フロムムサシノ

エクストリームラーメン専門家。ラーメンブログ史上最強の駄文による記録。

千駄ヶ谷ホープ軒 『大盛りラーメン』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伝説に立ち会った

人生の充実には矢張り、行動が大前提にある。

 

 

 

 

 

まあ行動すればするほどリスクも高まるわけだけど。なんというか私は、プロレスラーはエンターテイナーであるという生き様を見せつけられた。

 

 

 

 

 

 


私は東京に来てから6回目の1.4を迎えた。プロレスファン、とりわけ新日本プロレスを好むファンにとってはこの日が元日である。今年は大晦日的な雰囲気も強かった。なぜなら1.4と1.5の2連戦になったからだ。


もとより私は「プロレスとは実況解説ありきのもの」として拘っていたため、近年の新日本プロレスの盛り上がりというのは至極当然と考えている。君はミラノコレクションA.Tの解説を聞いたことがあるだろうか。君はプロレスの解説がマサ斎藤の時代で止まっていないだろうか。

 

 


そんなことよりトランキーロ。俺はオクパードでカンサードだしなんせインフルエンザ明けだし家で見よう。なんせなんせ私、新日本プロレスに月額1,000円を払ってる男だし。そりゃ家で見るよな、ってんで家で見てたら内藤勝っちゃったんで。私は1.5、初の2日連続開催の2日目のチケットを前日夜にとったのである。

 

 


これはインフルにもかからず帰省していれば実現しなかったことだ。

 

 

 

 

 

 

三ん寅後に歩いて東京ドームに向かってみればどこを見回してもヲタク、オラオラ系オヤジ、プ女子、コスチューム。東洋人も西洋人もみんなヲタク・オラオラ系オヤジ・プ女子の顔つきは同じで、私はグッズの一つも持たずに行ったのでなんだかとても浮いた気分になった。

 


おまけに二階席のチケットは最上段ときた。何かの間違いではないかと思ったほど窮屈な席で見ていたが、燃える君が妙にセクシーで絡まって愛はfeel so goodってな感じで試合は進んでいった。いつも頭に流れ込んでくる実況解説はなくとも観客の熱狂、普段集音されていないブーイングなど、「これが生の熱か」と、コンサートに足繁く通ってきた人間とは思えない稚拙な感想を抱いてしまったことを恥じている。

 

 

 


本当に見たかったものは獣神サンダーライガーの最終試合。そしてメインイベントのダブルタイトルマッチ。

 

 


メインイベントの頃には俺もしっかり出来上がっており、試合前にトイレに行くたびに俺は酒を買ってしまった。しっかり出来上がったところであんな壮絶な試合を見せつけられちゃって。最後の方にゃ会場の端っこだっつうのに我々大盛り上がりで騒ぎまくった。スターダストプレスの時はマジで周りがワクワクしているのがわかった。凄まじい興奮と熱量だったと思う。

 

 


試合が終わった瞬間、その辺の連中とグータッチキメまくって喜びをあらわにしそしてある者は泣きある者はビールを浴びていた。最後の最後にハッピーエンドで終わるかと思いきや、全てぶち壊したKENTA。

一夜にして希代のヒールに成り上がった。その瞬間の瞬間は内藤を応援し、デハポンコールをしたかった俺としては複雑だったものの、一旦冷静になってみてからは本当に惚れた。自らの見栄と恥を全て捨て、極めて知的に、要求されたブックの上をいく行動をやって退けたKENTA。俺はマジでその行いに惚れた。エンターテイナーだったのだ。

 

 

 


俺はプロレスラーに憧れとカタルシスを感じるのではなく、興行そのものをエンターテイメントとしてみる見方が身についたのかと。プロレス歴23年目にしてたどり着いた気がしたのであった。
押忍ごっ

 

 

 

 

 

ではなく
こういう日にこそ私ははじめてのものを食ってみたいと思った。実況解説があってこそのプロレスだと思っていた自分、「本舗」と「千駄ヶ谷」が同じだと思っていた自分にアレしてやりたい。

 

 

 


少しずつ無知な自分と、新たな想いを受け入れていきたいと思うのである。それが一歩踏み出す勇気ってやつだからね。

 

 

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こ、
こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

 

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にしても丼でけえだろ、、、洗面器かよ、、、水面いっぱいに浮かぶ蓮の葉の如きアブラは勝利の証だ。

 

 

 

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ネギぶっ込みはまぁ大人だし節度を守りましょう。

 

 

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ズルっとやれば嗚呼…太え。これか…これがあえて茹で時間を長めにとって客の回転を良くするというマジックを生むブツか。

 

古き良き東京豚骨と言ってしまうのは簡単だ。本舗と違うのは明らかな下品さで、俺はやっぱこういうヒール系なブツこそ至高と感じちまうんだよなぁ。

ただし塩分は足りなかったので、お醤油をドバドバ足した。

 

 

 

 

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チャーシューも巻バラっぽいのが2枚。コスパは良いとはいえないがこのスープの量と麺量をいただけりゃ間違い無いよ。

 

おまけにネギ入れ放題だってさ。まあ初っ端からぶち込んで熱加えていきたいね。
ニンニクと辛味噌ぶっ込んで堪能した。

 

 

 

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サクッと完食軽く会釈しみかん貰って退店。

 

 

 

帰り道もずっとTwitterを見てKENTAへ浴びせられるdisを見ていたが、あそこまで燃えればプロレス世間の期待十分というところか。


一流は批判に晒されてからがスタートだという証だ。

 

 

 

味のコメントがテキトーって某掲示板(インスタグラム某コメント欄)で言われて震えたぜ…

 

 

 

 

 

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