同じ著者の別著作を同時に読むことが与える気づきって実は可なり大きなものがあって。哲学関連の本なんかは特に、著者の考えていることや、影響を受けてきたバックボーンが見えて来ると、その人の志向が良く、感じ取れる。それが自分の感覚、生理的なものと一致していると、そこから自分の思考が始まる瞬間が到来する。
ビンビンになるのである。
下世話な表現になるが、俺がドゥルーズに興味を持ったのは『マゾッホとサド』について後輩がゼミで発表していたのがきっかけだった。サドマゾの語源ってここかい!と当時は思ったものだが、読み解いてみればサディズムとマゾヒズムについての元の理解を知ったのはいいきっかけになったと思う。サドマゾの話をすれば食いついて読んでくれる人もいるかなと思ってここに書いておくことにした。
何が言いたいかというと、道しるべになるものは段階を踏んでいくとわかりやすいということである。
自身の方角を知ることには研究が必須であり、井の頭通りで午前午後で太陽を背にした方向で東と西がわかる。基本的にこれは経験則が元になり、その要素も知識の下敷きを経験によって身につけていくことによって、無駄に思考する必要もなく事実の確認をすることができる。いいこと言ってるからこれはラーメン以外を書いている別のブログにも書いておこう。
それでいてさらに何が言いたいかというと、俺は地図が読めない人の人生に気づきを与えたいと思うばかりである。
地図というのは情報戦であり、常に自分の居場所を確認しながら、地下鉄の場合まず俺は方角を確認し、目的地があらかじめどの位置にあるかを確認してから道を読み解き、ピンと来る前に考えながら歩みを進め始める。
だいたい、これでうまくいく。
それでいて人生が面白いなと思うことがあるのは、それでも誤ることはあるということである。
俺は久々に、昔の友人が「新宿駅はクッパ城」と表現したのを思い出した。バカ畜生…大江戸線!の、新宿西口駅!おめー、どこだよ…どこなんだよ…とか呟きながらなんとか牛込柳町についた頃には、俺の背中にはまた塩田が発生していた。
熱中症への恐怖が蘇る…
とか思ってたらどんどん肥えていく髭野郎も同じく汗ダルマと化していたので安心した。並びもなんか少なめで安心!
そんなわけで我々は!当然ながら冷やしチャレンジをカマすことにした。
ここの店でつけ麺至上主義を貫いている俺であれば矢張りこの暑さでは熱い汁をすする気持ちが折れます!本当です◎!!
こ、
こ、
これは!?!?!?
チャーシューが切れていてもメンマがあればいいじゃない!とか言ってメンマ(小)ではなくノーマルチャーシューブチ混んだら
とんでもない量来た…久々にこんなインスタ映え見たわ。
とか言いつつも止められないのがまず素の麺を啜る行為だ。
うめーな。本当にうめー。
少しずつ天地を返して赤く染まった麺をすすればもう、痺れるという言葉以外を持たない。
どれだけラーメンを食ってもこの、ファーストインパクトの言葉だけは下らない語りを持ち合わせないのはこの美味さがあるからだ。
生玉子バーストから辛味ニンニクに下ろして食えば!!ああもう!!これに勝てるものなんかないよ?
世界一美味い油そばここにあり!!とか言っちゃうアレも堪能した…底から出て来る食物繊維とチャーシュー…死ぬほど美味えわ。
スープ割りまで堪能しきって完全な回復を確認した!!
当然KKブチカマしフィニッシュムーブ深々と会釈して退店!!
先日誕生日だった髭にビールを奢ったら喜んでた。安上がりな奴だ。
俺もQOLバク上がり!