレッド・ツェッペリン難しくて弾けねえなんて諦めてた俺を救ってくれたのは、”Eruption”…

 

嘘。”Ain’t Talkin’bout Love”だったのである。
初めて1曲弾き通したバンド。それはVAN HALENのあの曲だったのだ。

 

 

 

 

そうこうしているうちに高校生のケイキリヲはNirvanaとレイジ、そしてレッチリに出会ってすっかり様変わりした。そんな経緯があれど、心のどこかでは未だにVAN HALENレッド・ツェッペリンが染み付いており、楽器屋でエフェクターを試すときなんかは完全にそっち系を弾いてしまう俺がいる。

 

 

と、いう話を先月、中高の同級生と山梨に向かう途中にしていた。
朝っぱらからほったらかし温泉に入り、景勝地を眺めていても、中高時代の音楽の話からは解き放たれなかった。

 


あれから一ヶ月経っただろうか。ちょうどその時のことを思い出していたときにこの訃報。

 

 


偉大なるEdward Van Halenよ、安らかに眠れ。
そして俺はぶっといやつを食っていたのであった。

 

 

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こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

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吉田のうどんが食べたいです。完全に二日酔いで朝から体調がバッドだった俺の要望をヤツは受け入れてくれた。

 

 

 

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めっちゃ並んでるじゃん…とか思いつつも1時間以内に入店できたのは、田舎の店の収容人数の強みだ。

 

 

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しかし安いだけあって強気にトッピングしまくって挙句の果てには炊き込みご飯までつける俺。救えねえ。

 

 

 

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ズルっとやれば嗚呼…コシの強…強すぎやろ…これで大したこと無いってか。


だっぷりと絡みつく味噌スープを想像していたが、醤油味とも味噌味とも言えぬこの感じ。嫌いじゃないな。うどんとはかくあるべきといった味付けだった。

 

 

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なんて強さだ。若き日にこれくらいのハートの強さがあれば俺もハードロックからメタル街道を突っ走っていたかもしれない。

 

 

 

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ちくわもでかすぎんだよ。どんだけサービスいいんだろうな。

 

 

 

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サクッと完食お会計から軽く会釈して退店。

 

 

 

とまぁ、久々にクチの塞がらない別れを経験した。

 


2020年、マジでこんなクソな年は100年に1回でいい。


田沢と松尾ばりに空で微笑んでいるエディの顔が見えるよ。

ラーメン二郎 八王子野猿街道店2 『大つけ麺 シークァーサー 生玉子』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうしても伝えたいこと

というよりも、言っておきたいことがある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伝わらなくていい。吐き出しておきたい。

 


どうしてこのような感情が生まれるのだろうか。聞かれなくてもいい、むしろ言及しないでほしい、でも言っておきたい。そう思うと俺は今、めちゃくちゃに孤独を拗らせつつあるんじゃないかと気付き始めている。

 


難しいと感じることが、一切できない。一番は役所。役所。病院より嫌いかもしれない。役所。マジめんどい。何よりも面倒くさい。めんどい。やくしょのくうきがまじできらいだし、「そんなことすら調べてへんの?は?何しにきた?」っていう雰囲気出されるのがやたらとむかつく。そして俺は調べるのも面倒だ。わかりにくいホームページを作るな。アホが。手続き。嫌い。マジ甘えんなと自分でも思うのだが、本当に嫌い。明日こそ行くけど。
明日こそ、行くけど。

 


もし何かの間違いで市役所職員とかになってたら俺、いったいどうしてたんだろうとすら思う。気が狂うんじゃないか。
人々が福祉制度や保障について助けられることについては本当にそうあるべきだし、弱者の味方として地方自治・行政があるべきだと考えて生きてきたけど、享受する立場になるとこんなにも面倒くさいのかと、改善せよとさらに声を上げたくもなる。

 

 

甘えんな?

