2017年8月6日(日)
この夏の新日本プロレスG1climaxリーグ戦が面白すぎて、試合があったその日の夜には全試合を見ることにしていた。結局、全部見た。
バックステージコメントは寝る前に流し、矢野通のコメントが流れたらそれは就寝の合図になる。
プロレスのエンタメ化が進んだ。もともとエンタメ重視であり楽しいプロレスだった馬場さんの全日・その後のノアには、面白さとほんわかさに加えて三沢や川田そしてハンセンの鬼のプロレスがあった。
それに対する新日本は「キングオブスポーツ」を掲げて漢くさい戦いを繰り広げ続けた。UWFとの抗争、三銃士の熱い闘いが繰り広げられた90年代を経て小川の狂乱・PRIDE以降は格闘技路線を展開し、急激にしぼんでいった。
だが2000年代も後半に、そして2010年代に差し掛かれば棚橋・真壁・クネクネ化した中邑がエンターテイメントとしてのプロレスを復活させ、オカダカズチカというカリスマの出現、ブーイングを味方につけヒールとして開花した内藤。ケニーオメガの覚醒と飯伏幸太というエゲツない天才のカムバック…そしてふざけにふざけまくるようになった田口が今年に入り余計に脚光を浴びた。
こんなに面白くなるとは思わなかった。
観に行こうと思ってもチケットすら取れない。ラーメン二郎に並ぶよりも強烈な当日券待ちを並ばねばならないのはなかなか苦しいものがある。
そう、並びがすごいといえばこの店もそうだった。さすがはミシュランビブグルマン…向かいの丸正でクラフトビールを購入し、そのレジでそのまま店員さんに差し入れしたりしつつ列に接続すれば並びが15ほど。
灼熱の太陽光の降り注ぐ中、俺はじっと待っていたら店の中から店主の笑顔が。
着席前に一応量について確認し、俺は迷わずあえめんとチャーハンを連打。事情聴取という名の温かいコミュニケーションを楽しんだ。
チャーハンの帰還。爆裂チャーハン。特別仕様AZMS!ああ、このぱらっと感としっとり感のちょうど良さ…はあァン美味い!!
チャーハニックエナジーがフル回復である。
そんなこんないって悶えてたらあえ麺到着!
なんとまぁ、楓より少し小さめな丼な気がするがその中は覗けばやはり宇宙。太めの麺がたまらなく美味そうだ、なんて思っているうちに俺は既にすすり込んでいた。美味いとか美味しいとかファッキンデリシアスだなんていう必要がない、もはや。最高だ…
チャーハンをあえ汁で流し込めばこれもまた最高の味わい。
久々の極上味玉AZMSをくぱぁして楽しんだ。
そりゃあもう大堪能!!
当然ながらあえ麺チャーハンともにKKブチカマしフィニッシュムーブ深々と会釈して退店!!!
なんと美しい時間だったのだろうか。QOLが一気に回復した。きてよかった、そう思えるひととき。
夜はG1生中継を視聴したのち、下北沢にてチルドレンアウトして楽しんだ。
という週末馬鹿日記