2016年7月2日(土)
不完全燃焼なノゲジ後。
小生は帰宅してすぐに寝た。
そう、EURO2016準々決勝、ウェールズ対ベルギーだ。
もはやタレントしかいないベルギー。
だが、頼みの綱のDFの鬼コンパニが欠場
ベルメーレンがイエローカード累積2枚で出場停止。
こりゃもしかしたらウェールズが勝てるな、くらいの気持ちで見てたが…
実際ふたを開けてみると圧勝。なんとも面白い試合だったのである。
ジャイアント・キリング。小生はこういった現象が元来から好む傾向にある。
やっぱりバイエルンやマンチェスターユナイテッド、チェルシーなどの金満クラブは好まない。そこのセンスをどうしても欠かしてしまうのが、金の魔力だったりする。
日本で言うと浦和レッズと巨人か。どうしてもすきになれないもんだったりする。
マイノリティ感あふれるものに対する共感を述べることが多い小生であるが
ことにラーメン界のマイノリティ筆頭、ラーメン二郎と蒙古タンメン中本にはやはり心惹かれ
その中でもキングオブラーメン二郎と小生が評したくなる
この店に久々に舞い降りた。
お久しぶりです。下手すりゃ2ヶ月ぶりでしょうか。
献血に行った翌日に、血の色の1010のスープを飲みたいと思ったが、なんか違った。
仙川のもなにか違う。
メグジは違うとかなんだとかいう次元ではない。どっちかというと中性脂肪摂取のためだった。
やはりこの根菜系のダシがガッツリ香る感覚のような
そういった、ラーメン二郎の範疇を超えた
「美味い醤油ラーメン」の究極系
この一杯を食わずして何になる。
当然ながら大ラーメン。
コールはニンニクアブラ。
コール間違えてカラメもかかっているけどこれも愛。
やっぱり究極の美しさ。
ogkbの美しさこそ、と思っていた時期があったが、
やはり熟練の技が光るものがある。
ゴリッと潰された
パウダースノー
ならぬ
アブラースノー
美しいとしか言いようがない。
裏からも撮ってみる。
麺量もまぁまぁ多め。提供前に厨房を覗き込むと、ひときわ高くそびえる麺の山があった。
時間が経つと沈み込む山は、みっしり詰まってほぐれない麺として姿を変えていく。
一口目の麺の香りがやはり最高に美味い一杯。
富士丸とjbc、小生イチオシの麺香・二大巨頭。
ここが小生の最後の晩餐でありたいと思うばかりである。
乳化度は限りなく低く
やはり厚めの油層が目立つが
決して失うことがない醤油の香りと味の濃さ。
なんなんだいったいこれは。
久しく食っていなかったせいで完全に忘れていた。
神がかりすぎじゃあないか。
ブタは厚めの2枚が嬉しい。軽く1.5センチ以上あるこのブタの噛みごたえと
jbc独特の味の染み方がこれ以上ない多幸感を与えてくれる。
ニンニクを添えて喰らいつく。こんなに美味い肉料理は他にない。
久方ぶりのすき焼きを楽しむ。
普通は牛肉が多いですけど、豚肉でやるすき焼きって実はとても美味しいんですよね。
庶民的な発言ではありますが、甘辛い出汁で煮た豚肉を生玉子にディップして食う。
ほぼ、同じですよね。
刺激の強い唐辛子がまた美味い。
西台もこのスタイルだったと記憶している。
辛味だけではない、荒くすられた唐辛子の雑な食感がまた、スパイスとしての存在性を高めていく。
最後は麺もディップして食う。
ただでさえアブラを纏ったのどごしの良い麺、生玉子を絡めることによってまた別の食感が加わることとなる。
大堪能した。
久方ぶりのjbcを心の底から堪能した。
様々な店に行き
城西の雄、ogkbをホームとして通うことによって
このブログも読者さんを増やすことができていると思うし
富士丸もそう、エンターテイメント性バツグンの店にお世話になり
その魅力を存分に伝えようと努力してきた。
だが、もう、ぶっちゃけ、ほんと、jbc食えりゃそれでいい。
本当にそうすら思えてしまう、そんなひとときでした。