ふざけんな、お前も甘えさせてやりたいと言っとるんじゃこっちは。

 

 

 

 

また眠れなくなった。


眠れなくなったというよりは、生活リズムの狂いを生み出したというのが正しい。完璧なまでの狂い。トートロジー溢れる豊かな語彙。よくわかんないけど7-2で負けたショックがあまりにもデカすぎたのと、なぜ今俺はこんなにフットボールに入れ込んでいるんだというひどめの苦しみが、余計に俺を拗らせているのかもしれない。

 

こんなことを書いているからと言って今俺は死んだような顔をしているのかというと、別にそうでもなく。会ったら会ったで人懐っこい犬ばりの顔をして尻尾を振って寄ってくるタイプの人間が俺。


朝起きれないからと言って朝に呼び出してみれば、しっかり外に出てくるのが俺。
ただただ人恋しいだけなんだなと自覚し納得しているのもまた俺なのです。

 

 

 

 

「言いたいことも言えないこんな世の中じゃ」
って叫ばれてからもう22年も経っている。

 

 

 

 


とっくに成人してる人がいるのに。まだ言いたいことも言えない。
言ってもいいけど立場はない。
今日ここまで書くのに2時間もかかってるなんて誰にも言えない。それは言いたくない。


でも言いたくて仕方がないし。ああ、言おうか、言っちゃおうかと迷っている間に1ヶ月半経つし。

 

 

 

 

 

暗い気分で3日も誰とも会わないと、楽しかったデブ3…4人と元デブ1人のドライブのことなんか思い出したくないわなと。

 

 

 

 

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こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

 


最上級デブ二人がテーブルに通され、他の連中はカウンター。
木村師範代とキリヲのどうしようもない吉祥寺コンビで向かい合うテーブル…低いんだなこれが。

 

 

 

 

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目の前に現れしつけめ…麺が非常に寂しい。

 

 

 

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ヤサイも少なめにしたらほとんど入らず。さすがに失敗したなと自戒。

 

 

 

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つけ汁につけてズルッとやれば鳴呼…シークァーサーの酸味が嬉しいが、こんなにもスープペラペラなの初めてじゃねえか…まあこんなこともあろうな。

 

 

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ニンニクとアブラ入ってなかったので、念入りに確認して追加要請。追加したらやっと少しまともになった。

 

 

 

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豚だけは期待を裏切らないいつもの怪物級のブツ。

 

 

 

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生玉子つけてズルッとやれば…たまごかけつけ麺が懐かしく思えた。あれ1回目はめちゃくちゃうまかったなぁ。

 

 

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お宝発見してちょっと迷ったけど、口ん中にぶち込んだ。

 

 

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サクッと完食フィニッシュムーブ軽く会釈して退店。

前回の富士丸からうってかわって「足りねえ」と騒ぎ出す始末。
ま、そんなこともあろうな。
越谷食いてえ

つけそば丸長 目白店 『チャーシューやさいつけそば大盛り甘め 生玉子』

 

 

 

門出の日だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人生、何が起こるかわからない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そもそも生まれた土地がどこか。それでも人生は左右されるというのに。

 

 

 

どこをどう曲がればセクシーマザーファッカーになれたのか。

 

どこで間違えればウィーアーザワールドを歌えたのか。

 

どうやったらトーキングブルースを習得し、良い滑舌と適度に低い声で歌えたのか。

 


反抗期にヒップホップを聴くような土壌ではなかった。今思えばそういう土壌だったのだが、いじめられるのが面倒で頭の悪い不良どもには近寄らなかったし、不良の半分はV系だった。

 

 

 

 

 

はっきり言って門出など迎えたくなかった。
どこにたどり着くかわからない自分がいる。

 

 

 

キレ散らかしている俺がいる夢を見る。期待した答えを待ち望んでいる愚かな人間がいる。

 


“Ceremony”が頭の中を流れれば、この世に別れを告げた人々のこともわかる。

ただの痴話ではなくなってしまった俺達は、
永遠に彼を見て、彼を聴き続けるんだろう。

 

