エクストリーム旅行の醍醐味といえばやはりエクストリーム連食に限る。
一汁一菜なんて悠長なことを抜かしている暇があったら三汁食わねばならない。
それを実践する男が、秋田に住んでいる。
はてなブログ界随一のラーメンブロガーといえば当然この人と私であり、私の旅行観を大きく変えてくれたのはこの人があってのことだ。
全マシニキである。
名前からしてすでに二郎好きを匂わせており、こんなにもハマりの良い語感のハンドルネームは他にない。どこに行っても全マシで済む。相模大野以外は。名は体を表すなどというように、かなりの大食漢で見た目も豪快である。
月曜から出張と称して東京までやってきていたが…
「新橋で隣り合う家系2連食」であったりとか
「ラーメン食った後に寿司」などのまあ訳の分からないことをブチカマしていたのをTwitterで監視していた。
おまけに酔っ払ってバッティングセンターに行き、デッドボールを受けて「脇腹痛え」などと言ってるところを見ると可成りの豪傑、としか言いようがない。
そんな私に課せられた使命は当然ながらお眼鏡にかなうアテンドだった訳だが…もういい加減ラーメン紹介すんのも能がないというか。
同じくブロガーのあきさねさんも来たわけだが、この人もラーメン好きだ。そんな状況で通例通りラーメンはつまんねえよなと。そんでもって夜しか時間が取れないとなったところでは矢張り行き先は決まった。
アブラ祭だ
こ、こ、
こ、これは!?!?!?
なんとベリーリブだが正方形型ではなく長方形!どちらかというとバラ肉に近いブツのではないか!
てかもともとこれバラ肉なのか、ほとんど。
今更気づくくらいの唐変木である。
まずはやっぱりお醤油垂らして、と。うめえ…噛み切れないこのブツの運命を俺は呪うしかない。大変贅沢なひと口になってしまった。
当然お塩をかけてもいいしもちろんソースは多めにかけてキャベツに垂らしてしまえと。
美味え。甘い。甘美なブツに俺は酔いしれるという選択肢以外を持たないよ。マジで。
でもやっぱり最後まで俺はお醤油派。何でもかんでもソースぶっかけて食うのがトンカツというわけではないのだよ!キミ!
トンカツだけにサクッと完食深々と会釈して退店。
リブロース食って大満足してたマシニキの恵比寿顔を見ると俺まで幸せになる。
感想噛み締めつつ同い年のあきさねさんが「実は〇〇しました」と聞きチクショーとなること5.5回。
痩せよう。