1000年経っても友だちでいよう
ドブ臭い川縁でビールを飲もう
いつも通りこいつスピッたなと思われるかもしれないが、誇大妄想だとは思っていない。
スピッていることも否定しないしどう足掻いたって僕ら宇宙の暇人だしスピードフリークスベイベーだから。
俺は運命に争うことはしない。意にそぐわないことは運命ではないとすら思っている。「私はこうだから」とか、「あなたはこうだから」「あいつはああだからこう」とかいう決めつけは嫌いだ。基本的には避けておきたい。俺の場合例外もあるけどまあそれは置いといてだ。
だが湿っぽい話は無しにしようぜ。新しい世界が広がるはずさ。
当たり前だが冬は寒い。ただしもうすっかり春じゃないか。
でももうすぐだ。もうすぐliquid rainbowがやってきて 俺たちみんなを助けてくれる。
そう思いながら昼に食べたカレーもしっかり消化し、惰眠を貪りつつ夜を迎える。
19時すぎ、降っていた季節外れの雪も完全に落ち着いた。
人生の勝負時が来たら待った無しだ。
俺は心のアクセルを踏み、骨折奴を乗せて井の頭通りを爆走。五日市街道から青梅街道へ抜け酔っ払い二人を回収して環七フィーバー。後ろの席がうるせえのなんのって俺も大学の頃酔っ払って後ろの席でクダ巻いてたこととかあったな。
メルドーは言った。「最後にあの通りを見たい」
俺も同じことを思っていた。
ハンドルを左に
富士丸ミストを吸って嘆きを吐く、路上
こ
こ、これは!?!?!?
並び外10程度…これが私たちの完全勝利というものだ!
そして久々のブタメン…
別皿アブラは全員分って感じだ。もはや「食え」と言われているような感覚すらある。
なんか一人だけ豚の下の山の高さが違う気がしますけど大丈夫かこれ…また麺ピロって一本。
まずはヤサイを喰らう。アブラをぶっかける間もなく俺は食らった。
ほぼ半年近くぶりの富士丸ミストブブハァと浴びれば嗚呼…なんて幸せなんだとこの時は思った。
麺口に含んでみれば最高の香りとともに…あれ?細くね?
美味いけど細いし麺ボキボキじゃねえ。まさか茹で時間削減なのかこれ…いや、美味いからいいんだけどインパクトよ。
ブタ退かしてみればまあ素敵なほどのほぐし豚
ちょっと待って到着した別皿アブラはすでに白く固まり始めていたがブレの範疇。
アブラを乗せて麺ズルっと啜ればまあ太い細いとか割と食い終わるまで気にならなくなった。ウメエ。
別皿ニンニク載せればここだからできる食い方を堪能。
そしてブタグラビアの撮影会は当然久々すぎて気合が入ってしまった。
インスタだけでは満足できないハードコア読者の皆様にだけはご覧頂きます。
最後は当然セルフ白キメて堪能した!久々にブタメンの恐ろしさを確認した満足感だわ。
サクッと完食軽く会釈して退店。
幾分か静かになった連中は急に「キリヲんちでチルる」などと言って聞かず、俺は結局三人を受け入れて朝まで飲んだ。
言い出しっぺは真っ先に寝た。最年長の赤ちゃんだった。