フロムムサシノ

エクストリームラーメン専門家

一条流がんこラーメン総本家 『アルゼンチン赤海老12kgSP100特盛 ツケダマ 』

私、基本的には酒を飲みません。

 


勘違いされておりますが、普通に酒なしで過ごすことができます。側から見れば不健康の塊のようではございます。多分それは当たっているのかもしれませんが、酒は必須ではなく。昨日も酒を飲まずに過ごしました。

 

 

それは矢張り前述の合法ドラッグの数々を堪能している普段の生活があるからであり、大盛り富士丸ラーメンの多幸感を反芻しながら気づけばいつも通りの土曜夜を過ごして、いました。

 


そんな翌日の目覚めは非常に良いものです。

 


私は庭に遊びに行く予定でしたが、あいにくの曇天。雨の天気予報もあり、朝からお布団にくるまっては「おそとに出たくないワーン」などと宣いながら洗濯機を回して部屋干しをする羽目になり、気分は最悪ダーマ&グレッグでした。

 

そんな朝に限って私のiPhoneはけたたましい通知音を上げていきます。

そう、それは若くして中毒に陥った患者たちからの「今日のスペシャル食わないのは人生の損」という連絡でした。クソバカどもは並びの数まで丁寧に報告し、私の心を盛り上げていくのです。挙げ句の果てには「特盛待った無しですよ」とか言いはじめるのです。

重い腰を上げた瞬間、私は四ツ谷駅にワープしていました。

 


新宿通りを西に戻る時、私の頭にはトーキングヘッズの"Once In A Lifetime"が鳴り響き、デカいスーツを着たディヴィッド・バーンが踊り始めるのである。その顔がだんだん女将の顔に変わっていき、私は杉大門通りに差し掛かり、ちょうど八千代を通過した瞬間に"Life During Wartime"にて黒人ギタリストがスネアの音に合わせて脚を蹴り上げるイメージが襲ってくるのだ。それを誘引したのは、鼻腔を刺激する下品な香り。

 

 

並び20…これは完全なる勝ち試合だ。

サクッと入店し家元に会釈。今日は特盛でイカしていただきやす、と宣言すりゃあもう「仕方ねえやつだな」と家元、女将が呆れ顔。

恐れるものは何もない。つけダマのお椀にタマキン二つ。

俺に男になれと女将は囁いたようであった。

 

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こ、

こ、

これは!?!?!?

 

 

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アルゼンチン赤海老の鮮やかな紅色が映えるのは矢張りこの白い丼。

 

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スープの濁りも申し分ない。これがインスタントベースだと言われても、今の俺には何の問題にも感じない。

 

ズズッとやれば当然一発でスイッチオン。サイパンに仕上げられた麺すら無視したいほどの芳醇な香り。

 

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一口ズルッとやれば俺、もはや腹上死寸前の快感にまみれたのである。

アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア…

 

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見てよこのチャーシュー。赤い油で化粧された姿は美しいわね。

 

たっぷりブチ込まれた悪魔肉を生玉子で潜らせ、麺も当然その濃密な液体に通してみれば俺の休日方程式、完全成立。

 

 

多めの卵液を飲み込んでカエシをお椀に注ぎ込み、俺はカエシつけ麺すら堪能した。今日のカエシがまた、これ以上の旨味はないと思わせてくれるブツ。隣で上品を食っていたお客にジロッと睨まれても何とも思わずに俺は、そのカエシにスープを注ぎ込んで堪能した。

 

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底から出てきた掘り出し物のお肉を後生大事にチビチビ食えば、残されたスープは俺に「飲んでクレェ」と叫ぶばかり。

 

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おおそうかよしよし、などと錯乱しながら当然KK家元に「よく飲むな!」と言われヘヘッと返してフィニッシュムーブ深々と会釈して退店!!

 

 

 

その後は江戸一お腹いっぱい部の人、そして飼い始めた2匹の猫に「二郎くん」と「がんこちゃん」と名付けた人と連絡を取りつつ、山下達郎のサンデーソングブックを聴きながら深い眠りについた。

 

 

 

 

みんな業を背負いすぎである。

 

週末合法ドラッグの悪いところは、平日の恐怖感を強めるところにあるな。

堪能した!