口ゆるゆる
頭のネジ外れかけ
コンプライアンスガバガバな私の人生
まあそれも私生活での話ではあるが。私の頭のネジは経口摂取された豚の脂肪分(一部牛脂・鶏油・バターなど)というワセリンによって穴をガビガビに緩められ、スポスポ抜けるようになったわけである。
とはいえ、私がなぜこのタイミングで有休取得をしたのかということは説明しておかねばならない。会社の人間も見ているかもしれない。というか、俺からしてみれば「今時インターネットコンテンツをチェックしていないベンチャー経営者はリスク管理が甘い」と思うわけで、どうせ見ているならちゃんと説明しておかねばならない。
平日いきなり休みを取るなんて、、、転職考えてんじゃねえか…なんて思われる可能性もあるからだ。
俺が休みを取った理由。それは
休みたいからである。
はっきり言うと今、ストレスも限界まで溜まっている。
だからこそ、銀行に行ったりなんだりするためもあるわけであるが、平日にこう休みを取って、土日祝ほど人のいない吉祥寺、井の頭公園をうろつく日も大事にしたいのである。
とか思っていたが
私は気づいたら目白にいた…
何が起こったのかサッパリ理解ができなかった、、、
11時14分。目白に降り立っていた。
目白通りを西に少し歩いてみれば待ち1…完璧だ!!
3分待って着席。小鉢コールの勇気は出ずチャーシューやさい生玉子コール。手練れのおじさん軍団と肩を並べて食えば、なんだか俺も無敵感を獲得してしまうものである。
気づけば特盛とか言っていたが、それは50円玉がなかったからである。生玉子つけて1300円。ここまで完璧な計算で進んでいた。
こ、
これは!?!?!?
矢張りこのビジュアルは二郎、べんてんの遺伝子並みにビンビンくるものだ…しっかり混ぜてくださいねー、と言われた俺は申し訳程度に混ぜて野菜を食う。
ううむ。
ハードコアあっさり。
過度な脂に頼らないストイックなブツ。
これぐらいが温野菜サラダを食うとすればちょうどいいものだ。
がっつりしょっぱい肉を掴んで麺を啜ってみれば、とても茹でおき麺とは思えない代物である。
心の休息だ。
減らない麺は安心して食える。時が止まった感じを確かめつつ、俺は底からがっつりかき混ぜて麺をブチ込みその甘みと旨みを抱きしめていた。
幸せだ。
ラー油と唐辛子、酢で堪能してみればこれ以上の幸福はない。甘じょっぱさがもう、たまんねえ。つけ麺ってこうあるべきだよ。俺は先人の教えに、心から感謝している。
スープ割りまで完全に堪能した!
当然ながら完飲不可避のKKブチカマしフィニッシュムーブ深々と会釈して退店!
気づけば俺、目白駅で11時45分。
価値ある30分の昼食タイムは俺の休日を優雅にしてくれたよ。
ヨドバシで旧MacBook Airをチェックして自宅帰還。
夜…俺はさらなる幸運をつかむことになった。