人にはそれぞれ色々な思いがあり、それを以ってなんとか生きながら得ているわけである。
はっきり言って何かの瞬間に死を考える人などごまんといるわけだし、かといって己の死など一切考えない人もいる。
普段考えていてもすぐに忘れてしまえる人もいる。
人というのはそれぞれであるから、社会というのはそれぞれの集団を形成して、近い思想のもので固まったりするわけである。
まあ、仕事の場合はほとんどそんなことないんだけど。
会って早々に、組織の中ではなかなか生きづらいメンツが集まりましたなぁなんて言ったのが昨日の集まりだった。
当然ながらメンツはこの二人
と
この全マシニキの投稿、気合入ってんなぁと本当に思った。
19時赤羽集合だったのに、18時半頃にやばい電車間に合わない!と携帯を見れば「秋葉原で飲んでるからいつでもいいですよ」ときた。一方は東京住まいだからまだしも、秋田からの客人こと全マシニキは観光で来てるのに「3日間で合計10時間は磯丸にいる」とか言ってたの、本当にすごいなと思った。
ある意味では東京好きの鏡だなぁ、なんて思ってしまったものである。
そんな我々だからこそ、合言葉はゴッドバレーだ。
そういうわけでくだらない話をしているうちに店前に到着し、外20以上の列に愕然しつつもバカテンションで喋っていればあっという間だった。店内は高校生多し、荒れるかと思っていたらこやつら、、、全員手練れのものだった。
我々は我々で
こんな指南書できたんだー、
とか言いながらきゃあきゃあ言いながら写真を撮っていた。
※撮影禁止でしたらすみません…
ササッと退店していく高校生連中を見送り着席。
ビールにつまみ、座敷の寒さを堪能する秋田からの客人は、
この小皿を見てえびす顔をさらに綻ばせてとろけきっていた。
私はニンニク入れますかの問いかけに「ニンニク…別皿チョイ野菜チョイアブラ」と答えたが、返ってきた答えは「ニンニク多めじゃない?」だった。俺こないだまで半年近く来てなかったんだぞ…よく覚えてんなほんと。
こここれは!?
ドンドンドン!と眼前に現れる富士の連峰(読めば読むほど違和感のある表現だ)一つは小高い丘、一つは緑の豊富な初夏の野山、そして秋田からの客人はゴロゴロと岩礁の積まれた自身の山にえびす顔を硬直させていた。
配膳されたアブラに関しては私のだけ一つ遅れて、層が1センチ近くも多く出て来たのには勘弁してくれと言うしかなかった。
当然ながらそんな気持ちは皆無だっだが。
ブタをエスケープしヤサイを食い進めてみれば麺のお出ましだ。
グッと掴み持ち上げた瞬間に吹き出る火口からの蒸気はテーマパークの花火のごとく、人々の心に感動を与えられるものだ。口に含めば芳醇な香りが口腔内を満たし、己の中に何か足りていなかった感情を満たしてくれる。クッソうめえ!!!!!!!!!!
丁寧にアブラをかけては麺をすすり、とろけきったコラーゲン質を口に運んではスープを一口。こんなに美味いものはないわな。いつのまにか店内に現れたマニュアルにも書いてあったが、
アブラ玉子は格別の味わいである。
秋田からの客人は昼間からビールやらハイボールやら10杯以上飲んでたのにブタメンをKKブチカマしていた。絶対お腹壊すだろうなあれ。
そんな私も店に着く前にもビール飲んでたせいで腹パンだ。
命からがらなんとか完食フィニッシュムーブ省略店主・助手さんどちらにも軽く会釈して退店!
赤羽駅からゴッドバレー往復でトータル3時間のエンターテイメント。東京観光に是非、いかがでしょうか。
これが東京か、、、と思いますよ。険しい道を選ぶアウトサイダーの同志にゃ完璧オススメ!!