フロムムサシノ

エクストリームラーメン専門家。ラーメンブログ史上最強の駄文による記録。

ラーメン二郎 池袋東口店 『まぜそば大 ほぐし豚 生玉子』

 

 

 

 

 

 

板橋まで行った。

ライブイベント、それも「板橋フェス」的なやつだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

が、いたのは若いパンクスばかりだった。

 

本当に板橋には縁がない。とはいえ板橋住まいの友人知人はかなり多めであり、今年は2回も足を踏み入れていた。江東区江戸川区荒川区なんかよりは圧倒的に近いかもしれない。と思ったが、今年は全てに足を踏み入れてるわ。

 

 


壇蜜の良さもわからないし俺はまだ赤羽を知らない。

 

 

 

というわけだ。西台の二郎が休みの日曜になぜこんなところまで、しかも浮間舟渡といえば俺の前々職の後輩たーみーが住んでいたところだ。

なんだか懐かしいな一回来たなぁ、なんて思いながらも室内スケートパークで行なわれるこのイベントで総勢10人程度の旧友と飲み戯れ音楽を聞いて踊った。

 

 

楽しかったなー、なんて思ったが、こういうイベントってのは本当に心意気の試されるものであり、私は際限なくビールを飲み続けた結果、泥酔間際の気持ち良い感覚のまま最強の最強船に乗り込んだ。

 

 

 

 

つもりだった。

 

 

 


新宿まで俺を運んでくれるはずの電車は俺を池袋で下ろした。。。いや俺を下ろしたのはなんというか俺が俺たる所以のアイデンティティなのかもしれない。

 

 


華麗にパンチョ横を通過して到着した黄色い看板…混みすぎだろ!!

酔っ払ってたからなんとかなったがこの1時間近くが辛すぎたな。

 


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こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

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見た目普段のものと何にも変わらぬこのフォルムだが、どうやらこれは「まぜそば」らしい。

 

 

 

 

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黒アブラでヤサイ食いつつ天地返してみれば…なるほど、猛烈なお醤油汁だ。これは絶対に好きなブツ。

 

 

 

 

 

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ズルッとやれば嗚呼………普通。

 

 

 

思ってたほど破壊力はないが、酔った身体には染み渡るものだ。

 

 

 

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しかしこのほぐし豚まじでいらなかった。

 

 

 

 

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味のしないシーチキンみたいなもんだった。シーチキンってあのアブラっぽさがあるからこそなわけで。

 

 

 

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しかし生玉子は大正解。

 

 

 

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サクッと完食フィニッシュムーブ軽く会釈して退店。

 

 

 

薄ブレを引いたのかどうなのか。
果たして髑髏なみのブツを想像した俺が悪かったのか。

 


この日出演していた友人が翌朝西台二郎に行っててちょっとグッときたことだけが救いだった。

 


当然帰りはパンチョに…寄りませんでした

ラーメン玄 『小ラーメン 生玉子』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

公然猥褻

言われてドキっとする

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とはいえ、刑法にひっかかるようなことは一切していない。私は猥褻物に関してはしっかりと懐に仕舞い込んでいる。懐ってそのままの今で捉えたらあかんでお嬢ちゃん。ドラマに出てくる怪しい関西ヤクザのような宣いっぷりを披露したくなるのも当然だろう。私はベリーショートに仕立て上げた異国の女性と一瞬で車中恋(一方的)に落ちたりするわけだが、極めて健全な人生を送っているという自負がある。

 

 


思い込みではない。

 

 

何も刺激が欲しくなるのはラーメン屋という現場に限られない。私はライブハウスほど刺激に溢れていて欲しい土地はないと考えている。

 

だから私は「開演から全裸で登場し曲を重ねるごとに服を着ていく」人が好きなのである。

 

 

 

 

全裸登場は周知の事実であり、我々オーディエンスは文句の一つも言うことができない。全員が公然猥褻の共犯者。警察ですらコートを脱ぎ

 

 

 


「奥さん、警察です」と迫り来る暴走金色夜叉をどうして止めろというんだ。

 

 

 


最高に楽しいひと時を堪能した。掟ポルシェ並びにロマン優光の可愛い声は国宝である。

 

 

 

 

 

と、いうわけで。
朝に宇ち多゛、昼にメジマルでがっつり食っていたせいで空腹感なし。まあ並んでるだろうから…と様子見だけしてみれば待ち10。

 

 

 

 

 

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どうする…
ど、どうしちゃう…

 

 

 

 

 

とか何とか一人で言って答えは決まってんだから早く並べばいいのに、迷ったフリして一回路地まで出てうしとらの前まで行ったあたりでヲタク特有の軽やかなUターンをキメて接続した。