どこに行っても逃げ場がない。挙句の果てにはドキュメンタリー映画まで作られ、こんな極東の島の人間たちにも見られているのだから。

 

ところで『24アワー・パーティー・ピープル』が見れるサブスクサービス、ありませんか。
こないだ誕生日だったので、Amazonウィッシュリスト載せていいですか。

 

 

 

 

 

門出だ。
人生初の経験だ。

 


そうなってしまった、という捉え方になってしまうのであれば、それは悲しい終着点だったかもしれない。
俺はこのタイミングしか無いと思った。だから今こうしてまたいつものように、崩れないルーティンを守る戦いを挑んでいる。

 


こっちは二郎食ってお腹いっぱいなんだよ!!

 

 

とか叫びたい気持ちがこちらもいっぱいなんだけど、このまま家に帰っても横になるだけだし、


なんなら東条蒼ちゃんに会うべくブラウザ開いちゃったりするからあれなんですよ。

敵はInstagramの検索欄だけではなかった。かといってPornhubで課金するのも癪だしとりあえずFANZA定額ライトに加入した俺をどうか褒め称えよ。

 

 

 

 

カミーユばりに叫びたい。遊びでやってんじゃないんだよ。

 

 

 

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こ、
こ、これは!?!?!?

 

 

 

 


もはや珍しくもなんともなくなったメジマル投稿だが…久々に小鉢コールをしなかった。

 

 

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たっぷり食べたかったからだ。


見ろ…まるで火山の如きフォルムじゃないか。山肌を転がる溶岩の瓦礫に飲まれんとしたい。むしろだ。

 

 

 

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最近は素の麺よりも即刻汁をつけてしまいたいモードだ。ズルっとやれば嗚呼…美味すぎじゃねえか。甘い。甘いよ。
下の方からしっかりと混ぜて食えば、しょっぺえお肉がたちまち甘く染まっていくから不思議だ。丸長…荻窪を経てここに戻ってきてこれを味わう。感慨深いものがあるな。
美味すぎだ。

 

 

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当然麺に醤油と押忍とラー油をぶっかければどこかで味わったようなチューニングに早変わりだ。
俺、餃子が好きなのは多分この組み合わせがあるからなんだなと思う。

 

 

 

 

 

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当然スープ割すれば今回は…割と白濁。吉ってところだな。

 

 

 

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サクッと完食当然#完飲制倶楽部 ブチカマしフィニッシュムーブ軽く会釈して退店。

 

 

 

 

 

翌日、わざわざ仕事を休んで彼女とここに来たというヤツに対し


俺は「明日休みって書いてあったの、教えればよかったなぁハッハッハ」なんて言ってしまったもんだから可なり恨まれた。

 


まあ人生ってそんなもんだよね。

 

 


門出とか言ってるけど、自分次第ですよ。

 

 

 

 

 

 


また使おうと思ってたパンチラインを使いそびれた。

丸長中華そば店 『チャーシュー入りつけそば大盛り』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

異世界転生したい人生だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつだって俺はそう思っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

異世界転生ものについて語り始めると異世界転生警察さんが飛んでくるのであまり迂闊なことを言えないのだけども、俺はいくつかのケースを考えて異世界転生プランをぶち上げていきたいと思うのが今日の目的である。

 

 

・転生したら猫だった
ありがち。外から猫の鳴き声が聞こえたから上げてみた。

 

 

・転生したら勇者だった
Teppeiなんとかさんに見ろ見ろと言われて渋々見たら面白かった。

 

 

・転生したらスライムだった
読んでない。

 

 

宮本武蔵に切られたと思ったら転生して別世界に行った
烈海王なら一向に構わんッッ!!

