変化の激しい世の中にどう適応していくか
なんてことはもう何年前から言われているかわからないし、加速度に関して言えばもはや頭打ち、進歩なし、どんどん後退の一途を辿っていることに気づくべきである。
昔はこのやり方でうまくいった、だからこれはうまくいく、といった方便は全くもってうまくいかないことが多い。というのも「その時はなぜうまくいったか」「背景には何があったか」「まぐれであったのではないか」などの分析がない限り、「あの時うまくいったからもう一回」というのは運任せでしかないのである。
お気づきだろうか。
馬鹿真面目にこんなことばかり考えているのである。
己の生真面目さと言えばそれ、頭を引っ叩きたくなるほどであり、ってコレそういえばこないだ書いたな、とか思い出してしまうほどの確信犯、でもある。
私は変化を求めて生きてはいるものの、マイナーチェンジといった類のものには滅法弱く、それが良い方向に働くこともあれば、大抵はなんかもう、アレ。みたいな一言で済ませて私はその場から立ち去ることも多い。
しかし
今回のこれはどうだろうか。
正直を言えば私、この非乳化を待っていた。まことしやかに囁かれていた某店の非乳化変更よりも先にこうなってしまったとは。Xデーも近いと見ているが、実際のところは定かではない。
というわけで!!社畜化した社会人一年目のうら若きOL(ではなく作業着現場監督)を引き連れバスに乗ってプール前で降りてみれば!まあ待ちはまあまあ多め。それでもサクッと入店。なんか変な空耳が厨房の方からずっと聞こえていたが無視した。たまに無視できないやつがあったので、それは頭の中で返しておくことにした。
こ、
これは!?!?!?
ヤサイスクナメって言ったのに、2番手の助手さんは「ニンニクアブラデース」とかヒゲさんに伝えているのを見てしまった私ははっきり言って恨みにも近いものを覚えてた。
加えてこの豚とほぐし豚とアブラと生姜、、、
なんなんだこれは、、、
ヤサイ…たくさんあるから頑張って食わないと…
なんて思っていた私が甘かった。
この山、麺だったのである。
神保町でよく見る「ヤサイは麺を隠すもの」ってやつだった。
天地返してズルッとやればもう、ってか天地返せねえよ、、、
なんとか引っ張り出してズルッとやって嗚呼、俺食いたかったのこれだわ…
なんてやつだ…矢張り若干の甘みを感じるスープは最高だ!!
とかいいつつ覚悟を決めて食い進めるしかない状況に陥っていることは一瞬で理解した。
生姜の箇所、ニンニクの箇所それぞれからズルッとズビズビうーん美味い。生玉うおォンかつBPぶっかけて食えばまあなんとか食いきれるやつだ。
安心してクソ巨大な豚をゆっくりじっくり堪能した!
なんとかギリギリ完食フィニッシュムーブKKハラスメントを受けつつ深々と会釈して退店!
帰りはウップウップ言いながら武蔵小金井まで這いつくばってなんとかたどり着いた。
小金井…危険だが小で済ませたら少ないしな、、、
悩ましいところだ。