 

 

 

 

 


客の民度がとにかく低い。多分ラーメン二郎には並ばないようなお父さんお母さんも並んでおり、しかも慣れてねえもんだからそのお父さんもイライラしっぱなし。

 

 

目の前に並んでいた人数の半分くらいが着席と共にコールするところを見ると、その辺の気合い入ったインスパよりも気楽に見えるんだなと思ってしまった。

 

 

 

 

 

 


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こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

 

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当然大ラーメンは避けたわけだが、小でもまあまあな量だ。アブラコールすればそれなりに多め、ブタはみっちり水分も残した感じが見えてよかった。

 

 

 

 

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天地返してズルっとやれば…先日の仙川の濃厚ブレのツケが回ったとしか思えなかった。
薄いもんな。色。

 

 

 

 


悪魔ラーメン化待ったなしでボトル半分近くの醤油をぶっかけて食えば何とかまあ食える物だがバランス悪し。
そしてこの麺が、俺は優秀だと思う。だからこそ完全にスープが負けちゃってるのはどうなのかと思ってしまう。

 

 

 

 

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豚も美味しかった。

 

 

 

 

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サクッと完食フィニッシュムーブ軽く会釈して退店。

 

 

 

 

 

誰かに感想を話したいと思ってたら某ラヲタの下北到着。

ビアバーうしとらで一杯飲んで「トンビ減らしてねえ?」

と意見一致の夜。

 

 

 


俺は幡ヶ谷に向かった。いつも通りのエクストリーム週末のスタートであった。

つけそば丸長 目白店 『小鉢甘め中盛り 生玉子』

 

 

 

 

 

 

 

 

まだオープンして1ヶ月なのに、

前橋の二郎を15回も食った人がいるらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほんとだよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

相変わらずの偏執狂ぶりである。前橋二郎のレポにおいてはInstagramいちだろう。

 

 

 

 

 

そう、週末東京酔どれグンマーおじさんである。

 

 

 

 


ここ最近は忙しくて東京に来れないなどとおっしゃっておきながらこの方は前橋の二郎に通いまくるし、たぶん11時開店にも関わらず結構前から並ぶことも想像にたやすい。

 

 

 

 

まあぶっちゃけSNSに投稿してないだけでめっちゃ食ってる常連さん…当然たくさんいるでしょう。

 

 

 

 

 


そんなおじさんとの久々の宇ち多゛ランデブーにコロ助と参加した。三代目の手厚い歓迎は基本的におじさんに向けられ、我々は当然援護射撃(銃口はグンマーおじさん)を行った。

 

 

 


楽しい時間は土曜朝、あっという間に過ぎていく。私はおじさんに「甘酸っぱいつけ麺食いましょうよ」と誘ったが「俺、浅草で蕎麦食って帰る」などとおっしゃる。

 

 

 

 

 

 


「夜は?」

 

 

 

 

「前橋の二郎を食うよ」

 

 

 

 

 

 


何をおっしゃるウサギさん、と一声呟いて私たちは目白へ向かった。

 

 

 

 

鬼の回転速度でチャーシュー◯ヤサイ◯メンマ×は完全にこちらの都合通りだ!完璧!

 

 

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こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

 

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うーむなんかとっても久々な気が。小鉢パンパンお砂糖ザラザラ!

からしっかり混ぜてくださいねーの掟は守ったほうがいい。

 

 

 

 

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茹でたて麺にブチ当たりし瞬間に俺の今日の運勢は決まったようなものだ。

 

 

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を持ち上げて一口食べればウーンデリシャス

 

 

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具減らしたところに麺をダンクしてズルッとやれば嗚呼…俺これが食いたかったんや…

 

 

 

 

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生玉子プチッとやればやっぱこっちよね。麺上よりもおかず上だわ。

 

 

 

 

 

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最後は残した麺に醤油ラー油お酢して堪能した!

 

 

 

 

 

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当然スープ割りして…って今回濃かったな。

 

 

 

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サクッと完食当然完飲制倶楽部ブチカマしフィニッシュムーブ軽く会釈して退店。

 

 

 

 

 

帰りの記憶なし。

 

 

 

 

お昼寝して起きて下北沢に向かった私を待ち受けていたのは
当然、全裸の掟ポルシェであった。



ラーメン二郎 仙川店 『小ラーメンブタ入り』

 

 

 

 

 

 

 

 

意志の弱い男は嫌いですか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

嫌いですよね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まあそうですよね。意志。軽い軽い。身体に反してまあ軽い。ペラッペラです。

 