 

 

 

異世界への転生は、要するに「異世界」への「転生」だ。異世界へ行く、という一つのテーマがある。自分がもともといる世界とは別の世界に行くということが大前提となる。

 


そして、転生だ。転生したら◯◯だった、ということになれば、自分は全く別の存在へ変貌するわけだが、異世界に自分のまま転生するケースもある。自分という存在の意義が別世界に行ってどのように意味づけされるのか。


アイデンティティは崩壊しうるのか。

 

しかし

 

 

烈海王の!右足は!!治ってるんでしょうか!!

 


ピクルに食わせた肩の肉も!!再生しているのでしょうか!!!!

 


そもそもの話!!俺らをキュンキュンさせてきたあの烈海王の優しさは!!

 


烈海王の中国4000年異世界に通じるのでしょうか!

 

 

4002年目はどの世界でスタートし、

どのような歴史を刻んでいくのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

また1日キャプション書きと文筆業から離れていたせいで、こんなにもどうでもいいことを書きまくるしかなくなった俺なのだけど。

 


北斗の拳のソシャゲは決してダウンロードしようとしなかったし、バキ道の新刊が待ち遠しいし、数人で車に乗ったら刃牙の話に制圧される性を、我々は失わずに生きていきたいと思っております。

 

 

俺が転生をしたとしても、ラーメンのない世界に生きていくことができるだろうか。


そもそも人間として転生するだろうか。俺は煮込まれる側の鶏かブタになる可能性も捨てきれないのだ。

 


ラーメンが高級食になり、恵まれない貧しい子どもに生まれ変わった場合、俺はラーメンに人生の勝利を見出すのか。

 


想像するだけでゾクゾクするが、ぶっちゃけ今の人生をどう変えるかってことの妄想のほうが楽しいだろ。俺バカなのかな。早くアクションすりゃいいのにな。

 

 

 

ただ、転生しても俺はそこに荻窪が在ってほしい。
より強く、そう思わせてくれたひとときの想い出をここに刻もう。

 

 

 

 

 

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こ、
こ、これは!?!?!?

 


恥ずかしい話をするが、これは俺のヴァージンストーリーなのだ。

 

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初めてだから並び方もわからないし、裏口から入る、みたいな怪情報もあるしでやたらとドキドキしていた。

 

 

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まぁでもなんだかんだ並び3。しかも割とすんなり入店して楽勝な気持ちで入店後、30分待った。

 

 

 

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まずは素の麺にチャーシューを併せてズルっとやれば嗚呼…なん…なん…だ…新しい扉開けたなこれ。
俺胡椒大好きかもしれん。


目白ほど甘さはない。が、醤油強めのチューニングにこの麺、そして絡みつく胡椒。最高か。

 

 

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つけ汁ドボンすればもう完璧だ。

 

なんだよ…麺もっと食いたかったな…特盛できねえのかな。

 

 

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他のお客さんの見よう見まねでスープ割お願いして飲めば…胡椒大好きということしか頭に浮かばなくなった。

 


想像以上に罪深い店だ。やはり歴史のスタート地点は違うな。

 

 

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サクッと完食お会計軽く会釈して退店。

 

 

 

 

 

目白を愛してきた俺は、荻窪に住む俺に転生した。

 

てか荻窪…もっと開拓が必要だわ。

 

つぎ丸信行こ。

中華そば べんてん 『つけ中 メンマチャーシュー 生玉子』

 

 

 

 

 

 

 

 

「孤独ってやつは病ですね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

親友から送られてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

病。フィジカルの病。ならびに性格的な、精神的なシックを拗らせること。病気というレベルの診断はされずにあくまで「症状」だったけど、なってみたらもう恥ずかしくもなんともないことだなと思い始めたし、それが救いなんだなと思う。

 


絶対にならないでしょ、とか言われてたけど、皆理解が低い連中だったなと思う。俺が厚顔無恥で鬼のメンタルを持っていたら、もともとこんな性格にはならなかったはずだ。


朝は起きられないし、起きたら起きたで体調がひどく悪い。昼前には動き出すことができるようになるも、最近は遅刻癖がつき始めたからたまらない。5分前行動がモットーだったあの頃の俺は強迫観念にやられていたのではないかと思うほどに、遠い過去にいる気がする。体調が悪くてもチンチンは元気なのが救いだ。

