フロムムサシノ

エクストリームラーメン専門家。ラーメンブログ史上最強の駄文による記録。

自宅ラーメン 『塩ラーメン』×2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よく毎食毎食レビューを書けるよな、と思う。

今となっては。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうも家に閉じこもってばかりでは何も考えられなくなる。インスピレーションの源流があの、ラーメン屋に足を運ぶドキドキであったり、人と会って話したりすることが大事だということを思い知らされた。

 

 


よくもあんなにくだらない文章を毎回毎回、書いていたものだ。 私は意識の高いラーメンレビューをすることを心がけることにした。今日から俺は生まれ変わる。そう決意した。

 

 

 

とはいえ、矢鱈と蘊蓄のようなものを盛り込むのもいかがなものか。私はこのことについて、二つの懸念がある。

 

 


一つは、どうもその話し口が偉そうになってしまうことである。

 


どうも我々ラヲタ(否定したところで「ラヲタ」やら「ジロリアン」と言われることは避けられない)は、ラーメンハゲに言われせば「情報を食っている」わけであり、新店がオープンしましたとなればやれ「〜の店出身で〜」だとか「まだ味が安定していない印象」などと語りがちだ。その上、「私が育てました」と語るレベルにのぼせ上がり、「今日はよくカニを潰すことができました!」といったことをTwitterでドヤ顔で書いたりする。

 


書く側の人間になればそれは自分でそのラーメンを作ったようなカタルシスを感じられる行為となり、自己承認欲求を満たすことができる。それに対して「何を上から目線に」と言ったような印象を抱かせるわけである。
どうでもいいことだが、「上から目線」を多用する者は自分自身の目線がすでに上からになっている証拠である。ので、ラヲタ同士の意地の張り合いというのは果てしない戦いのようなものである。

 

 


しかし、いつからみんな「上から」とか言い始めたのだろうか。秋元康は矢張りなんらかの責任を取ってほしい。

 

 

 

そしてもう一つは…ラーメン自警団出動の危険性である。


時は2020年!コロナ禍の最中、我々は外出自粛を強いられ、肉体的な健康害を避ける傍らで精神が蝕まれていることに気づき始めた。
その精神的な健康害が現れることを懸念し、暗躍する人々を見張り始めているのが自粛警察と言われる自警団…いわゆる街のチンピラ共だ。

 


自分のやっていることこそ正しいと考える者、もしくは他人が幸せでいることを許せない者が、他者の行動を阻害し、今日もインターネット上を賑わせる。

 

 


それが…実は「ラーメン蘊蓄の整合性」を見張る人たちにもいるのである。
そしてその中でも「それが果たして本当に正しいのか」という哲学的な問いかけを以ってして指摘を行う善意ある市民と、「お前間違ってやがんのバーカ」という悪意あるマウントの2パターンがある。

 


それに加えてもう1パターン…人のコメント欄で急に語り始める人も存在する。私はこのタイプが苦手だ。これを読んで「じゃあやめれば」とか言ってくる人がいる可能性もある。そういう人は即ブロであるのでアレするように。

 

 

 

 

そんなわけだ。日々と生活が散歩のみになりつつある頃、私は道に落ちていたコロナ禍の被害者の骨を拾ってしまった。

 

 

 


その者の名は、名前もない豚であった。
この続きは…次回だ。

 

 

 

 

 

 

 


家に帰り、自宅の冷凍庫を片付けにかかった俺は不幸にも「超よく作れたバラチャーシュー」に衝突してしまう。

 

 

 

 

 

 

 


早く家二郎がしてえと思う俺に対し、そのバラチャーが言い渡した示談の条件とは

 

 

 

 

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こ、
こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

 

 

 

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どれどれ、じゃあまず塩ダレと魚粉を片付けてしまうか。見た目北大塚ラーメン、味は濃いめの塩ラーメン。

 

 

 

 

 

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深くは語らないが、俺の気分はカート・コバーンだった。ようはパクリもパクリまくればパクリにならず、幾つものパクリを組み合わせれば新しいものが作れるようになるというものである。あとは俺の内から湧き出るエネルギーが料理をしてくれる。

 

 

 

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ズルっとやれば嗚呼…まあ普通だな。この味も本当に食い飽きた頃だ。

 

 

 

 

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ちなみに翌日はほうれん草のカレーを挟み、似たようなものを作った。

 


俺の在庫一掃処分セール終了!

 

 

 

 

 

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サクッと完食フィニッシュムーブお片付けして就寝。

 

 

 

 

 

冷蔵庫に入れた骨たちが赤い光を放ち始めた頃。
俺はまだその時ではないと感じた。

 

 

 

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煮込め…煮込め…骨がそう囁けど

 

俺の冷蔵庫は
まだ「役者が揃っていない」状態だったのである。