人生逃げ道が大事だとここ3年くらき思い続けながら生きていれば私、すっかり自堕落な人生と共に文章能力を身につけちゃったみたい。しかも金にならないやつ。職業ライターなんか無理無理。たまに仕事もらって得意な分野を書くくらいならいいけど、やっぱ俺「アーティスト」だからね。

 

 

 


ここ笑うとこだぞ。

 

 

 

 

 


やっぱり自分のやりたいことしかやれない人生のようである。悲しいことにそれは人生のゆとりをえらく狭めることではあるが、あいにく多趣味で慕ってくれる友達も多いから割とやっていけているわけで。私に続けられるのはこういうことしかないのです。
だからパンチョ通いもすでに諦めの境地です。ナポ食い放題のブラックカードなんかをもらっても俺、ナポを頼まねえ気がする。

 

 

 

 

 

話を戻そうか。
たぶん似たような性分のミュージシャンが俺は好きだ。セルアウターいじめる楽なビジネスは好きこそものの上手なれで成り立つわけだから、やっぱり好きなことは続けるべきである。
そういうミュージシャンが集まるハコが好きだし、東京ってのはそういうミュージシャンを好む人間がかき集められていることを実感する。

 


私はそういうミュージックジャンキーの集いしライブハウスへ向かうため、新宿から京王線へ乗り換えて死都調布へ向かった。

 

 


はずだった。

 

 

 

乗るのを躊躇ったバカ混み電車は特急。私の目の前には各駅停車。まあいいやと飛び乗りましてはちんたら走る電車にまあ我慢ならんといって苛々の限りを尽くしていた私はこともあろうことか


仙川で降りてしまったんですよね。

 

 

 

 

 

 

 

特急に乗ればこんなことにならなかったのに、などと言いながらニヤニヤしつつもライブハウスに行くしまあ小でニンニクも控えめにしようなんて思ってた私がバカでした。

 

 

 

 

 

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こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

 

 

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到着してみりゃ空席あり、ロットブレブレで提供丼数少なめ…絶対に麺量ブレると思ってた俺大正解。

 

 

 

 

 

 

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えっ、色濃くねえ!?

 

 

 

 

 

 

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などと言いながらヤサイをアブラで食いブタさんコンニチワーしてみればいやぁいいボリュームの豚と麺。

 

 

 

 

 

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天地返してズルっとやれば嗚呼…あああ!?!?!?

 

 

 


しょっぺえ!!
やばい奇跡のお醤油感キタコレ!!
うめええええええええええええええ

 

 

 

 

 

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などと一人で盛り上がりながらズルッとやれば、いつまでも充実感溢れる麺啜りライフが続く。しかもこれ…油分もバッチリね!

 

 

 

 

 

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ブタにBPやニンニク載せて堪能したがもう、

 

 

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ただただもうこのスープが飲みたくて仕方なくなった。

 

 

 

 

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ぐっと我慢し麺に辛いのぶっかけて最後まで堪能した…

 

 

 

 

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サクッと完食完飲をグッと堪えてフィニッシュムーブ軽く会釈して退店。

 

 

 

 

 

ニンニクくせーかな、なんて気にしながら調布へ向かい、口を押さえながら出演者に挨拶した。

 

 

 

 


クッソ踊りまくったが腹が重かったことは言うまでもない。
歩いて帰るつもりだったのにバッテリー少なくて諦めた

さっぽろ羅偉伝 『醤油ラーメン大盛りアブラ多め ワンタン』

 

 

 

 

 

 

 

洗顔後に化粧水、とか、面倒くさい人生でした。

 

 

美意識のかけらもなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけではなく、俺、どうにも顔がベタつくのが嫌で。「どうせ天然の皮脂が湯水のように湧いて出てくる」などと言いながら、湯水ではなく油水であることも否定できないわけで。

 

 


知ってますか。私、鼻パックが趣味だったんです。

 

 

 

 

高校の頃はモテようと必死で。田舎高校生は2年生の時に美容室デビューをしてコンタクトレンズをはめてモテるつもりが、足を踏み入れたおしゃれな美容室はまさかの音楽室で。

 

 

これを聴けと預けられたCDは筋少空手バカボンナゴム全曲集、手渡されたVHSには2000年のフジロックでのブランキージェットシティのラストライブと、デッドエンドのライブが所収されていたものでした。次に行った時に手渡されたブツは何故かガスタンクの1st2nd3rdで、私は2ndにハマったのでした。

 

 

 


こじれた人生はそのあたりから始まりました。

 

 

 

 

そうこうして私は美容師に髪型などを任せ、自らの中身を磨くことを疎かに、否、方向性を間違えたせいでこんな腐れバンドマン・ラーメン好きの人生を極めていくことになったのです。