 


朝早く起きることが苦痛だ。やることはやらねばならないと思うが、自分にとって適切なタイミングを見つけたい。自由じゃないほうが楽だと思っていたけど、意にそぐわない拘束が最も精神と身体に悪い。

 

とはいえ。この世の中に生きている以上、戦いからは解放されないのだな、ということについては察した。

 


この世はノイズに塗れている。俺はそういう雑音よりも心地よいノイズを好む。

早く寝ろとかうるさいからコメントしてくんなよ。寝る気がおきないんだよ。


使い古したユニクロの紙袋 ケンタッキーのテイクアウト両脇に抱えた女子。

 

彩る人生の違いを噛みしめろ、俺。

 

どこで踏み外したかも中途半端なアウトロー

 

顧みず自らを肯定もせず否定もせずどこまでも一辺倒。

 

もうすでに迎えてんだこちとら人生のアウトロ。

 

俺、結婚して幸せになります。さとみと。里見浩太朗と。

 

 

 

 

「何をするにしても自分のすることを愛せ。子供の頃に映写室を愛したように。」

 

 

 

俺が愛したのは頭脳内にある物語だ。

 


なんて言いながら久々の髭とランデブー。合流地点は早稲田だったわけだが、

「こんなに並びたくねえ」と意見は一致。

 


髭ミニチャン号に乗って 海岸線へ 急げ海へオーシャンへ。そんな想いには駆られず我々ははじまりの地へ進路を取った。

 


並びなし空席ありの大勝利を掴んだ我々は、わずか1ロットの差で引き裂かれてしまうことになる。

 

 


わざわざ早稲田から車に乗せてくれた髭ダルマに対し、助手席の主、腐れインスタグラマーが提示した入店の条件とは…

 

 

 

 

 

 

No Mercy!であった。

 

 






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こ、
こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

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およそ1年3ヶ月ぶりの成増になります。前回はフジロック会議ついでの…今はなき2代目ラーメン官僚とのランデブーだった。

 

惜しい人を亡くしたものだ。

 

 

 

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しかしこのフォルムこそが元祖。神田川を知らぬ俺にとっては、今ここにあるだけありがたいというものよ。

 

 

 

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素の麺とメンマの塩分で味わうズルっとやれば嗚呼…美味え。非常にクラシックな味わいだ。

 

tやA太の若々しいアグレッシブさはなくとも、ここにしかない魚介の旨味やエッジと出会えたことに喜びを感じるよ。

 

 

 

 

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麺をドボンしてズルっとやれば嗚呼…あああああ!湧き上がるバイブス。

パッションよりもそこに刻まれた深い刻(とき)の清流ぞ。

 


来た甲斐があった。楽したけど。
生玉子ぶち割って滑っこさ抜群。

 

 

 

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スープ割りすれば冷めきった精神まで温まったぜ。。。

 

 

 

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サクッと完食当然#完飲制倶楽部 ブチカマしフィニッシュムーブ軽く会釈して退店。

 

 

 

食後は原宿まで連行された。


おしゃれな香水?フレグランス?ショップで車の芳香剤を買うのに付き合わされたりしながら、
髭デブうつ病デブの二人で表参道を歩いた。

 

 


そんな8月の青空の下。

一条流がんこラーメン総本家 『上品5番脂多め大盛り 100麺半分(2杯目)』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりに会う友達の姿を想像する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どこか緊張してる俺がいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昔からの馴染みだからこそ、今どうなっているのかがわからない怖さがある。


風貌は変わったのか。太ったのか痩せたのか。ファッションセンスも変化したのか。
あと…急に連絡を寄越してくるとなると、マルチの勧誘か。

 


