人生に近道はない
というのはこれ、近道をしてはならない、とか、近道を行くものは成すこともままならない、といったことを表しているわけではなく、ただ単に俺は近道が好きでせっかちでトランキーロと自分に言い聞かせて行きていることを全く否定できないでいるわけである。
近道を歩みたい。よく考えりゃどんな道でも最短距離を計算して歩いている。
そんな時に俺は情報を喰らう。
ジロリアンは情報を食っている。
それは間違いない。
ラヲタも情報を食っている。
間違いない。
俺は違う?まさかそんなわけはない。
俺はいつだって二郎までの最短距離を探している。
俺が最近最短距離を常に意識して歩くのがこの品川だ。
俺は港南口を出て地上に出るようなことは、この要塞品川をすり抜けるダンジョン探訪者
サバイバル主義に反するッ!!!!!!!
とかいいながら匍匐前進でリーマンだらけのインターシティを突き抜けて到着してみても20人待ちとかになってたらもう意味ないんすけどね。
そんなわけで近道大作戦 大 失 敗 。
大人しく並んで待ってるうちに21時も過ぎては麺増しを止める気になったのは良かったと思う。
こ、これは!?!?!?
あれ、なんか量こんなもんだっけ…とか思いながら眺めてみれば
どんどんブタが美味しそうに見えていく
…誰だよ品川の豚はパサっててアレとか言ってたやつ。信用ならねえなほんと(昔のブログ見ないでね)
どれ一口と思って食ってみれば、甘じょっぱいカエシが染み込んだ噛みごたえのある肉最高に美味い。
ヤサイを喰らって麺とコンニチワーしてたらもう興奮が止まらない。もやしが細くなってねえか…と思ったがまぁそんなもんブレの範疇
ラーメン二郎の食い方に近道はない。
上の方から摘んで食えばこのリアルな麺の旨味が馬鹿みたいに感じられた。空腹と言う名のスパイスがあれば塩分だって感じる。スープを纏った麺をずるっとやればもー、ほんとにうめえんだよな…
ラーメン二郎品川店ほどラーメンを感じる店は…神保町くらいしかないと思う。
なんせこのネギの海…ネギの海マジで…バカみたいな美味さだった。
いつでも行ける店を2、3店舗見つける程度であればラーメン好き、という匠の至言・檄文を読んだあとでも
「だからやめられねえんだよなラーメン二郎」と思うしかないのである。
うーむ麺量も完璧な満足度。俺は品川のリーマンを心から妬む。
大満足で完食ギリギリKK回避でフィニッシュムーブ軽く会釈して退店!!
帰りの道のりもどれが一番…と思っていたが
渋谷で井の頭線乗り換えは悪手だなと感じた。
だって俺
中央線定期券野郎だからね!
また半年くらい開きそうな気はするがまあそれも
スパイス
道草しながら想いを反芻できる品川は至高