わざわざ沖縄までライブを見に行った。
ほんとだよ。
そう、本当だ。
わざわざ地方遠征などをしてライブを見に行く友人知人、または古のバンギャを見ては俺、「そんなんするかフツー」などと冷め切った目線で私、沖縄から都市フェスやフジロック、実家帰省ついでにライジングサンロックフェスに行っていた。
そんだけ言っといてまあなんなんだけど、交通費は一緒だよね。違いといえば演者をたくさん見れるか、本当にお祭り騒ぎかの違いくらいで。
でもな。
流石にチケット取れなさすぎだろ、
どんだけ俺のこと落としてんだ。今まで坂本慎太郎の先行予約をおそらく4公演8度ほどぶっ込んできたが、東京ではいまだに当たりなし。毎年行ってるROVOのフェスはかろうじて一昨年はチケットを手にし、日比谷野音のステージを見ながらニヤついたものであった。
ナンバーガールの話は来月だ。
俺は小雨降る中、国際通りを闊歩した。思い出深い香りが襲う…なぜ土地には匂いがあるのだろうが。雨が洗い流すかと思えば大違いで、私はライブハウスまで嗅覚を頼りに歩いた。
かつての旧友だらけだったライブハウスで話に花を咲かせつつ、ライブを見れば5曲目あたりで「完全なる昇天」簡単に言えば「マジイキ」の快感を経験し、パンツを確かめれば無傷だし、完全なるドライオーガズムを音楽によって体験した。
一方で、隣にいた親友はその空間の中で最も緩んだ顔をしてナマで踊っていた。
ディスコだったんである。
サクッと完食フィニ
ではなく。
ライブ後はみんなで飲みに行った。2軒はしごして最後の店に行く前に俺はタクシーに逃げ、宿に帰ることなく松山にあるラーメン屋に向かった。
さすがの深夜は人もおらず、ゆったりとした店内であり、私は小豚の食券を買って提出した。ガン酔いであった。
こ、
こ、これは!?!?!?
見たことがあるこの顔…確かに歴史を刻めというのはこういう顔をしていたような気がする。
ヤサイを食い進めある程度で天地返してズルッとやれば嗚呼…お醤油ガン効きだ!!
ひゃー!!甘生姜系かと思ったら全然違うハードコア非乳化テイスト!!これ俺めっちゃ好きなやつじゃーん。
なんというかもう酒マジック相まって美味すギルティってやつだろこれ。
ブタはパサっぽく若干臭いがあるものだったがブレの範疇。全然うまいよね。なんというか沖縄…マジで恵まれてると思ったね。
アブラたりねえかなと思って店主?らしき人に「アブラお代わりできますか」なんて聞いてたが不要だった。全く足りとったな。
サクッと8分完食フィニッシュムーブ軽く会釈して退店。
その後はまたタクシーに飛び乗り最後の飲み屋に戻ったら…ライブを観に来てた友人連中、めちゃくちゃ増えてて笑った。
暇人だなこいつら、じゃなくて、好きだなぁ、なんだよな。
また行くわfanfare