急にInstagramの更新が活発化する。ストーリーで化粧品の宣伝をアップロードする。少なくとも最近2人はそういう友人を見ている私からすると、マルチの宣伝ってこういうもんなんだな、とようやく実感した。

 


昔ながらの馴染みの友人、ともなると、まず俺に物や事を勧めてくるやつはいない。
基本的に自分からいいねと思ったもの以外には興味を示さない。
人に対し積極的に物事を勧めてくる人間は、基本的にそれをツールとして人とコミュニケーションを取ろうとするだけの寂しがりやであり、たかが知れている友人であると断定している。

 


毎日連絡を取り合っている仲ならまだしも、会ったこともない人があれこれ言ってくるのは勘弁してほしいのである。

 

 

性格が非常に悪いと思いますが、こうだからこそ今までマルチの勧誘や宗教の勧誘も受けてこなかったのだな、と実感しているのです。宗教勧誘を受けてステーキを食いに行き、あくる日から連絡を絶って上手くやった、という話を聞いたりすると、非常に羨ましいなと思うばかりなのです。

 

 

コートニー・ラブもステーキあたりで釣られたとみて間違いありません。

 

 

 

 

 

 

 

しかし。自分でやることに関しては本当に、威張り散らして人に勧めたがるような罪深い性格を持っている。
そうだからこそ、こんなところで駄文を垂れ流し、美味いものを食った自慢をしているわけです。

 


先日も述べたが、そのせいで一時期の俺は富士丸・がんこラーメンの人などと呼ばれておりました。
それにおごることなく、がんこ伝道師などと名乗ることもなく、平和に、ただ単に女将さんと楽しくお話がしたい、ラーメンを食ってそのまま死にたい…そう思っていたある日。殺害予告なんか初めてのことでした。まだ証拠はとってますので、何かあればいつでも出すところに出します。

 

 

今回は、自らをお魚魔神と名乗る阿呆に無理やり連れてこられたのです。


念の為四谷警察署三丁目交番の直通番号を、とか思っていたが、それもまた杞憂でありました。

 


入店し助手さん側に座る俺。家元から顔が見えない位置に着席。上品5番アブラ多め大盛り、俺は慣れた魔法を、唱えた。サイパンの呪文も今や禁じ手となったらしい。

 


「あなた上品5番は初めて?…あっ、なんだ、、、太ったな!!

 

 


などと失礼極まりない家元節に俺はクラクラした。太ってねえ、現状維持だ。


まぁ当然ながらこの後、塩分で余計にクラクラするのだが。

 

 

 

 

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こ、
こ、こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

 

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久しぶりの漆黒スープ。笑う極悪バタフライ。

 

 

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ズルっとやれば嗚呼…うん、硬くてしょっぱくて美味しい!


というのはさておき…美味すぎか…死ぬほどうめえわ…やっぱ俺、これが食いたかったんだわ。

 

 

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海苔で巻いて堪能し、チャーシューをかじってアレした俺は…大満足した。ピント、味玉に合ってねえかこれ。

 

 

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サクッと完食フィニッシュムーブ軽く会釈してたいて

 

 

 

 

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こ、これは!?!?!?

 

 

 

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こんだけ空いてりゃ当然2杯目行くだろ…弟さん何にするの%!?100麺半分でと!

 

 

 

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ズルっとやれば嗚呼…やっぱそんなに変わってねえな。

 

 

 

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悪魔肉が食えたことは嬉しかったけど、やっぱり個人的には上品のほうがこみ上げるものがある。

 

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サクッと完食フィニッシュムーブ深々と会釈して退店。

 

 

その後宇ち入り。Warpで煙。
帰り際に御茶ノ水でもラーメン食っちまってまぁ愉快。

ラーメン二郎 府中店 『大ラーメン チーズ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コロナ禍は続いている。

 

 

たぶん、ずっと続く。

 

 

 

 

 

 

終わっているようで終わっていない。怯えているようで怯えていない。不可解で不明瞭なことが多すぎるせいで、我々は状況把握さえも許されていないのはいかがなものか。

 