 

 

 

 


そんな中でも鼻パックだけはやめなかったはずだったのに、気づけばそれすらも10年間ご無沙汰になっておりました。

 

 

 

そうして私は亀戸の二郎で脂を溜めこ…むほど油脂はなかったのです。

 

 

 

 

 


剥がした鼻パックには悪の華が咲き誇っていたのです。

 

 

それはそれは、醤油ラーメンの油膜の上に咲いた蓮の花のように。

 

 

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こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

 


もうジム行くのやーめた!仕事忙しすぎ!!とか言ってみたものの、目当てのラーメン屋はどこも間に合わない感じになっていた俺を救ってくれるのはやはりここしかない。

 

 

最近我が師匠が食いまくってるここ…もとはといえば俺が食い始めたんじゃん!

 

 

 

 

 

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とか言いつつ初の醤油ラーメン脂多めにしてみれば湯気一切立たず。こんな休火山怖すぎラァなんて思って箸突っ込んで見れば大噴火。

 

 

 

 

 

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ズルっとやれば嗚呼アッツウイ!!アッッツウィ!!

 

 

 

猫舌と無縁の人生を送ってきたと豪語していた私の口腔内はボロボロになり、割と優しめな醤油が俺の傷口を塩分で締め上げていく。

 

 

 


うめえ。醤油も大当たりだ。

 

 

 

 

 

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というか三度の飯よりワンタンが好きな私にとってこの肉肉しいブツはいつぞやべんてんでいただいたブツ並みにビンビンくるブツだった。仏の顔も3度まで。

 

 

 

 

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南無三と一言呟いてニンニク召喚し堪能した!

 

 

 

 

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これご飯必須なやつだったな。

 

 

 

 

 

 

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サクッと完食フィニッシュムーブ軽く会釈して退店。

 

 

 

 

無駄な足掻きと分かってはいたものの俺、大久保まで歩いて黄色い電車に飛び乗った。歯磨きはしっかりしようと思った。

 

 


中央線ヤクザブルース

ラーメン二郎 亀戸店 『小豚入り 汁なし タマネギキムチ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三度の飯よりバターが好きだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バタ臭い男と呼んでくれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それもそのはず私は本当にバターが好きだ。何度目だこの話題。

 

幼少期の自宅ではパン食の文化が本当に弱かったからこそ、父方祖父母宅では焼き立てのパンにたっぷりのバターを塗って食っていた。バターがマジで好きだ。俺は一人っ子の鍵っ子だったので、腹が減ったらその辺にある親父の買いだめした煎餅やかりんとうに手をつけず、俺はバターを、親にバレないように切り取って食ったりしていた。我ながらずるいガキだったと思う。

 


私にとってバターはいくらやウニよりも大切なご飯のお供であった。

 

 

北海道においても賛否両論なバターライスだが、ご飯を食いきれなくなる子どもたちにとっては強い味方であり、ご飯をチンしてからバターをのせて醤油をかけるのがよい。ご飯にバターをのせてからチンするのは悪手中の悪手だ。

 

 

 

 

ちなみにアレだぞ、バターライスとバターご飯は俺の中では別もんだよ。
覚えときな。

 

 

 

 

 

 

そして私は大変なことに、昼休みにとんでもないものを見てしまった。

 

 


某店の卓上調味料にガーリックバターだと!
キッサマァ〜

 

 

 

 


そうして私は早くも東京で傷心したコロ助を呼び出し亀戸についてみれば嗚呼…並びねえじゃん。並んでジャストセットしてみれば…

 

 

 

 

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ブツがあった。

 

 

 

 


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こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

 

 

 

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亀戸の汁なしとかいつぶりだろうか。記憶がない。前回は去年のサマソニかもしらん。もしかしたら汁なし、食ってないかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

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とか思いつつキムチでヤサイアレして血糖コントロールしたのち天地返してズルッとやれば嗚呼…汁なし美味しいじゃん…

 

それでも若干アレな気がするけどまあブレの範疇。キムチに合うよね。

 

 

 

 

 

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俺は本番を迎えて麺の山にドバッとぶっかけた。それは恐るべきことに「ちょびっと」だったかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


…マーガリン…

 

 

 

 

 

 

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ブタにかけて食えばそれすなわち潤滑剤であり胡椒かけて食えばますますこれはガーリックトーストとして食いたくなるブツ。

 

 

 

 

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最後は花椒ぶっかけて堪能した!

