珍々亭
あの鐘を鳴らすのはあなた それを真下で聴いて脳天震わせるお前 話にはオチが欲しいタイプではあるものの、ノリと勢い次第ではそのオチすらもなくなる突進型の人生を送っていることは皆さんなんとなくお気づきなんじゃないかと存じます。 オチのない話をして…
今日は少し実のある話をします。 ほんとだよ。 またまた…そんなこと言ってさぁ…君、今までに人のためになるようなこと書いてきた?どこのラーメンが美味いとかどう美味いとかちゃんと説明せずに日記ばっかり書いてきたじゃん?チンチンいじったりシーシャ吸…
珍獣は檻の中から世界を見ていた。 檻の中は世界ではない。そう言いたげな目をしていた。 4畳半のスペースには、置かれたものもない。置いているものもない。ただ、漂う空気が虚しく、カビ臭さと埃っぽさを纏いながら鼻先を流れていく。 水を運ぶ人がいる。…
年に数回、脳を起こす作業が必要になる 毒を喰らう そう、表現すればいいだろうか。 コロナ禍の頃には何か吸収したモノも吸われていくような感じがあった。 自分の人生において何が重要か。いつもそんなことを考えている。いちいち自分の中で消費されていく…
呼ばれていたのかもしれない 尻用の紙に。 まったくもって理解できない。理解というのはそれ、現実は受け入れるというスタンスでも「なぜそうなっているのか」、それを俺は受け入れることができないということである。 聞くところによれば、コロナ騒動とは別…
当たり前だが冬は寒い 暖冬だろうがなんだろうが寒いもんは寒い。 雪国では深刻な「雪不足」などと言われている。 果たして、雪とは障害ではなかったのか。 交通を妨げ、有象無象の行手を阻む爆弾のようなものだと思っていた私がいる。雪のおかげで何度、飛…
俺の腹には油そば 俺の頭の中にはトム・ヴァーレイン 喉の奥には風邪菌 明日の俺はフェス貴族 そんな幾重にもなる複雑怪奇な人生に恵まれたお陰で、悲しいかな暇ではなくなった。暇ではないというのはどういうことかというと、どうやら世の中では「暇」か「…
縁起という概念、事象、システムは確実に存在している。 とはいえ仏教の話ではない。本日のお題目である。 俺は人生において、友だちの友だちがまた別の友だちと繋がっていた、ということばかりである。奇妙な縁というのはこの旅でもまた、存分に感じ取った…
恋しちゃったんだ 多分 気づいてないでしょう 指先で送る君へのメッセージを認めてみても「ただの承認欲求じゃないですか」とか言われて大体においては涙を流し僕は君を忘れるから、そうすればもうすぐに君に会いに行けると思う。 この場合、二つの「君」が…
人生の得にならないことは何もしたくない。割とそう思っている。 効率主義者の私である。 なんの役にもたたねえ。そう吐き捨てるのは簡単だ。 シニカルに生きるのにマニュアルはいらねえ。それに必要なのは自己愛だけで、そんなチンケな保身性は吐いて捨てて…