 

真実が知りたい。

 


人が、影として蠢く状況を。人が悪意を以て暗躍していく有様を。オナラかと思ってちょっと出してみたら明らかに液体だったあのときの俺の顔を。俺はより深く知りたいと思って生きている。

 

 

 

 

だが。世界の解像度を上げることは幸せにつながらないことが多い。これは金言を得たな、と感じた。iPhoneからTwitterのアプリを削除したはずなのに、俺はまだ世界とつながろうとしている。

下着の色、財布の中身、隣の家の献立や入浴剤の種類まで知りたいのだ。

 

夫が嫁のシャンプーを使いまわししている家庭は上流階級だ!!

 

お前のハゲ頭にはメリットでもつかっておけ!と言われるのが一般家庭であり、日本人のハゲ進行速度は加速するばかりである。

 

 


懸命なるリバプールファン・プレミアリーグファンならば、シャチリが髪をルーニーした(動・自:「植毛する」)ことにはすでにお気づきだろう。

 

同義語に「コンテる」、慣用句して発展したケースだと「コンテの補強が成功」などと言える。

 

 

世界の解像度を上げることは幸せにつながらないことが多い。田舎に住んでいる老人は、この世界に様々な人種が存在していることすら否定する。

 


小説を読み、テレビを見て、スーパーで買い物をしているはずなのに、情報は分断され、どうにも世界を広げることができないままに生きている。俺はそれを生き方として否定できるものではないと考えているが、自分の中にそのような感覚を抱き続けることだけはやめていきたい。

 

 


動物とも触れ合わず、植物の成長と付き合うように、己も老けていくということだけは避けたい。

 

 


未だにフェライニをセンターに置いてクロスを上げる戦術を使おうとするモイーズの頭をひっぱたいてやりたい。

 

 

 

 

世界を鮮明に見ようとしてしまう。世の中には苦しみが溢れており、大麻は反社の金銭源になる、とかいいながら俺たちは農園で手を痛めながら働かされているコーヒー奴隷には言及できない。香港が可哀想というのならウイグルはどうなるんだ!と、お前自身が興味のないことを急に持ち出されても困る。

 

 


世の中は全て縁起しており、一つの綻びを直したところで如何ともし難いと思わされることがそこいらじゅうに転がっている。


目の前の問題を一つ一つ解決していけばいい。法律で禁止されているから、という理由で「だから悪いことだ」と決めつけることもしない。


ラーメン二郎が身体に悪いって誰が決めたんだ。中学生の頃から病気もせずにラーメン二郎を食ってる50代の人、俺は知ってるぞバカヤロー!

 

 

 

 

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こ、
こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

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なんだか久しぶりな気もしない。でも久しぶりな気がしている。
並ぶ廊下で足の痒みを感じる。そうだ、ここの飲み屋街には猫が住んでいる。

 

 

 

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とか言いながら対面すりゃ痒いことも忘れるわけだから。俺は幸せなのかもしれない。

 

 

 

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俺の心を奪うのは、茶色い丼の中で一際黄色いチーズのそれだ。俺はネズミに近いブタに擬態する。

 

 

 

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ズルッとやれば鳴呼…最高にぶっとい麺に負けない力強い非乳化スープがここにある。

何度も言ってきたが、これは非常に贅沢なブイヤベース二郎だ。矢張り野菜の旨みが半端ではない。

俺の見立てが正しいのであれば、だ。

 

 

 

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そしてチーズで巻いたブタさん…俺はあんたに会いたかった!家でこれやる勇気ねえんだよ!!
堪能した。

 

 

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サクッと完食フィニッシュムーブ軽く会釈して退店。

 

 

 

敢えて北府中方面から東八道路を突っ切って杉並を目指す俺。まだ、秋の気配なんかなかった暑い夜だったが。

 


俺の頭の中にはseasonが流れていた。

 

 

 

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もうすぐ秋だから。