寿司よりラーメンの方がえらい
とある場所で瞬間に生まれ出た明言だ。
寿司とラーメン。日本の2大文化である。
どちらにも歴史ありだ。俺はたぶん後者に対する思い入れの方が圧倒的に強い。
寿司は職人と素材の強さがモノをいう。ラーメンは職人の強さとその鍋にかかる魔法がモノをいう。俺は後者にロックンロールを感じる。
ヒップホップなのもどちらかといえば後者だ。素材の良さよりもバランス感覚、そして庶民的感覚が際立つ。たまに2,500円を超えるものがあっても、俺はそれを受け入れる。俺個人が労働者階級であり、その中で戦いながらも美学と旨味を探求しようと思えば、手軽なのは圧倒的にラーメンだ。だから俺はラーメンを愛していきたい。
俺はこの日、疲れに疲れを重ねていた。
エネルギーが必要になった時。俺はヤツの顔を見に行く。
当然のことさ。友だちだからな。
そうして入店してみれば「ジム行ってんのかよ」や「O道家行ったことある?」などと聞き込み開始に慄きつつもまあKKOの呪文唱えれば明らかに早い麺上げにビビりつつ。
店には店員も多くなり、某店長がいなくなった後もしっかりと埋められたのだな、と若干の安心を覚えつつ。
きたブツの破壊力におののいたことは否めないっっ。
こ、の
こ、こいつは、、、!?!?!?
iekにおいても独自進化を遂げていると思われるこのブツを俺は堪能したいと思っていたが、矢張りこいつはとんでもなかったようだ。
見てくれこの油膜…俺はこのブツが食いたかったんだ。
麺ズルッとやれば今までで強烈な硬めの麺…ゴリっとする喉越しすら感じれば最早喜びとはこういうものかと感じてしまう。
しょっぺぇ…もうちょい手加減してくれてもいいんじゃねえか?(大ニヤリ顔)
そんなわけで間違いなくご飯のおかずだった。胡椒ぶっかけニンニクぶち込み最高の左手のお椀満足遊戯堪能した!!
サクッと完食しつつも大満足フィニッシュムーブ深々と会釈して退店!!
サイケデリックでかつドープなロックンロールナイトを堪能してストレスを吹っ飛ばすにはラーメンのエネルギーが一番