環七フィーバー
ギターウルフの名曲だ。覚えときな。
現代日本を巣喰う「横文字系」のハシリは、ギターウルフのセイジさんである。
「ミサイルミー」「ジェットジェネレーション」などの名曲もさることながら、先の「環七フィーバー」以外に「新幹線ハイテンション」やら「星空ジェット」「島根スリム」という、漢字付きでも全く笑いを狙うことなくただそれを「カッコいい」とすることができるセンスは抜群のものであり、最高である。
だから私は環七でフィーバーをする癖がある。ちなみに言うと環七沿い新代田にあるライブハウスもあれ、フィーバーという名前だ。バンドマンというのは救いようがない。
ナードだとかラードとかドープだとか言ってる私も一週間前の投稿にゃリキが入んねえなと。明らかに私の人生の失敗が見える。
この日は昼過ぎに花道で食ったのち、環七は東高円寺UFOクラブでDMBQを見た。昨年秋に4年ぶりとかで観たのにもかかわらずそのサウンドとテンションが衝撃的すぎたせいですっかり最近一番ライブを観に行ってるバンドになってしまった。
今回私、3日も耳鳴りが治らなかったのである。
音がでかけりゃいいもんじゃないが、音とテンションがなきゃ楽しめないのである。俺に言わせりゃもはや昔の四人体制のDMBQは完全に過去のものだ。ライブ中、あんなに口から血を吐く人ってジーンシモンズ以外いないぜ。
というわけで、高円寺まで歩いて帰った。
つもりだった。
私は環七沿いを歩いてしまった。思いっきり営業していた。
店内のBGMが全く聞こえぬまま、私は自分のすする音すらも聞こえないのではないかという恐怖を感じつつも
嗚呼、茶色い。目だけで十分だった。
こ、これは!?!?!?
久々の一杯は大盛りにもせず非常にさっぱりな見た目のブツになった。
が
どこまでも茶色い。
細めの麺持ち上げて眺めれば止まらず口の中に放り込まれるもの。うーむ、やっぱ美味い。
ライスに豚スラぶち込んで生玉子落としアーン最高に美味い豚丼だな。
甘辛い肉ってなんでこんなに美味いんだろう。
サクッと完食フィニッシュムーブ軽く会釈して退店!!
マジで音の聞こえぬまま帰宅。日曜を充実したものにしようという俺の想いは、とても往生際の悪いものだ。
そう、一週間後の今もそんな気分