私はがんこラーメン信者である。
と言いたいところだが
はっきり言ってそこまでのものはない。ぶっちゃけた話、総本家と覆麺以外は行っていない。何も恥じることはないとは思うが、こういう点で弱気になるコレクター精神がいまだに残っているところを見ると、私の根本にあるのはヲタクなんじゃないかなと思っている。
明らかに別物なのだ、総本家は。
独自進化を遂げ過ぎている。おそらく昔から変わらぬ面というのはたくさんあると思うが、どう考えたってあの下品スープは濃すぎるのである。こってりあっさり、とか言ったところで上品下品の差別化とは圧倒的に違う。
だからこそ、他の店に行くことを躊躇してしまうのだ。あそこまで圧倒的なラーメンを食わされて仕舞えば、如何ともし難いのはお分かりいただけるだろう。
なので私はあえて大阪まで足を運んだ。当然ながら引率はがんこ歴16、7年になる男である。
チンチン・チサプリヲはまだこの後もあるっつうのに中盛りにしていた。
こ、こ、これは!?!?!?
俺はここが塩と味噌の専門店であることすら知らなかったのである。知る由もなかった。私はここの店で撮影した系譜図でこれから勉強しようなどと思っているくらいである。
一口啜ればウム!?うめえ…何の変哲も無い塩ラーメン、とは言い難い「がんこ」を感じるフレーバーとアロマ、バイブスが確かにある。
そして麺ずるっとやれば矢張りこれががんこラーメンだ…硬めの仕上がりにアンモニー臭香る感じ…控えめに言って俺はブチ上がった。
写真撮影については早めに撮れとのことだったのでサクッとやったが、矢張りここががんこラーメンである所以は沢山の具材だ。肉たっぷり…堪能したぜ。
サクッと完食軽く会釈して退店!!
ここでブチ上がったバイブスがこの後、天満で爆発し運命を狂わせた。
チンチン・チサプリオの運命はいかに!?
知るか!!