縁起という概念、事象、システムは確実に存在している。
とはいえ仏教の話ではない。本日のお題目である。
俺は人生において、友だちの友だちがまた別の友だちと繋がっていた、ということばかりである。奇妙な縁というのはこの旅でもまた、存分に感じ取った。
故郷…否、ぶっちゃけた話、北見より札幌に対して想いを寄せる時。俺には思い浮かべることのできる友人が何人もいる。
その中の一人が「センセー」である。
その「センセー」は我々のシーシャ好き界隈の間では古参の一人で、私たちに導きをくれる。
先生だ。
ということはさておき、大抵は「センセー」が話したい話をひたすら放っておけば、いつの間にか満足できる夜が完成するものだ。バカみたいなノリで話をさせれば、非常に場が温まる逸材である。
「センセー」は札幌出身であり、一番盛り上がる話は「『みよしの』のぎょうざカレー」についてだ。どうしてこう札幌の人はみよしのが好きなんだろう。田舎者の私には分からぬ嗜好だ。
その「センセー」、私にとっては油そばの先生でもあるわけです。
センセーが15年以上食い続けている珍々亭には、センセーの説得により俺は訪問をした。その瞬間はもう、今までどうしようもない油そばばかり食わされていたな、と思うばかりであった。
北海道に帰る、札幌に行く前には食いたくなるだろ。先生の顔が思い浮かんじまったら当然の話だ。
こ、
こ、これは!?!?!?
俺には特盛りのサイズを確かめるという任務があった。そしてネギ…別皿コール忘れてた…
しかしまぜまぜしてみればまあなんというかこんなにも!たくましい麺にこの絡みつくタレ!!決して下品ではなく絶妙なバランスで成り立っているのがわかるものよ。
ズルっとやれば嗚呼…彼の故郷はここにもあるのか。。。
美味すぎる。
相変わらず割れない卵黄の力強さなども感じつつ
俺はアレしながら胡椒と一味ぶっかけつつラー油…
ラー油をたまらないほどにかけた。
うめえ、、、もうダメだな。これは宇ち多゛後に食いたいやつな気がしている。
最後は酢ぶっかけーのどんぶりお掃除しぃので堪能した!
サクッと完食フィニッシュムーブお会計して退店!!
まだ見ぬ7月の故郷を夢見ながら私は
「サッポロクラシック飲みてえな」としか思っていなかった。
なんなんだろう、俺の人生。そんな話が続きます。