恋しちゃってたんだな。
そう思うしかない夏の終わり、初秋、雨模様。
俺は夏の魔物に狂わされた人生をいま、送っている。ノリと勢いで1万円叩いてチケットを取ったあの日。俺は金で想い出が買えるかっ!と枕を濡らしながら悔しい思いをせぬようにとあの日、お台場に行って夏の天才に逢おうとしたが、実際に会って本当に恋した相手は、いや、再び恋心を取り戻したのはDMBQというバンドだった。
あの、裸でよだれだらけのヒジョーに汚いバンドだ。
以前もイヤというほど書いたのでいい加減ウザいし正直諸君は一切興味のない事象であるとわかってはいるものの私の指は止められないというのが現実だ。
昨日のライブで俺の恋は完全に現実のものとなった。恋い焦がれた気持ちは絶頂に達したと言っても過言ではない。
これが女の子アイドルグループならまだ、男として自然なものだろう。相手は50近いおっさんがリーダーのサイケなストナーロックバンドだ。
誰にも出せない音がそこにあった。ノドチンコが揺れるバンドサウンドなんて聴いたことある?腕毛が沸き立つ音なんてのはよくあるものだが、身体の一部分の共鳴、特に喉周辺から身体全体が揺れる感覚なんて初めて覚えた。
大学時代にコピーバンドでDMBQをやっていたことがあり、その思い出もひとしお。わざわざ機材費出してドラムセットの破壊まで真似していたものだが、彼らは活動30年近く経ってもまだアレをやっているというのだからつくづくアレだし、好きな俺もアレだなと自覚した次第である。
そんなアレな私はその30分前、アレなものを食っていた。そのアレは最高にイカしたshitだった。
ライブに間に合うか心配な状況で俺は新代田駅を駆け抜けて店前についてみれば…並びなしで空席ありサイコー!!
こんな時になんて運がいいんだ…だが大盛りはナシだこのあとライブだからな。
こ、、、
これは、、、!?!?!?
とか言いながらフル装備で迎えた久々の一杯…
小400gとかマジかよなんて思いながらぼんやり見ていた俺の眼前に現れた小高い山…
崩してアブラで食えばアレ?なんかうまくね???あれ??こんなはずじゃ…
天地返してズルッとやればアアッ、、、一年弱前の遠い記憶の中にある新代田じゃねえ…ちょい乳化気味のブツめっちゃ美味いわ!
そしてかつお節ぶっかけて旨味ブースト
たまねぎぶち込んですっきりヘルシー、玉子は…いいやつなんだろうなこれ。粘りが違うね!!とかいいながら食ってたら結構時間経ってた。楽しめすぎだろ新代田ヨォ…豚も立派で大変結構!!
大満足で完食フィニッシュムーブ軽く会釈して退店!!
その後は口臭を気にしながらライブハウスに突入したがまあ迷惑だったべな。
まあ
仕方ないじゃんね。
また下北方面行くとき寄ろうと心に誓った