虚言 妄言を重ねるうちに事実になる。
ことはなかった。
5月1日深夜24時。日付変わって2日の0時だ。
RAS難波店でシーシャを堪能後、外に出たらやれ「丼物たべてえ」だの「すた丼あったら絶対に吸い込まれる」などと言い続ける男を引きずり、梅田の東急REIホテルへチェックイン。道中「一蘭あるよ」「一風堂まである!!」とか言い出したのでそんなWACKラーメン誰が食うか!!と私が吐き捨てたところまではよかったものの、ホテルの目の前にびっくりドンキーがあったのには参った。流石の私もこれには参った。エッグバーグディッシュ150gでいいから食いてえ、深夜料金を払ってでも食いたいものが世の中にはある、と思っていた私の心は「チーズカリーバーグディッシュ300gライス大盛り」とかほざいている人によって正気へ戻してもらった。
「キリヲくん風呂上がったらびっくりドンキー行くぞ」とか言われて戦々恐々、旅先SEXで襲われるひとってこういう気分なのか!!などと思っていた。しかしながら風呂上がりの私が見たのは、シングルルームにぶち込まれたスペアベッドでいびきをかくFFアスリートの姿であった。
朝から阪急の素敵な電車で京都入り。当然ながら目的地に直行したわけだが、そこにはど田舎のバイブスを感じさせるにはちょっと並びすぎな行列があったわけである。
私はちょっと前から昆布水つけ麺系に興味があった。あの昆布水僕がロングシュート決めたらどんな顔するんだろう、とか思いながらも「食い足りねえんでねえか」だけが心配で、とても東京では食うにはならなかったのが正直なところ。
「シャレオツ系のメンラーはキリヲサンのお口には合わないかもしんないですが〜」とか言いながらもこれを回収する気満々だったラヲタはまた食いきれないのに「全部のせ」のボタンをポチっていた。つくづく手癖の悪い男である。
こ、こ、
これは!?!?!?!?
昆布水つけ麺って…こんなに粘度を感じさせる見た目だったのか…丼も割とでけえ!!当然ながら唐揚げは俺チョイス。
京都ラーメンで唐揚げ食わねえとか天一K定で育った俺には出来ねえ選択だよ。
まずは用意された塩とわさびで麺を食えとのこと。
麺にsaltbaeブチカマして喰えばウム!?まあ美味いといえどこんなもんか。。。いや、麺うまいけどこれ、カドヤの麺で食いてえなと。
どれどれつけ汁を一口…ってこ、これは!?これが正解すぎるわ!
醤油ガンギマリのブツから取り出したチャーシューで麺を巻いて食えば美味すぎる…この薄切りチャーシューうますぎんだろ…ひどい…あとチャーシュー1枚しかねえと思ったら唐揚げ食ってた目の前の人から1枚パスきてAZMS!!
麺ダンクして食らえばこれもまた美味。
長く広いビラビラもたっぷり入浴。
唐揚げもザンギバイブス感じる醤油感強めで俺好みのもの。女房を質に入れてでも食わなあかんで!
サクッと完食軽く会釈して退店!!
その後はバス迷宮に迷いながらも「ちゃんと観光しようや」と意見一致。
我々は夕方までに腹を空かせねばならないというミッションを課されられたのだ!
麺増しかな〜とか言ってた虚言名人の運命はいかに!?