 

 

 

 

 

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サクッと完食フィニッシュムーブ軽く会釈して退店。

 

 

 

コロ助は死にかけていた。

 


俺はピンピンしていたが魂が死にかけていた。

 

 

 


あのガーリックバター…定番化したらマジでやばいブツだでありゃ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


マーガリンだけど

ラーメン二郎 目黒店 『大ラーメンダブル豚入り』

 

 

 

 

 

 

ラーメン二郎を食べると、良いことしかない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

内緒だよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本当に人生においていいことしかなかった。
ラーメン二郎は完全栄養食である。野菜、タンパク質、適度な炭水化物。そして塩分と化学調味料。現代においてグルタミン酸は天然物から生成されているからよいものの、矢張りその「化学調味料」という言葉の響きは重くそしてギルティなものである。

 

 

 

 


そしてラーメン二郎は大人の嗜みだ。1日3食必要とされる食事という行為のうち、なんと1回が趣味になるのでたる。

 

 

 

 

「私、無趣味で困ってるんです〜」

 

などという女性の発言をよく聞くが、心配はいらない。ラーメン二郎を食え。

目指せ全店舗制覇だ。友だち1万人出来るかな?

 

 

 

 

 

でも大ラーメンはびっくり人間限定だ。

ほんとだよ。

 

 

 

 

 

 

 

サタデーナイトに唐突に火蓋が切られた我々の旅行記は、翌日サンデーモーニングにして即刻第一話の開始となった。

 

 


ラーメン二郎くらい良い女になれよ!」などとフェミニストが見たら一発レッド提示なジョークも飛び交う現場は、某区から発車した三菱デボネアの車内であった。よく毛が生えた心臓などと言うものだが、この車の持ち主はおまけに心臓がデボネアって感じで小林旭もびっくりの実業家でありインフルエンサーである。

 

 

 


2019年目黒二郎通い込み大賞実業家部門堂々第一位

株式会社おくりバント社長 高山氏だ。

 

 


そして同乗するは

2019年目黒二郎通い込み大賞ミュージシャン部門堂々第一位

 

100%DOPE SHIT無邪気にクソヤバすぎるスキルブチカマし続ける

skillkillsのマナブスギル氏。そう、ラードコアの伝道師である。

 

 

 

 

 

 

私にとってはあまりにも心強い味方。勝てるところといえば麺量とコールのドギツさだけか。今年どれだけ目黒二郎に通ってるかわからない若林中毒者二人と山手通りを下った。

 

 

 


しかしながらルノアール理論に則れば、俺にとって

 

「目黒で食券機に800円をブチ込みコラコラコール」

 

 

の流れは信頼と実績の証なのである。俺はそうして信用を勝ち取り人間力を高めてきた。

 

 

 


ディズニーランド目黒店よろしく行列ができていても一瞬で人数把握をし、着丼までの時間計算を行いつつトークのペースも調整する。

 

 

 

 


食レポではない。これはドキュメンタリーだ。

 

 

 

 

 

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こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

 

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目の前に現れた赤い丼は当然俺の予想通り麺量少なめで…完全に液アブラの海で…あった…

 

 

 


見よ!醤油の色がまるで見えない!

 

油膜という名の弾幕はもうブライトさんにも薄いよと言われないレベルのブツ。

 

 

 

 

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右舷!豚多いよ何やってんの!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 


これを啜るのが俺たちのDOPE THIS WAY

 

 

 

 

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ズルっとやれば嗚呼…完全に液アブラ味だ!天地返さずお醤油ぶっかけヤサイ食えばいい塩梅だ!アブラと合わせりゃ目黒食ってる気分のブツ。

 

 

 

 

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なんだかもう麺の具合もよくなっちゃって。これもっと食いたいブツだったな。外並び10以下だったら並び直してたと思う。

 

 

 

 

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そしてどこからともなく降ってきたこ、これは!?!?!?な赤い蓋をパチーンと弾き飛ばしてぶっかけりゃ嗚呼…はじめてのカイカンっつうかガイガンジェットジャガーそしてメガロと勢ぞろいだ。

 

 

なんつーかこれ、ある意味やっぱ危険薬物だったな。

 

 

 

 

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サクッと完食と言いたいところだったが油膜凄すぎてサクッと感皆無。俺っち完飲制倶楽部脱落!
完食フィニッシュムーブ軽くウィンクして退店。

 

 

 

 

サウナ上がりのメンズが整ったー!と叫ぶ理由がわかる気がした。

サウナでも確実に友情整えてるんだろうなと思える二人だった。

 

 

 


盃よりも丼交わす方が大事な人生がそこにあるんだよ。

 

 

 


良いラーメンは食べると眠くなるとか言いつつ22時過ぎまで飲んだくれた。

 

 

 

 


お二方AZMS!!